けいよい日記

キングオブ暇な私の、心の琴線

再び、オオイヌノフグリ

夏休みも終わりです。
みなさん、自由研究はお済みでしょうか。

 

私は「にな」の研究で、お茶を濁そうかとも思ったんですが、宿題が残っていることに気が付きました。




オオイヌノフグリ です。   

 

いや Oh! イヌノフグリ です。



以前、記事にさせていただきまして、ええと、不本意ながら私の代名詞のようになりかけましたが。

 



あんな絵では、いまいち納得がいかない方も多いのではないかと思いまして、写真を引っ張り出してこようと。
そう思い、色々調べていますと、例によって、出てくる出てくるあれやこれや。
まあ、そんなあれやこれやを、ここらでまとめさせていただきたいと思います。




まず、オオイヌノフグリとは なんぞや。

 

シソ目ゴマノハグサ科 クワガタソウ属  オオイヌノフグリ

 

 
ほんとに、可愛らしくて、綺麗な花だと、心から思います。
名前の由来がどうあれ、私は、私は、この花が好きですっ。

 

つーか、紫蘇の仲間だったとは…。

 

このオオイヌノフグリは、帰化植物です。
つまり日本古来の植物ではなく、1890年頃にやってきた地中海原産の花だとか。
地中海から、えっちらほっちら、やってきたわけですねぇ、こんな小さい花が。

 

イワーテから東京までも、いいかげん遠いというのに……本当に頭が下がるばかりです。




そこで気になるのが、オオイヌノフグリの オオ の部分。

 

大きい……何と比べて大きいのか?     
そう、イヌノフグリです。

 

シソ目ゴマノハグサ科クワガタソウ属  イヌノフグリ

 

 
この、もともと日本にいたイヌノフグリに非常によく似ていたため、そしてそれより大きいために、オオイヌノフグリ命名されたわけです。



イヌノフグリは、オオイヌノフグリとの生存競争に負け気味で、あまり見かけなくなってしまったそうです…。
今では何と、絶滅危惧種に。

 

こうなると、なんだかイヌノフグリを応援したくなるのが、日本人というものでしょう。

 

二つの植物は、花の大きさが、こんなにも違います。

 

 
くぅ。
これでは、イヌノフグリ、ひとたまりもありません、ええ、ありませんとも。




続く。  タマの写真は続きでどうぞ。
ご利用まことにありがとうございます。