けいよい日記

キングオブ暇な私の、心の琴線

西山スタンプラリー

西山さんざん、というものをご存じでしょうか。

 

西山散々、じゃないですよ。

あっ。

誰ですか、のことを思い浮かべたのは! 酷い人!


「西山三山」で、ございますですよ!




京都の東山は有名なお寺とかも多くて(清水寺とかね)、知名度は全国区かもしれませんが。


ちゃんと西山もあるのです。


ちなみに北山もあります。

南山もあります。 

焼肉屋だけど。

しかもよく見りゃ、焼肉南山は北山にあるのですね、なんてややこしい。





それはともかく、西山三山ってのは、西山にあるでかい寺三つ、善峰寺光明寺・楊谷寺のことです。



さあさあ「三山」とかいう括りがあると、全部行ってみたくなるのが人の子というものデスヨネ!

今年こそ、秋の西山三山制覇…!



とか思っていたんですが、まあ、うち二つは去年行ったし~~。

 

光明寺

善峰寺 (一番下だけ秋の写真)



諦め方があっさり過ぎる? 
うん、そこが良いところだよねってよく言われます。



ということで、ひとつ残ってた楊谷寺だけ行ってみました。


ほんとはさぁ。

一日で全部、それも歩いて制覇するくらいしたら、なんか御利益あったりするのかもだけどー。


無理なのよ、この三山。

位置関係が、こんな感じなのさ。

 

 
山、登って下りて~、登って下りて~、登ってお……カァァァァ! 

車でも苦しいちゅーのよ、一日制覇なんて。

 

特に、この楊谷寺がまた、すんげぇ山奥。
ひと山超えて別の集落に行く、って感じ。




たぶんあれだよ、日本昔話で言うと、

 

「今日はもう遅い。山の中で日が落ちてしまうから、この村で泊まっていかれたほうがえぇ。」

 

みたいな世界だわよ。





さて道のりは、山奥なうえに、くねくね道。


タクシーでくねくね道を登っていってると、酔うか酔わないかの瀬戸際になります。

ケポッていくわけにはいかないし、気を紛らわす為しょうもないことばっかり考えちゃいます。



西山三山のひとつ、善峰寺の麓には、この人のおうちがあったのです。(過去形)

 

 

 

 

そして庭には、カジキのオブジェがあるのです。(現在形)



他人の手に渡ってなお、カジキのオブジェが撤去される気配がないあたりが、ミステリー。




ほんでね。


せっかく西山三山って銘打ってるんだから、なんかスタンプラリーでもあればいいのにね、って。

いや、いっそそれぞれの山の麓に松方弘樹の家があればいいのに、って。



あ、それで、庭のカジキが色違いなのね、って。

 

 

 




いや、それより松方弘樹が色違いだったりしてね、って。

 




そんな話をしてるうちに、峠を越えて楊谷寺に到着。

別名、柳谷観音。





ここ、知名度、めちゃ低。
でも、もみじ、最高。








水面に映る紅葉が、とても幻想的でした…。




でもピントを合わすトコを間違えると、ビックリするほどガッカリでビックリでした…。

 





ということで、とてもイイトコですよ、ここ。
超オススメだけど、教えたくないから、ファン記事~♡

 

にしようかと思ったけど、まあそんな影響力があるわけでもなし、けいよい日記。 
解放。




これらは先週末に行ったときの写真なんで、きっと今ちょうど真っ赤っかだと思います。

 

行きたい人で行ける人で行ってみようと思う人がもしいたら、行ってみたららら。






あ、マゼンタ色の松方弘樹は、いませんよ。

 

念の為。

 

ご利用まことにありがとうございます。