奥様は麻雀がお好き
専らソフト。
か弱い乙女が、桜井章一とか鳴きの竜とかアカギとかがいるような雀荘に行けるわけもなく、専らソフト。
モットーは、「あがれなくても必ずテンパる。」
この志は、世間一般的に見て、高いのか低いのか。
徹マンとかも好きだった。
あの、どんよりした、まったりした、二酸化炭素の多めな空気感、不健康な感じが何より心地いい。
タバコの煙は嫌いだが。
好きな牌はピンズの3。
いわゆるダンゴ。
このあたりが、まだ素人を脱しきれない証拠である。
なにせ、まだ符計算はできない。
今パソコンに入ってる、「何となく麻雀」というソフトで日々勉強中だ。
やはりルールは、裏ドラありの、食いタンあり、でなければならない。
じゃないと、私のやり方を変えなきゃならなくなる。
テンパれば即リー、場を回すべき時は食いタンのみでもあがっとく。
大きな上がりは、必要なときにやればよいのだ。
ちょうど、アメフトのフォース&ギャンブルみたいなもんで。
大技ばかりをねらうとリズムが悪くなる。
そうやって、自分の手を作るだけでなく、場を把握しコントロールできた者がトップをとれるのだっ。
とか言っておきながら、いまだに確認を怠り、一番最初にドラを切ったりしてしまう私。
きゃー。
あなたの背中、透けてますか。
あ…煤けてる…じゃん…。