けいよい日記

キングオブ暇な私の、心の琴線

ゴールデン・ハンター!

ん?



2005・ハンターXハンター強化月間終了 (05年11月23日~30日)

 

全然月間じゃない。 短っ。 っていうか週間でいいじゃん。



とりあえず読んで、まず思ったこと。

 

ドラゴンボールは偉大だ。

 

ドラゴンボールの呪縛から逃れられないのは、鳥山明だけではないのだろうか。
ハンターXハンターを読んでいても、その影響が色濃く残っていると思わざるを得ない。



旦那にそう言ってみると、いやそれは違う と反論してきた。

 

じゃあ何なんだと聞くと、



ドラゴンボールの影響じゃない。 男塾だ。」



ああ。

 

聞くんじゃなかった。




ジャンプの王道を行こうと思うと、どうしても、ああなってしまうのか。

 

しかしながら、その「王道」は、 いくつになっても面白いということを認めないわけにはいかない。
心優しき単純バカな主人公と、それぞれに個性的な仲間達。
彼らが小賢しい敵をなぎ倒す様は、いや、その様子を安全な場所から「読む」という行為は、実に楽しい。

 

だが、話が一直線だと、やはり飽きる。

 

そのあたりを、富樫って人は、色々な曲線を使って上手に料理してくる。
その曲線の形が…ドロドロしてたり、グロかったり。

 

きっとカイトは生きてるさ! ああそうだね! って言ってた次のコマで、当人の生首を出してくるあたりが素晴らしい。

 

今のご時世にあっているのだろうか、 あら、いやだねぇ…。




一番好きな場面は…どこだろう。

 

父親の登場シーンは結構好きだし、とても上手いと思う。
「ボ」 3連発だけで、父親の人となりを見事に表現しているし、……あの変な生き物に乗ってみたいじゃないか。



それと。

 

流星街に巣くった蟻さんを、旅団の人達が退治した後、姿を変えてしまった仲間達を戦って殺してあげるところ。  

 

強いって大事だ。
人に優しくしようにも、強くないと無理なんだわ、そもそも。



そして、もうひとつ。

 

レオリオ。
一瞬、リオレオになってるコマが…。
ややこしい名前付けるからだよねぇ…。



物足りない部分をあげさせてもらえば、前半、キルアの家族に、もうちょっと活躍してほしいところだった。 

 

母親あたりに。



この子には自分しかいない。
この子の最大の、そして唯一の理解者は私。
なぜなら、私と彼はつながっているから。
私がいないと彼はだめ。
私から羽ばたこうなんて許さない。
あなたにそんなことできやしない。
私の側にいればいい。




こういう思考は蜜の味だ。

 

一度味わうと、なかなか手放せない。

 

そして大抵、対象者にとっては鬱陶しいだけの存在で、必要としているのは自分の方だってことにも気が付かない。



その辺で、エグいことをやってもらいたかったのだが…なんや、あまり出番がありませんな、お母さん。
そんなことを思ってる間に、なんやキルア君、目覚めちゃってるし。
しかも、他人からの指摘で。
妹さんががんばってはるが、妹という立場上、ちょーっと期待とずれそうな予感。

 

って、あれ、女の子だよねぇ?



とにもかくにも、だ。

 

あのねぇ。

 

ところどころにある、あの…。




ぬ……ぬ……ぬり絵を塗っちゃぁ、だめかなぁ…。



ああっ、あっ、手、手が勝手に…!
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