見かけたので。
やってみたんです。
私は真面目な人間なので、真面目に本名フルネームでやってみましたよ。
そしたらね。
湯婆婆「フン。○○○○というのかい?貧相な名だねぇ。今からあんたの名前は大怪獣○○○○ンだ。
いいかい、大怪獣○○○○ンだよ。分かったら返事をするんだ、大怪獣○○○○ン!!」
○○○○の部分は大本名なので○○○○ですよ、ですがね。
そんな感じ?
そんな感じなの?
そのまんま過ぎて、結果をリンクなんてできないですよ。
で、私は思いましたよ。
ああ、これは私があまりにもクソ真面目に本名でやっちゃったもんだから、こんなことになったのかしら、山田太郎的な名前だとこうなりがちなのかしら。
ってね。
というわけで、夫の本名でやってみましたよ。
そしたらね。
湯婆婆「フン。○○○○というのかい?贅沢な名だねぇ。今からおまえの名前はときめきクライシスだ。
いいかい、ときめきクライシスだよ。分かったら返事をするんだ、ときめきクライシス!!」
なんやキラキラしとるやないけっ。
良かったわね、クライシスっ。
ふんっ。
何なのよ一体。
でもまあ、言うても本名ですよ。
この世界での私の存在は、本名よりも、やっぱりね。
ここでの私は○○○○というよりも、けいよいですかね。
というわけで、けいよい日記の「けいよい」でやってみましたよ。
そしたらね。
湯婆婆「フン。けいよいというのかい?貧相な名だねぇ。今からあんたの名前は狂月ノ暗幕(けいよい)だ。
いいかい、狂月ノ暗幕(けいよい)だよ。分かったら返事をするんだ、狂月ノ暗幕(けいよい)!!」
湯
ほうほう、なんや格好よさげな名前が……って。
結局、けいよいなんですか?
けいよいなんですよね、これ?
何があっても、私は私、私はけいよい。
そう、私は、いつだって、けいよい。
って、違ーうっ。
仕事をしなさいよ、湯婆婆っ。
どーいうことなのよっ。
でもまあ、私だけじゃあるまい。
こんなの私だけなはずがない。
というわけで、夫の日頃の呼び名と、夫のこの世界での呼び名でやってみましたよ。
って、なんぼあるんだ名前。
まず、日頃の呼び名。
リアルでの呼び名なので○○。
湯婆婆「フン。○○というのかい?贅沢な名だねぇ。今からおまえの名前はへだ。
いいかい、へだよ。分かったら返事をするんだ、へ!!」
そして、この世界での呼び名。
湯婆婆「フン。ぬーというのかい?贅沢な名だねぇ。今からおまえの名前は学級委員長だ。
いいかい、学級委員長だよ。分かったら返事をするんだ、学級委員長!!」
湯婆婆さん。
本当に、私にだけ名前を付けてくれないんですね……。
たとえ「ヘ」だとしても、それが屁だとしても、付けてもらえるだけいいよね、へ…。
ということでの、表題ですよ。
ふん。
私は彼の気持ちが分かります。
ああ、彼っていうのはね、伝染るんですに出てきた高校生くらいの男の子ですよ。
友達同士で、その人のイメージ数字を言い合ってる時に、ほかの人は3とか、7とか6とか、そんな数字だったのに、その彼だけ、何でしたっけねえ……35だったかなあ。
二桁だったんです。
で、その彼は泣きながら訴えるんです。
なんで俺だけ二桁なんだ、と。
気持ち……分かるわあ……。
あとね、木目ちゃん。
どこで見かけたんだったか忘れましたけどね。
上と似たような話で、友達同士でその人のイメージ色を言い合ってる時に、ほかの人は白だのピンクだのだったのに、その子だけ木目って言われたんだって。
これはね、マンガでも何でもない実話として書かれていましたよ。
私だけ木目と言われた、という、そんな実話ですよ。
ああもう。
35君と木目ちゃんと3人でお茶したいわあ……。
緑茶でね……萩焼の湯飲みでね……。
お茶請けは、松戸にある角屋のおせんべいがいいな……。
あーあ、今さら湯婆婆にこんな思いをさせられるなんて。
なんだかホントに、あーあだったんで。
最後に、こちらのけいたい日記、ときめきクライシスであり、ヘであり、学級委員長である私の夫がやっているブログ。
彼のこの世界での名前は、最早ぬーというよりも、けいたいなのかもしれないと思ったので。
「けいたいさん、美味しそうな料理ですね!僕もやってみました!」みたいなことを言ってもらうのが夢なようなので、彼の名前はけいたいなのかもしれないと思い、「けいたい」でやってみました。
すると。
湯婆婆「フン。けいたいというのかい?私を差し置いてけいたいを名乗るとは…私こそがけいたいだ!ヴェハハハハハ!ブゥン!」
……ディオ?
湯婆婆からディオになってない?ナニコレ
まあ、いろいろ、まあいいや。
あれだよね、私、結局さ、名前もらってないんだから働かなくてもいいんだよね。
そうだよね、うん、そういうことにしておこう、それならいいや。
うん、そう。
私は、けいよい。