けいよい日記

キングオブ暇な私の、心の琴線

その歴史・きゆゅぴぃちゃん

ーピーちゃん?

ーピーちゃん?



昨日皆さんのお耳にも入ったかと思われます、この話題。

調べてみました。

すると。

結構、いろいろ出てきましたよ。


ホコリが。



まず、この話題が持ち上がった経緯を、ご説明しましょう。


事の発端は、私が ハニーさん からいただいた、この 「たこやきキューピー」。



いや、何度見ても可愛らしいですなぁ。


ほんでもって問題は、この子が入ってたパッケージに、このように書いてあったことなのです。





……オニール?

NBAの?  

オニール?



あ、これは シャキール・オニール か。




んじゃ、このキューピーちゃん絡みの「オニール」は、なんだろな?と思っていたところへ。
けんぞーさんナナ公さん から、情報をいただいたわけです。

お二人の話だと、キューピーちゃんは2種類存在するらしい……なんと!

つーことで、まず結論から言っちゃいましょう。


キユーピーマ○○ーズのキユーピーちゃんは…………言ってしまえば、パ○リです。


パセリじゃないよ、けんぞーさん。 先に言っておく。





さあ、きゆゅぴぃ物語を始めましょうか…。



そもそも最初に生まれたのは、キーピーちゃんの方。

生みの親が、先述の ローズ・オニール その人なのです。

ーピーちゃんが生まれたのは、1909年のアメリカ。
イラストレーターだったオニール女史によって描かれました。

絵本のキャラクターだったんですねぇ。

コロコロした愛らしい風貌は、世界中で愛され、当時一世を風靡したとか。


そしてそして…。


ちょうどそのころ、ある極東の国で、マヨネーズを売り出そうとしている食品会社がおりました。

栄養のあるマヨネーズを、いろんな人に食べてもらいたい。
そのために、親しみの持てるキャラクターは、何かいないだろうか。

ということで、当時大人気だったキーピーちゃんにあやかろうと、あのマークを商標登録したのです。

それが現在の、キーピーちゃん。

食品会社さんのスタンスとしては、あくまで「別物」ということらしいです。

ーピーの「ュ」が「ユ」な理由は、 単にデザイン性の問題 とHPにも書いてありました。



…………。

ええと。






この話、裁判沙汰にまでなってまして。

1998年に、ローズオニール遺産財団から正式に日本での著作権をもらった何とかいう団体が、食品会社を訴えたそうです。

結果は、原告の請求が棄却されて終わり。


確かにねぇ…。

このキーピーちゃん、キーピーちゃんの誕生の地であるアメリカでも、商標登録されてるんですねぇ…。



でもきっと、キーピーちゃん側としては納得がいかないのでしょうか。

これはキーピーちゃんじゃないよ、キーピーちゃんだよ、と。

この「たこ焼きキューピー」のように逐一・最大限主張していこうと、心に誓われたのでしょうね。



まあ、我々としては正直…………今更どっちでもいいですやねぇ!



キューピーちゃんは可愛いし。
マヨネーズは美味しいし。


んね。




が、しかし。

ああ、神よ。 何故このような幼気な子供に受難を与えたもうたか。



丸くおさまることを願ってやみません。


じゃないと怒っちゃうぞぉ、きゆゅぴぃちゃん。



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