けいよい日記

キングオブ暇な私の、心の琴線

ルチ結婚式

 

何の気なしに、このアバターにしたんですけどねぇ。
なんか、この状態の自分を見たことあるよなぁ…って思ってましてね、ここ2、3日。



いやぁ、思い出しました。
私、この状態になったことありましたわ。

 

ええ、リアルで。 (メガネ込み)




それは、結婚式のカツラ合わせの時のことでしたよ。
かれこれ……6年前ですわ…うわぁ。



お世話になる予定の美容院に行きました。

 

普通~の格好で。
ジーパンに適当な上着着て。

 

って、当たり前ですけどね。

 

カツラを合わせるからって、着物着ていくわけにもいかないし。
普通の着物じゃ、どっちみち変だろうし。

 

んで、普通の格好で、カツラを被ると、こうなっちゃうわけですよ。
その時の私は、まさにこんな感じでした。

 



しかもね。
わたしね。

 

 

頭デカイんっすわ。


それもね。

 

後頭部がデカイんっすわ。



 

んで、ちょうどこのころ、切るのがめんどくさいという理由で髪の毛もかなり長くてですね。
デカイ頭の回りに、長い髪の毛をどうにか巻き付けて、さぁカツラを被りますよね。

 

すると当然、こうなるわけです。

 

 


あら、入らないわね……。

あら、これも駄目ね……。

あ、奥から大きいのを……。

 

を……。

 

……。

 



 
結局、いっっちばんデカイカツラになりました。

 

一番でっかいカツラで、からだは普通の格好で。
いやぁ……目も当てられない姿でした。

 

つるっとしたナデ肩の上に、クラクラするほどでっかいブツを乗っけて、鏡に映る自分。

 

それをメガネをかけて確認したわけですわ。
 

 

 

……蚊のなくような声で、付き添ってきてたぬーを呼びましたいぃね。

 

呼ばれて飛び出てきた、ぬーは。

 

 

笑いやがりましたよ。

指を指す勢いで。


ショックを受けた私のナデ肩は、いつも以上に、必要以上にナデ肩になりました。

 

そして、うなだれる私を見て、美容院のおばさんが一生懸命励ましてくれました。



 

 

そんなことないですよ、とっても似合ってますよ。

今はそりゃ、格好が普通の格好だからアレですけど。

白無垢を着たら、とっても映えるんですから。

大丈夫ですよ。

 

大丈夫ですよ。

 

大丈夫ですよ……・・・・。



 

一言一言が、背中に積み重なっていくような気分でしたっけ…。

 

まぁそんなこんなで、カツラをカポッと外して、私は元に戻りました。

 

よろよろと店を出ていった私が、よほど頼りなく見えたのでしょう。



美容院のおばさんは、店先から

 

 

似合ってましたからねぇ~~~……!!



と、力強く声をかけてくださいました。

 

振り向いて、弱々しく笑っておきましたけどね……。
そっとしておいてほしかったです…。





ふっ。
いまとなっちゃ、いい思い出ですよ。



だから、こんなのを作ってみました。





すげー。
半端ねー。




あ、ふらふら飛んでるのが、トリガラです。

 

あ、猫の名前ね。
黒猫の名前。




あ、そうだ。
この記事を「作る」にあたって、てふさんとかぐりんさんとかぷにさんとか、いろいろお世話になりましたわい。

 

多謝。
ご利用まことにありがとうございます。