モツレクの勧め
「モツレク」 とは。
モーツアルトのレクイエム、のことです。
略して、「モツ・レク」。
私は、この略し方を初めて聞いた時、「ツルモク独身寮」を思い出しました。
チッチョリーナカットゥ。
ある一つの才能を持って生まれてきてしまった人間が、どんな人生を歩んだか。
彼の音楽をふんだんに使って描かれています。
彼の音楽をふんだんに使って描かれています。
特に「レクイエム Requiemニ短調 K.626」が作曲されていくくだりは、息をのむ迫力です。
ヴォルフィーと呼ばれた青年が、自分の命をとして、このレクイエムを書き、道半ばで力尽きてゆくのです。
音符の一つ一つが、彼の命の1分1秒であるかのように。
まさに、レクイエム。
鎮魂歌、です。
鎮魂歌ということは、仏教でいうところの、 なむみょうほ~れんげ~きょ~ と同じなのでしょうかね。
……。
モツレクは、ずっとずっとドラマティックです。
人一人の人生の中にある、それこそ良い事悪い事を全て詰め込み、全てを思い出させるような、そんな曲です。
喜怒哀楽だけではなく、罪と罰からも、決して目を背けることを許さないような、厳しい曲です。
格好いいですよ。
機会があれば、聞いてみてください。
(大音量で)
(大音量で)
CMでも使われていたと思います。
南極の流氷の上に、怖い姑が吹雪の中立っている場面の曲、 あれ、モツレクの中の一曲です。
って、まあ。
そんなことより。
我々にとっては、こっちのほうが大事ですかね、やっぱり。
ナナ公さん。
お誕生日おめでとう。
お誕生日おめでとう。
何才だっけ。