男・男・男。
私は音楽が好きな方だと思うが。
聞くとしたら、シングルを聞くより、アルバムを聞く方が好きな気がする。
あの、いろんな曲が詰まっていながらも1つの世界が形成されている感じが良いのだ。
あの、いろんな曲が詰まっていながらも1つの世界が形成されている感じが良いのだ。
なので、いくら売れたシングルがアルバム12曲中8曲入っていてお得感があったとしても、その曲達がバラバラだったり、ただ詰め込んだだけだったりすると本当に聞く気が失せてしまう。
グレイのベストとか。
グレイのベストとか。
作り手のセンスが問われるところだと思うのだ。
アルバムというのは、どんな曲をどこに入れるかまで、綿密に計画し、構成されているものなはず。
アルバムというのは、どんな曲をどこに入れるかまで、綿密に計画し、構成されているものなはず。
だからその昔、アルバムをカセットに録音する際、45分のカセットテープに丁度入りきるからといって曲順を換えて録音してしまう人間が信じられなかった。
……。
この作業をパッとイメージできない方もいらっしゃるのかもしれないが。
説明がめんどくさいので、省略。
とにかく。
こんな感じの諸々の理由で。
私は、映画のサントラや、企画もののCDをやたら買ってしまう傾向にある。
サウンドトラックを聞きまくっているのに映画は見たことない、とかいう映画もざらにある。
サウンドトラックを聞きまくっているのに映画は見たことない、とかいう映画もざらにある。
最近では、スヌーピー展で売られていたチャーリーブラウンのクリスマスソング、というアルバムを夏に買った。
そして。
昨日買ったのは。
ぐりんさんに連れて行ってもらったカフェで、たまたまやっていた「男前豆腐フェア(?)」。
そこで売られていた、
「なんだかもう物凄く男前豆腐店」
視聴した感じではおそらく、男気を感じさせるロックを集めたような、そんなアルバムに聞こえたので即買。
帰って、いそいそと聞いてみると。
いやぁ。
ラインナップを紹介すると、こんな感じ。
そう。
全部、オリジナル。
ボーカルは、伊藤JOHNNY信吾。
作詞作曲ほぼ全て、伊藤JOHNNY信吾。
誰だ、伊藤信吾。
曲調は全て、ロックをベースにした歌謡曲、といったところか。
イントロ部分などは、昭和のニオイがしてなかなか良い。
イントロ部分などは、昭和のニオイがしてなかなか良い。
というか何より。
この人達……、本気だ。
たとえ歌詞の途中に
たとえ歌詞の途中に
い~ま、俺はラ・リ・ル・レ・ロッ♪ 心の底から、ラ・リ・ル・レロッ♪
とかいうのがあっても、この人達は本気だ。
それが伝わってくるのだ。
このアルバムで、男気を、豆腐への情熱を、いや。
ひとりの豆腐職人としての、己の人生を歌い上げている。
すばらしい。
悪ノリも、腹を据え徹底的にやったならば。
そこには、「商品価値」という名の贈り物が、天から舞い降りるかのごとく生まれてくるものらしい。
さぁ、5曲入り1500円。
胸焼けするほど男前がぎっしり。
あなたも心の底から、ラリルレロしてみませんか。
ジョニー!
ジョニーには娘がいるらしい。