サイにも縁がない。
で。
昼間☆紫陽花を求めて、月曜日に善峰寺に行ってきましたよ。
これは一人でね。
ばーんとタクシーで乗り付けてね。
いや、行きにくいけど遠くない、ってところにあるもんでね。
ネットで調べた限りじゃ、今が盛り。
天気も紫陽花向きに夕立の後の曇り空。
カメラの電池の換えも持ったし、日焼け止めも塗りまくった、手袋だってしてますよ。
完・璧。
今回は、お金もたっぷりあります、帰りだってタクシー呼んじゃうよ、MK万歳!
私は、飲み物を買って、500円払って善峰寺に入りました。
確かに、紫陽花はばっちり見頃です。
いえ~いとばかりに、私は早速カメラを取り出し、とりあえず中の画像を空にしてから撮ろうと思ってね、カメラの画面を見ましたよ。
そしたらね。
なんだか、いろいろ消してしまいたかったですよ。
準備万端整ったつもりだった家での自分とか。
タクシーの運転手さんと楽しく交わした会話とか。
おぉこれはネタになると思った自分とか…!
仕方がないので、(ほんとにどうしようもないのね、これって…!)
たまたま充電たっぷりしてあった携帯電話で撮りました。
それがねぇ、今、私の携帯、なんかしらん、写真を撮ったらシャッター音しますやん?
あの音がね、「ドンドンドンパフパフパフ!」の「パフッ」なんですよね。
明らかに問いかけてるんですよね、パフで。
なんで?
なんか、いじったっけ、私?
携帯で撮るしかないのに、撮るたびに「パフ?」「パフ?」って。
人出はそうでもなかったんですけどね、静かな山間に響き渡るんですよねぇ、「パフ?」って…。
ちらほらいた観光客の皆さん、さぞかし耳障りだったことだと思います。
「紫陽花、綺麗だねー! ……で、あの人は何故、あんな音を…?」
すいませんね。
せっかくの綺麗な紫陽花なのに。
100%楽しみたかったでしょうにね。
そのうちの1%くらいが、あの「パフ?」っていう変な音への疑問で占められてしまったことでしょうよ。
よくわからない、なんだかもどかしい疑問が、彼らの心の隅に生き続けることでしょうよ、一週間くらい…。
まあ、そんなこんなでね。
紫陽花は綺麗だったんだけど、心ゆくまで写真を撮ることはできていないのですよ。
だから、別の日に、無理矢理ぬーを連れて行くことになるのですが、それはまた、別のお話…。
とか王様のレストラン気取ってる場合じゃないんですよ。
この。
この、月曜日の帰りがまたねぇ…。
まあ、それはまた、別のお話ですけどね。
ところで、これがいつも「けいよい殿」に見えてしょうがないんですよね、善峰寺。
これがある所、お寺の中でも一番眺めの良いところでね、なかなか気分も良いので、いっそ「けいよい殿」ということにしちゃいたいくらいですよ。
ほんとは、「けいしょう殿」です。
桂昌院が肩入れしたお寺だそうで。
眺めの良いところは、ちゃんと徳川が押さえてるのかしらね。
ちなみに秋はこんな感じ。