けいよい日記

キングオブ暇な私の、心の琴線

参 貝よ、君らは何者だ。

ええ、次に。
なぜ、貝類を表す漢字が、虫偏なのか。

 

蜷(ニナ)を筆頭に… 蛤(ハマグリ)・蜆(シジミ)・浅蜊(アサリ)・
螺(ニシ)・蛸(タコ)・牡蠣(カキ) などなど。

 

これは「虫」というものの概念が、いわゆる「昆虫」だけではないから、こういうことになるようです。

 

 

動物の中で、獣でも鳥でも魚でもない小さな生き物が、全部 「虫」。

 

ということで。 

 

蛇(ヘビ)長虫とも言うそうです・蝸牛(カタツムリ)でんでん虫ですね・
蛙(カエル)・蝌(オタマジャクシ)・蛞蝓(ナメクジ)・蛭(ヒル)・
蝮(マムシ)・蚯蚓(ミミズ)……

 

そして、貝類も虫……なわけです。

 

蝌=オタマジャクシあたりが、私としては衝撃的でした。  
一文字で表せるとは、びっくりです。

 

余談ですが、逆に貝偏はお金に関する漢字です。
買、財、貨、資、販、賃、貯、…これは昔、貝をお金の代わりに使ったからなんじゃないかということでした。



あーと、うちの「ニナ」が、他のところで別名を持ってるのも見つけました。

 

上げ潮玉 や いしぶた …石豚じゃなくて石蓋でしょうねぇ。
 
上げ潮玉なんて、確かにそのとおりです。
上げ潮の時の、玉ってかんじです。 実に写実的な名前ですね。

 



お心当たりのある方、いらっしゃいますでしょうか?  
 
海辺の人ー! 海辺ー!






ああ…。 疲れた…。

 

ええーと、 読んでくださった方、本当にありがとうございました。   
さぞかしお疲れでしょう。

 

疲労回復には、貝類に多く含まれているタンニンが効果的です…でも。





東京の魚貝類、 まずいんだよおおおおおっ。





ああ、アサリのおみそ汁が食べたい…。   
砂がじゃりじゃり入っててもいいから…。




あ、つーか、になが食べたいぃね、になが。
ご利用まことにありがとうございます。