きのこの山より、たけのこの里。
これほど、そのままな漢字も珍しかろうと思う、今日この頃。
京都って、筍が有名でねぇ。
この辺で、「山」といえば、竹林。
それも、隅々まで手入れの行き届いた、惚れ惚れするような見事な竹林が続きます。
あの風景を見ると、なんだかホッとするのよねぇ。
ほんで今、ちょうど季節だし、筍料理を食べに行きたいねぇ~なんて、
ぬーを洗脳しようとしていた矢先に。
スースーさんから、筍を頂きました。
実は、産地に住んでいながら、京都の筍を手にするのは、お初。
だってー。
なんというか、私のライフスタイルと真逆に位置するもの、っつーかね。
なので、なんとなく縁遠いものだったのですが、しかーしっ。
貰ったとなると話は別です。
スースーさん、ありがとう。
ええ、そんなもの、我が家にはありませんでしたとも。
で、茹でました。
どっかで、皮ごとじゃないよ…!っていうスースーさんの心の叫びを目にした気がするのですが気付かないふりをしました。
か、香りが…香りが違~~~~~う……♡
なんと濃厚な香り。
世の中いろいろあるとは思いますが、旬のものかどうかの違いは、なんと言っても香りだと思います。
何度も鼻から胸一杯に吸いながら、皮を剥かせていただきました。
剥かせていただくのですが。
……ど、どこまで?
せっかくの生筍。
見た感じ全部柔らかそうに見えるし、いっそ全部食ったろかと思っちゃいましたが。
まぁ、ちびちび食べて確認しながら、姫皮であろうと思われる部分を確保いたしました。
ということで、「第一回チキチキ!スースーさんから貰った筍を食べ尽くすぞー大会・2008」。
筍ご飯は、鶏の胸肉でやったよ。
いやぁ、美味かったぁ。
甘いのよ。
旬、万歳。
スースーさん、万歳。
あのメニューで、筍一人一本ずつくらいだったんやけども。
筍ご飯なんて、一膳しか食べなかったのに。
というか、腹ぽんぽんで食べられなかったわ。
いやぁ、苦しかった。
次の日、たっぷりと例のものが出たのは言うまでもなく。
で、「第二回チキチキ!スースーさんから貰った筍を食べ尽くすぞー大会・2008」は。
メニューをチロッと変えてみました。
筍トマトスパ・筍のさしみ・筍ステーキ・筍煮たやつ・姫皮の梅和え。
だってぇ、ステーキが思いのほか旨いんだもん、姫皮もー、やっぱ煮たヤツは外せないしー。
美味しくたらふく食べました。
ほんで、第二回でも一人一本分食べたんだけど、第一回ほどには腹が膨れなかったのよ。
イッキに腹が、ぶぅぅぅぅうぅぅぅぅっっと膨れよりました。
いったい私の胃の中で、どんなことになっとるんだ筍よ…と思いつつまた腹を抱えながら。
今年二回目の、はぅぅぅぅぅぅぅぅ……。
筍、恐るべし。
で、最後の筍ご飯になるべく、もう一本が水に浸かっておる状態で。
「第三回チキチキ!スースーさんから貰った筍を食べ尽くすぞー大会・2008」。
で、この量ですので、当然のことながら、はぅぅぅぅぅぅぅ……も、きっちり三回目をこなし。
ここ一週間で2㌔太ってたわ、ハハハハハハ!
笑い飛ばせ、アハハハハハハ!!
さっ、腹の脂肪を笑い飛ばしたところで。
そう、皮を剥くと、ほんとにこのパックの水煮くらいになっちゃうのよ、シクシクシク…。
みなさんが食べてる筍が、どんなもんなのか分かりませんが、私はコレを見ると、
ちっこ!って思います。
デカイというより、もっと長いのよね。
20㌢は余裕であったと思う。
それを、端から切っては食べ切っては食べ…食べ…食べ…きらないうちに次のを貰い……
ってのが一ヵ月続き…。
季節もさぁ、もちーと後だったような気が…するの。
で、筍の種類を調べてみましたらば。
直径7~8cm、長さ15cmくらいの細身の筍。出回るのは孟宗竹の後。苦味や甘みが少ない淡白な味。
孟宗は地中のものを掘るが、淡竹は地上に出てきたものを採る。
そうそう、地中のを掘ったりなんてそんなことするんだヘェッって思ったんだよね、
ど、どどどうなのかしら、これなのかしら、種類が違うっていうことだったのかしら、ねぇどう思う?
カニコさんとか、けろさんとか、どう思う??
まあとにかく。