今週のお題「遠くへ行きたい」
国原さんは関係ないですよー。
さて、利尻富士。
と進んだところで東に向かいましたので、しばらく利尻富士を背にして進まなければならないのです。
後ろ髪を引かれるとは、まさにこのこと。
利尻富士に関して言えば、北海道巡りは反時計回りのほうがいいのかもしれない。
今さらだけれども。
がしかし。
これだけ天気がいいと、たとえ離れたとしても、かなり見える、かなーり見える。
たまに車を駐めて、しっかり見ればいいじゃない、そうすればいいじゃない?
ちょっと振り返ればいいのだから。
ここは富磯という漁港のようですね。
やっぱり利尻富士が見えたらさ。
今日はいいことありそうだなと、思いますやねえ、これは。
そして進んで、珊内。
見えてるのは、宗谷漁港かな。
珊内は、かつて伊能忠敬が樺太に渡る際ここから船を出したという由緒正しい場所らしいのですが、
特に町があるわけではないので。
グーグルマップ先生に聞くと、どうしても、どーーーーーしても、こちらが出てくる。
何も知らない私。
あれっそうだったっけ、うぅん違う違う、と頭をクラクラさせてしまう事象に何度見舞われたか。
宗谷岬の辺りをうろうろしていたつもりが、ぴゅーんと積丹の辺りまで飛ばされて。
酔うのよっ。
ついでに言えば、ノシャップ岬と納沙布岬。
ややこすぎやしませんか…。
ノシャップとノサップが別物だなんて……。
正直に言わせていただきますと、この2つが別のものだと私が知ったのは今日の午前中…。
この辺りの海辺って、こんなふうに鳥の足が届くくらい、浅瀬というか何というか。
波一つない静かな海面で、とてもきれい。
で、見えるとこに昆布がウナギのように浮いてたりするので。
これはもしや、珊瑚礁ならぬ昆布礁とでも呼ぶべき場所なのだろうかと。
ここに一度入り込むと櫂が海藻に絡んで進めなくなって、ああッッ……ていう、あの…!
とか勝手に思っていましたら、そもそもの地形がこうなんですね。
手前の静かな海が岩礁で、外海とのコントラストが非常にはっきりしております。
うん、ほんとに、とてもきれい。
ほんで、なんかスフィンクスみたいなのいる?と思いきや。
水浴びをしている象さんでした。
と思いきや、アラ嫌だ、弁天島という名前のある、歴とした島なのね。
こういうところの島は、大事だものねえ。
って、この弁天島、なんでもトドの島らしいのだけど。
朝日新聞デジタル:トド大群、押し寄せる弁天島 - 北海道 - 地域
目いっぱい拡大してみたら。
何か、いる。
何か、いる……!
何かいるけど……さすがにトドじゃないでしょう?
私はそんな大事なもの見落としたりしてないですよね、そうですよね?
夏にはいないんですよね、トド。
鳥ですよね……!
誰か鳥だと言って……!
ん、君が鳥なのは分かっとる。