というわけで、淡路島に行ってきました。
京都から淡路島までは、車で3時間。
車で3時間というのは、近いのか遠いのか、実に微妙な距離なのですねえ。
決して近くはない。
が、遠くもない。
というか。
淡路島までは、案外近いのですよ。
そう、上の写真の所までは、せいぜい2時間弱でした。
あそこは、すぐそこに明石だの神戸だのが見える、淡路島のここになります。
大和芋で言うと、これの右手のところです。
ほんで、目的地である水仙が咲いてるとこは、淡路島の逆の先っぽに近いのです。
淡路島に上陸して、大和芋水仙郷に行くまでが、さらに1時間半かかりました。
まあ、びっくり。
淡路島って。
広いのね。
大きいのね。
長芋とは違うのね。
大きいのね。
長芋とは違うのね。
私の勝手なイメージで、芋一周2時間くらいでしょ、とか思ってたんですが、とんでもない。
思ってる以上に時間が掛かるのねウワォ!的な感覚でいうと、北海道にひけを取らないでしょう。
行かれる方は、ご注意めされ。
しかしまあ、瀬戸内はやっぱり、天気が良いと最高です。
まあ~天気の悪いときだと、まあ~どっちでもいい所なんですけど、天気が良いと、ほんっとに気持ちが良い。
清々しいとは、このことか、と。
水仙も綺麗でした。
灘黒岩水仙郷から見える風景は、崖っぷちなので、こんな感じ。
あの島は、沼島です、「ぬしま」。
一昔前、一世を風靡したのを覚えてらっしゃいますでしょうか。
『沼島の春』の、沼島ですよ!
あの沼島ですよ!
あの沼島ですよ!
まあ、わからなくていいですよ…。
ほんでもって、実は淡路島には、水仙郷というのが、もう1個ございます。
名前は、立川水仙郷。
ここがですね。
なんや、いわく付きのところでしてね。
本日の隠れメインスポットでございますよ。
本日の隠れメインスポットでございますよ。
さあ、近づきますよ!
どんどん臭いがきつくなります。
入口となると、もうアナタ。
いやそりゃぁ入るのを躊躇せずには、いられませんって。
でも係の人がね、絶対逃がさないぞ♡って顔で、マチカネお待ちかねなので逃げられません。
そんなあれこれを無かったことにするためでしょうか、水仙饅頭を1人一個くれますけどね。
そんなあれこれを無かったことにするためでしょうか、水仙饅頭を1人一個くれますけどね。
で、それを食べながら駐車場に進むのですが。
これがまた、えっらい急な下り坂なのです、それだけで、ちょっとしたアトラクションです。
ギャァァァァァァァァッ…!って言いながら、脇汗だくだくで駐車場に車を止めて。
さあ、水仙を見ましょうか。
狭っ。
少なっ。
少なっ。
なんだか、ここの水仙は、これぐらいなようです。
昔の写真とかだと、もっと、ワッシャァと茂ってるんですけどね。
昔の写真とかだと、もっと、ワッシャァと茂ってるんですけどね。
でもまあ、これも仕方ないのでしょう。
今現在、ここのメインって、もはや水仙ではなくなっているのです。
今のメインは……これです!
嘘です!
いったい誰がやるのでしょうか!
とりあえず、『民俗資料館』なるものに入りましょうね。
で。
これで充分、この『民俗資料館』の何たるかを、おわかりいただけるかと思います。
ここに咲いている水仙は綺麗でしたよ。
でも、その後ろは、こうでしたよ。
原・始人。
この絵の中にネプチューンの名倉がいないかなっ、って探したけどいませんでした残念。
そうですね。
もういいですよね、『民俗資料館』は。
さあ、ここからが、いよいよメインです。
お勉強をしましょうか。
おしべとめしべの。
まあ、なんというか。
こういうことです。
自分が何型なのかを確かめたい方は、自分で行って、見て、確かめなさいよ!
これすべてを写真に撮ってくるエネルギーなんぞ、私にはありません、ええ、ありません。
ほかにもいろいろ、本当にいろいろ、本当に本当にいろいろあるんですが、すべてが。
すべてが、棒と穴に絡んだ話に終始しております。
神社の御神木を使って作ったという、等身大の♂棒の彫刻が10本ぐらい立ってたりね。
ありませんよ、そんなもの。
等身大って、そのものの大きさじゃなくて、すべて私の背の高さぐらいある等身大ですよ、
お間違いなく。
それが10本。
……なんで誰も止めなかったんでしょうね。
壁にも、いろいろ貼ってありました。
びっしりと。
あ、これ、ちょっと面白かったですね。
面白かったんでね、『別格・言葉なくして(アッウッ)』のとこをアップで撮ろうとしたんですけど。
部屋の中なんで暗くてね、写真がブレるんでね。
ちょっと身体を固定して……と思って、そこにあった丁度良い柱に肘を乗っけて、
パシャっと撮りましたよ。
で、撮れた撮れたと思って、ふとその柱を見たらね。
そしたらね。
その柱が、チン木だったりしたんですよね。
ところ狭しにも程というものがあると思うんですよね。
とても疲れるんですよね。
ぬーに、 「やっぱし男はこういうのが楽しいのか」 と聞きましたところ。
「うむ。非常に興味深い。」
という元気な答えが返ってまいりました。
なんだろうね。
なんだろう。
なんなんだろう、あの、いろんなところから感じるプレッシャー。
穴とか棒とかに、全部目が付いとるんじゃなかろうかという圧迫感。
穴とか棒とかに、全部目が付いとるんじゃなかろうかという圧迫感。
息も絶え絶え。
入口にはね、係のおじさんが1人、テレビを見ながら、ただただ座っておられます。
大丈夫なんだろうか。
あんなとこに一日中いて。
でもまあ、土産物売り場のオバチャンには、ちょっと荷が重いわよね、そうよね。
……。
そうですね。
もう、帰りましょうか。
しかし、帰るにも、激坂を登らなければ帰れないわけです、ええ、激坂を下ってきましたから。
我々の前の車は、途中何度も止まりつつ、やっとの思いで帰っていかれましたよ。
その途中に、こういうのがあったりするんですけどね。
もう、それどころじゃないし。
もう、胸がいっぱいだし。
もう、いいし。
さ。
帰りましょう。
そんなことより、ご飯です。
鯛のあら煮、最高ね。
お品書きには、あら煮って書いてあったのに、もうこれ、兜煮じゃーん♡
我々、こういうの大好きなので、結構、根こそぎ食べるんですよ。
でも、この日の鯛は、途中でね。
ハリセンボンのはるかさんに、微妙に似てしまったので、ちょっと食べにくかったんですよね。
しかも食べ進めるほどに似ていくような気がして。
何だか、はるかさんに申し訳ないような気がしたので、できるだけ修復してみたんですけど。
ぼんやりと春菜さんになってしまいました。
わーコンビ愛。
で、最後のデザートに、アワビのバター焼きを食べて満腹御礼。
げぇぷ。
げぇぷ。
やっぱ海ものは海で食うに限るのぅ。
あ、そういえば、ご飯の前に、神社にも行きましたわ。
なんと、さっきのチン木の出所です。
いざなぎ、いざなみ、っつーたら、日本を作ったお2人なわけです。
で、最初に作ったのが、ほかでもない、この淡路島なのだそうです。
……本当に。
なんでチン木の件、
誰も止めなかったんでしょうね。
うん。
今度は、純粋に景色とか楽しむためだけに、また淡路島に行きたいと思います。
心から、そう思います。
ええ、心から。