素朴な愚問。
ほら、世の中にはさ。
こっちの人達がいらっしゃるじゃないですか。
で、双方の関係性としては。
こうですよね。
でね、この間、この方がですね、その手の話をしておられたのですよ。
自分が、いかにＭで、そういうところに行って、どんなことをしてもらっているのか、なんていう話をね。
それはもう、そよ風のような笑顔で。
音を消して見れば、「最近犬を飼い始めてさー」みたいな話でもしているかのような顔でね。
「この醜い肉の塊が！」なんて言われてるんですよ～♪ てな具合に話しているわけです。
本当に、小春日和のような顔で。
私はねえ、その顔を見て、本当に疑問に思いました。
だってね、山ちゃんは嬉しそうなわけですよ、ええ。
それはまあ、当然のことだからいいんでしょうよ。
Ｍなんだから。
でもさ、おかしくないですか。
Ｓの人。
Ｓの人は、どうなんですか、その辺。
Ｍの人は、Ｓの人がやってることによって、ことのほか喜んでおられますよ。
それで、いいんですか 
？
？Ｓの人って、それが楽しい人でしたっけ。
Ｓって、そういうものでしたっけ。
私のイメージする、Ｓの人というのは。
人に屈辱を与えることで喜びを感じる。
それがＳの人。
なので。
たとえどんな酷い仕打ちをしていたとしても、
山ちゃん本人が喜んでいる以上、女王様はＳとして成り立っていないのでは？
と思うわけです。
だって、人が喜んでいるところを見て幸せに思うって、それはもう。
奉仕活動 じゃないですか。
日曜の朝８時から公園に集まってするようなことをするのが、女王様？
そんなバカな。
いやそりゃ、彼女達はある意味女王様なのかもしれませんが、ちょっと違うでしょう？
そういうんじゃないでしょう？
なんか、すごく腑に落ちないのです。
全然落ちない。
私が思うに、山ちゃんのこういう顔見たって、本当のＳなら全然おもしろくないと思うんですよね。
だからって、こんな顔されても興ざめっていうか。
やっぱり、最低でも、こういう顔とか。
こういう顔とか。
で、最終的に 、こういう顔でピクリとも動かなくなってこそのＭ。
だと思うんですけどねえ。
それに、女王様は自分で鞭を使うなんてことしないと思う。
人にやらせるのが基本だと思う。
女王様は、汗なんて一滴も掻かないって。
ドロンジョ様も、自転車を漕ぐのは、のっぴきならないときだけだったでしょう？
毎週でしたけど。
そう。
そうですよ、見て。
見てください。
この状態こそが、ＳとＭです。
いや、この組み合わせは美しい。すばらしい。
ほんと、ＳＭの世界というのは、どんなふうに成り立っているのでしょうか。
ＳがＭをいたぶればいたぶるほどＭは喜んでしまうという構図を、彼らはいったい、
どのように昇華しているのでしょう？
きっと私の知らないことばかりなのでしょうね。
あ、いや、そんな説明してくれなくてもいいんですよ。
ものすごく知りたいというわけでもないので。
つーか、私、山里さんは、Ｓだと思うんだよねえ。
Ｍは、こんな顔しないし。
たぶん彼女とかもいるんだよ、きっと。
それにさー、この人に好かれるかどうかで、女性タレントの行く末、決まっちゃってるじゃん、最近。
どうしてどうして、実は結構な権力者ですやん、やっだーもう、こっわーい。
本当に賢い人なんだろうなーと思います。
ご本人の努力の積み重ねが結果に出ているのでしょうね。
