けいよい日記

キングオブ暇な私の、心の琴線

杏を脇に置きまして。

 
桜はすっかり終わりましたが、花は他にもございます。

 


私らは、花を求めて長野くんだりまで行ってきました。

お目当ては、杏の花


頃は、4月の1?日でしたか。

そう、まだ咲いてる桜を尻目に杏花見です、細かいことはいいじゃないですか。



 

どこかってぇと、長野県の……ええと、「あんずの里」で検索すりゃ出てくるよ。
(そう、たぬきさん、森だよ、森。なんかそんな名前の古墳があったよ。)


とーにかく、遠かった。


関西と長野は、つながっていないと言っていいね。

名古屋経由で4時間くらいかかります。

 

目的地に着いたら、いつのまにか「イコカエリア」から「スイカエリア」に変わってましたわよ。
 
パスポートにスタンプ押さなくてイイノデスカ? くらいの距離だわね。
 
岐阜は関西のイメージだけど、長野は関東なんだねぇ~つくづく。
東京からは新幹線で2時間ちょいってとこな筈。

 

 

杏は、タイミング見計らって行っただけあって、巨・満開でした。
 
うふ♡


可愛いよ、杏の花は。

まるっこーいの。

梅のでっかい版って感じですな。 

色は淡いピンク。
 
見事に咲き誇っておりました。
 
杏の向こうにゃ、雪山の白。
良いところです。




樹齢200年以上の杏の木、なんてのもチラホラいらっしゃいましてね。


「この辺りって…いったい、いつから杏の里なんですか?」

って、彼に聞いてみたけど、言葉が通じませんでした。

 


売ってるモノも、杏杏杏♪とっても大好き、あんずオン☆パレード。

なんだかみんな、楽しそう。



まぁ、これだけ杏一色な杏の里ですからね。


ホラ、こうして花盛りの期間中、街の人は杏の花の色の服を着ることになっているそうです。

 

 

そして実がなる頃にはもちろん、実に合わせてアプリコット色の服を着るそうです。
 
その収穫を祝う、という思いを込めて。




すごいですよねぇ。

うん、何が凄いって。

 


もし、この話を少しでも信じちゃった人がいるならば、その素直さが、何より凄いです。

 

アナタの宝だと思いますよ、大切になさってください。








ま、そんなことは置いておいて。



この見事に広がる杏畑を見やりながら、ぬーが言うのです。



「杏の花は、ほんま俺の脇によう似てるなぁ。」

 
 
私はね。
私は、彼のことを大抵理解しているつもりなのですが。


テレビで 行者にんにく の話をしてる時に「これって沖縄の人が好きよなぁ。」って、ぬーが言えば。

「うん、それはきっと 島らっきょう。」って、そくざに訂正してあげられるくらい。


それくらい、大体の事において理解しているつもりなのですが。




今のは、わからん。
わからんぞ。

 




け 「何?今、なんて?」

ぬ 「いや、脇毛にね。夏場の。」

 


け 「……。」

ぬ 「ほら、俺の脇毛、夏場になると…。」

 


け 「……あぁ。」

ぬ 「ね?」




うん。

 

あぁあ、わかっちゃった。
わからない方がいいような内容だったけど、わかっちゃった。


わかっちゃった自分をまったりと後悔した、その時の私の哀愁を、

皆さんにもおすそわけいたしましょう。


あ、食事中の方は、食べ終わってからの方がいいかもしれませんよ。





杏の花ってのは、これこのように。

 

 
一本の枝にびっしりと、一輪一輪が密に並んで咲くのですよ。
いっぱい咲いてるのなんて、枝が見えないくらい、みっちり。


ぽ……ぽこぽこぽこぽこぽこぽこぽこ……っ!って。




で。

ぬーの夏場の脇毛ってのは、ええと。



 

あの、念のため再度言っておきますが、お食事中の方は後にした方が。

言いましたよ、言いましたからね。

 



ぬーの夏場の脇毛ってのは、そう、いっぱい汗をかくんでしょうね。


その汗が蒸発したあと、「残った何か」が、脇毛一本一本にね、纏わりつくんですよ。

黒いはずの脇毛が、その「纏わりついた何か」で、変色してるような状態なのです。

その「纏わりついた何か」で、毛が一回り太くなっちゃったりね、
してるようなことになっとるわけです。

 


ぬーの脇毛のこと、分かっていただけました?

やあ、汚いデスネ!
洗っても取れないんだってさー。




んで、それが、杏の花の咲き方に。

 

 

花が纏わりつくように咲いてる、その枝が、にょんにょんと伸びてる感じに、とても似ている、と。


ぬーは、言いたいわけね。

うん、確かに似てるわけね。
 
うん、これ以上、杏の花と絡めて語るのは、鈴木杏に失礼だから、
杏の名前を出すのはココまでにしますね。



で。





私は、改めて聞いてみたのですよ。
あれって、何で出来てるの?って。

 

でも、分泌者本人にも、よく分からないそうです。


そこで、二人でつらつら考えてみました。


汗だから、まず塩だろう、と。

それとー、人間の汗って事はミネラル分とかも入ってると思うのよ。

 
あと、いろいろ出汁が出てると思うって、ぬーは言うのよ。
旨味成分が豊富、だそうなのよ。



ああ、ってことは。



味○素なんだ、あれって。」

「まぁ、そんなもんやな。」



へぇ。



あ、欲しい方いらっしゃいます?
ひと瓶500円くらいで売りますけど?
お料理に、使ってみられます?




とりあえず、色はね。

 





茶色。
ご利用まことにありがとうございます。