けいよい日記

キングオブ暇な私の、心の琴線

モツレクの勧め

モツレク」 とは。


モーツアルトのレクイエム、のことです。

略して、モツ・レク

私は、この略し方を初めて聞いた時、「ツルモク独身寮」を思い出しました。  
チッチョリーナカットゥ。




今日は、モーツアルトの誕生日。
しかも生誕250年だとか。


ヴォルフガング・アマデウスモーツァルト

オーストリアザルツブルグ生まれ。
35歳という短い生涯のうちに300曲以上のメロディーを世に送り出しました。



アマデウス」という映画を見ていただければ、彼のことはよくわかります。


ある一つの才能を持って生まれてきてしまった人間が、どんな人生を歩んだか。
彼の音楽をふんだんに使って描かれています。

特に「レクイエム Requiemニ短調 K.626」が作曲されていくくだりは、息をのむ迫力です。

ヴォルフィーと呼ばれた青年が、自分の命をとして、このレクイエムを書き、道半ばで力尽きてゆくのです。

音符の一つ一つが、彼の命の1分1秒であるかのように。


まさに、レクイエム。
鎮魂歌、です。



鎮魂歌ということは、仏教でいうところの、 なむみょうほ~れんげ~きょ~ と同じなのでしょうかね。

……。

確かに南無妙法蓮華経は、お坊さんの良い声で聞いていると、あんなに気持ちの良いものはありませんが…
(ええ、寝てしまうほどに)。




モツレクは、ずっとずっとドラマティックです。

人一人の人生の中にある、それこそ良い事悪い事を全て詰め込み、全てを思い出させるような、そんな曲です。

喜怒哀楽だけではなく、罪と罰からも、決して目を背けることを許さないような、厳しい曲です。



格好いいですよ。

機会があれば、聞いてみてください。
(大音量で)






CMでも使われていたと思います。

東京電力オール電化の。
鈴木京香と男の子と、怖い姑が出てくるやつ。

南極の流氷の上に、怖い姑が吹雪の中立っている場面の曲、 あれ、モツレクの中の一曲です。








って、まあ。

そんなことより。

我々にとっては、こっちのほうが大事ですかね、やっぱり。



ナナ公さん。
お誕生日おめでとう。



何才だっけ。

ご利用まことにありがとうございます。