サウンド、ドール。
perfume、買っちゃった。
音も好きだけど、PVを見るのも結構好き。
可愛いねぇ~みんな。
お人形さんみたいだよ。
お人形さんみたいだよ。
ちょいと、お勉強の時間ですばい。
さしずめ、世界を芳香で満たすおつもりってとこか、perfume。
彼女たちを見ていると、つくづく思う。
映像というものは、2次元。
当然、映像の中の世界は、2次元。
その中に存在するもの全てが2次元。
よって、そこに存在する人間も、2次元を越える必要はない。
設定という名の幅は、あってもいいかもしれないけど。
そう…例えば。
彼女たちの好きな食べ物が、右から、イチゴ!オレンジ!ダンゴムシ!である。
などという設定。
2次元の世界では、そういう性格付けが面白さを広げる要素になるのは、確か。
だがしかし、それは、あくまで設定。
それが真実である必要はない。
いや、真実かどうかという判断が、もはや必要ない。
私は、彼女たちに対して人間味を求めようとは思わないから、そんなもの邪魔だ。
むしろ邪魔だ。
邪魔なものは、すべからく排除されることを望む。
perfumeのPVを見ていると、その辺りが徹底されていて心地良い。
1つ1つが、作品たりえている所以だろうと思われる。
親しみやすさ等を売りにするアイドルもいるけど、まぁ…賞味期限は推して知るべしでしょ?
その手の人間が生み出すものは、作品とは言い難い。
だって。
その存在がその人でなければならない必然性まで、持っていけないもんね、そんなんじゃ。
さぞかし生存競争が大変だろうと思いますわよ、えぇえぇ。
きっと聞くも涙語るも涙なねぇ…ねぇ、麻婆豆腐が飲み物な彼女とか、ねぇ。
きっと聞くも涙語るも涙なねぇ…ねぇ、麻婆豆腐が飲み物な彼女とか、ねぇ。
perfumeの彼女たちは、アイドルというより、doll(ドール)なのだよ。
だからね。
あんまり、露出しない方がええと思うのよね。
テレビに出て、「えー!かァワァいィいー。」
とかしゃべっちゃってたら、興ざめ。
あぁもう、興ざめ鮫。
絶対、見ない。
絶対、見ない。
彼女たちの音楽が、どこか懐かしい、というコメントをよく見かけたが、あたしゃ懐かしいを越えて郷愁を感じるよ。
私がアルバムを聴いて思い出したのは、うる星やつらだった。
そして、それを見ていた、畳の部屋とこたつとみかんだった。
ちょっとアニソンっぽいのかしらね。
とにかくね。
芸能人ってのはね、二次元でいいんだよ。
アキバに行って、じゃんじゃん飾られてる宣伝用のポスター見るたびに思う。
この人達が「本物」である必要って、まぁっっっっっっっったくないよなぁ、って。
じっつは、いっませんでしたぁ~♪ ってなっても、まったく困らん。
その人の「絵」だけありゃ、事足りるんだもん。
だから、カメラの前の自分と…本当の自分が……とかいうの、要らねぇと思うよ。
聞いてないし。
うん。
なにをかいわんや。
これでいいのよ。
そのうち、そんな時代が来るのかしらねぇ~。
CGも相当なことになってきてるみたいだしー。
…てか、実はもうなってたりして。
*1:文