けいよい日記

キングオブ暇な私の、心の琴線

オフ会報告書弐之巻

腹ごしらえも終わったところで、さてこれからのことを決めようかと、くつろぎながら話し合うも決まらず。

当然です。

誰も決めるつもりなど、ないのですから。


食べ終わったのが12時半くらいでしたか。
それからサンバが始まるという1時半まで、結局お店で涼ませてもらいました。
下町は、こういうのを何となく許してくれるので、大好きです。
許されることなら、そして、見えるものなら、お店の窓を開けてここから見ちゃだめかなぁ、とか言い始める輩もいましたねぇ。

でも、そういうわけにもいかないので、酷暑の中、それを吹き飛ばす為の諸行であろうサンバカーニバルを見に(嫌々)外に出ました。



踊っておられました。 

サンバというより…お遊戯…といった感のグループもありましたが。



真面目に見ていたのは、ほんとにペダルさんだけでしたねぇ。 偉いですねぇ。
他の3人は、とりあえず鳥の羽っぽい人をチラッと見たら、
「もう、いいよねー。」って感じでした。
なので、とても名残惜しそうなペダルさんを無理矢理引きずって、水上バスの所へ移動しました。


と、ここで、非常に重要なものが目に入ってきました。

そうだよ貧ちゃん、これを見に東京に来たんだよね!
うんこです!  金のうんこです!

これを見た貧ちゃんは子供のように喜んでました。

「うわぁ、ほんとだ、金色だー!」

私が「隣のビルはビアジョッキで、上の部分が泡なんだよ。」と教えると、

「うわぁぁ、ほんとだぁ、ビアジョッキだー!」

と声をワントーン上げて、さらに喜んでくれました。

この情報で、そこまで喜んでくれたのは君が初めてだよ。
っていうか、きっと後にも先にもこれっきりだろうよ。

なんかしんないけど、ありがとう。


で、まあ、こういうのは一目見れば充分なので、我々は水上バスに乗って浜離宮を目指しました。
揺れてるような気がするのを、必死で気のせいだと言い聞かせながら。
ああ、これは、私だけですかね。
でも水上バス、なかなか面白かったですよ。
浜離宮に行くんなら交通手段としてはベストと思われます。

浜離宮について、じりじり照りつける太陽の下をふらふらと4人で散歩しました。
木がいっぱいありました。
蝉がいっぱい鳴いてました。
日陰がほとんどありませんでした。


なので、掘っ立て小屋みたいなところに緊急避難しました。
その時点で、いったい何時だったんでしょうねぇ、きっと誰も何も考えてなかったと思います。

ここで、お抹茶をすすりながら、また涼んでました。
本当に気持ちのいいところですよ。
言い訳がましいかもしれませんが、つい時間を……。

ペダルさんが寝っ転がって、お店の人に怒られてましたっけね。

すっごい残念そうでした。



時間を忘れて、いや本当にサッパリ忘れてくつろいでいると、1羽のカモが…。

「何か、食いもんくれ。」

とやってきました。

しかし、わたしらは何も持っていません。
貧ちゃんが「ガムならあるけど…」と言ってくれましたが、いや、それだけはあげちゃだめだよねぇ、うん。

でも、我々は彼女と遊びたい。
ので、手を差し出したりしていたのですが、そこでペダルさんがチラッと噛まれたような気も。

グッジョブ、カモちゃん!

それでも、しばらくペダルさんはカモちゃんと戯れていました。
このとき確実に、彼のいろんなレベルは、カモと同じ程度だったと思われます。



それにしても、です。
みなさん、貧ちゃんとペダルさんの、カンファでの罵り合い、お聞きになったことありますでしょうか。

「ばーか。」

「おまえが、ばかって言うな。」

「おまえこそ、ばかって言うな。」

「あっ、お前。」

「あっ、こいつ。」

いつもこの調子です。

温室育ちの私は、口にこそ出しませんが、ああまた2人が…やめてよ…ケンカはやめてよ…と、いつも心を痛めていたのです。 ……ほんとうだよ?


が。  この2人。

笑っちゃうほど、仲がよろしい。




貧ペダが、雷門の裏手で初めてあったときの顔、皆さんにお見せしたかったですよ。
2人とも、満面の笑みで。
貧ちゃんは、「うわ~、いるよぅ、本当にいるよぅ…。」となにやら感極まっているご様子でした。



こうして2人は、この狭い半間の隙間にスッポリ、いや、シッポリと収まって、何やらお話ししてました。

なんかお財布を出してたみたいですけど、貧乏話でもしてたんでしょうか?

ご利用まことにありがとうございます。