けいよい日記

キングオブ暇な私の、心の琴線

月刊バースディ

さあ、10月です。

 

お誕生日月間です。



うちは、ほんと記念日にきっちり何かやるとかいう習慣がまったく無い家です。

ああ誕生日が近いねぇ、なんか欲しいもんあるんなら買ったら~?

って感じです。

 

旦那の誕生日も、そう。
クリスマスも、そう。
結婚記念日も、そう。




あの、ドラマによくあるシーン。


奥さん 「アナタ♡今日は何の日か覚えてる?」
夫さん 「んー、なんかあったっけなぁ、疲れた寝る。」
奥さん 「キー!私の20年はなんだったのー!」



っての、あまり理解できません。
入籍した日なんて、二人とも覚えてねえし。






ということで、我が家は月間中。

 

その月間の間、何をするかというと。


なんとなく買い物をする機会が増え、ご馳走を食べる日が増え、どこか行く日が増え…します。




なのでね。


出費的には多分、記念日にちゃんとやる方が賢い、と。


最近になって気付いたんですが、これからも気付かないふりを続けるつもりです!






つーことで、月間になんとなくゲットした品々、こちら。

 

 

これね、ageteっていうとこのアクセサリーです。

 

 

指輪の方はピンキーよ♡
 
なんかねー、ここのってば私の琴線に触れるものが多いのですよ。
華奢で。
ちょっとアンティークっぽい?感じのが。

 



いやぁ、気に入ったのが見つかった時って、嬉しいよねぇ。

 

ひー!か、かわいい! 欲しい!

 

っていう感情って、実に楽しい。
なんか、そう思えるブランド?があることそのものが、ひっさしぶりな気がして余計に嬉しかったのです。

 

ショーケースを見てる間中、私がニコニコしていたせいか、店員さんがカタログくれました。
よかったら、って。

 

あたしゃ、ショーウィンドウでトランペットを見つめる少年か。

 


店員さんは、ピンキーリングのお話もしてくれました。

幸せってのは右手から入ってくるんだって。
ほんでピンキーリングしてると、入ってきた幸せが左手から逃げちゃうのを防ぐことが出来るんだって。
半笑いで説明してくれましたよ、店員さん。


その時は手が浮腫みきってて、私の小指には大きさ的(3号)に、かなーりパッツンパッツンだったんだけどねぇ。
でも、これくらいがいいです、って。
関節が入るのなら、その方がいいです、じゃないと落ちるから、って。
確かに、そうでした。
浮腫んでないときだったら、たしかにこれくらいで丁度いいや。

 

ほんでもってピンキーって、してるの忘れるくらい邪魔になりません。
結婚指輪の方がよっぽど邪ジャジャジャーン。

 

 

まあ、とにかくいろいろ満足したのです。

 

ageteで。


にしても、ageteって変わったよなぁ、昔はココまで惹かれるものは無かった気がするよ~。

昔はもっと、ビーズっぽい石とか使ってて。
壁にいっぱいアクセサリーが飾ってあってさぁ。
だいたい、名前に「PARIS」って付いてたよなぁ。
テリアのマークと一緒に。



 

そうそう、こんなシルエットのやつね、そうそ……ぅ。




 





……!

 
う、うわぁぁぁぁぁ!ち、違っ……!





だ、だれか、蓋!
私の今までのこの諸々に蓋を…!








…。

 

本気で間違ってましたよ…。
一ヶ月の長きにわたり…。

 

パソコンで検索してみるまで気付かなかったのよ…。
この記事、こんな内容になる予定じゃなかったのよ…。



つーか、ageteって、昔からあったっけ?
外に出て買い物するのが久しぶりだったから、全然知らんかったわ、アハハ。






いや、私が言いたかったのはね。

 

気に入ったものを買う喜びってのは、そう簡単に転がってるものではないと思うのですよ。
巡り合わせですよね、モノとの。

 

だから、思ったのです。
わぁ、私が素敵だと思えるモノを作ってくれて、ありがとう、って。
ありがたいなぁ嬉しいなぁ、って。



だから、思ったのです、更に。

 

お客様は神様です、ってやつ。

 



駄目だね、あれ。





作ってる人達の方が、偉いよ。



だって、消費する側ってば、モノがないと、買うこと出来ないんだからねぇ。
いっくらお金持ってたって、モノがないと、米の一粒すら買えやしないんだよ。


ものを作り出してる人達は、本当に偉い。




サービス業というものも、あるけれども。

それでもやっぱり、客が神様なのはおかしい。

対等でいいと思うね。

してもらって、ありがとう。
させてもらって、ありがとう。


で、いいんじゃないのか。


相手のことを尊重しあって、一瞬のやりとりの中に信頼関係を築く。

 

そういうもんじゃないのか。

それが楽しいんじゃないのか。




私は、客だからってお店の人を召使いのように扱う人が、とても嫌いです。

というか、そういうのを見させられるだけで、なんだかストレスです。

消えてしまえと思います。

まあ、そんな人間のことはサデ捨てておいて。




NHKの番組で、靴職人さんの特集やってたんですよ。

 
その職人さんの手は、長年の作業でごっつごつ。
司会者の人は、その手を、素晴らしい手だと絶賛されておりました。
 
私もそう思ったし、きっと姫様もそう言うでしょう。


また、その人が作る靴ってのがもう、とろりとするほど美しいのです。

モノ作りっていいなぁ、と。

 

しみじみ思った秋の夜…と言いたいところだが、あれはまだ夏だった。





 

ああ今、無性にナウシカが見たい。

 

 

ユパ様!この子私にくださいな。
ご利用まことにありがとうございます。