けいよい日記

キングオブ暇な私の、心の琴線

一年中は、やめてくれ♡

雛祭り、終わりましたね。


やっと……やっと、世界がこの歌から解放されましたね……!

 

 

ほんとにねぇ、そのうち、「ひなまつり」じゃなくて「ひなまちゅり」の方が、辞書に載りはじめるんじゃないかってくらい、流れまくってましたよ。
ほんと…エンドレスは勘弁してもらいたい……。


いわゆる「おひな様の歌」よりも、こっちの方が子供達に人気なんでしょうかねぇ?

ミニモニ…。

この季節だけ復活するんでしょうね、これからも。
 
クリスマスの時の山下達郎のように。
 
ある意味、すげぇ…。

 


まぁ、「ひなまちゅり」になることはないでしょうけど、「ひなまつり」って元々「ひいなまつり」って呼ばれてたそうですよ。
なので、京都の祭事では「ひいな祭り」という言葉の方をよく見かけます。

 

「ひいな」とは、人形のこと。


女の子用のおもちゃのおにんぎょさんのこと。

 

ということは、リカちゃん人形とかもそうなるってことか。 わー。

脈々と受け継がれてるってのが、すごいですねぇ。


とはいえ、こと「ひな祭り」の雛人形に限っては特別な意味があります。

あれは、生まれてきた女の子の、身代わりになるお人形なのです。

だから3月3日に、流し雛を川に流して厄を落としたりするわけよ。


いや、何が言いたいかっていうとね。


身代わりっていうことはだね。


 女の子一人につき一対あるべきものなわけですよ、おひな様というのは。

もちろん、段々雛を2つなんて買う必要はないですけど。


女の子が生まれたなら、例え次女だろうが三女だろうが四女だろうが五女だろうが、一人につき何かしら用意した方が良いそうですよっ。


次女のけいよいが、声を大にして言わせていただきますよっ。

なかったっ。
あたしのはっ、なかったよっ。


まぁ、無くても……何事もなく元気に育ちましたけど……。

 


で、まぁ、せっかくのお雛様なので。

ちょいとした催し物をするとかいう、市比売(いちひめ)神社というところに行ってみました。


真の目的は別にあったんですけどね、それは最後のお楽しみということで。


ここ市比売神社は、女性の為の神社だそうです。
だから、年中行事の中でひいな祭りが、超超メインになってきます。

そう、吉田神社の節分祭のように。


かき入れ時っ。
かき入れ時よぉっ。



の割に…。

非常に手作り感満載のひいな祭りでした…。

手作りだから…何かと手際が悪……っが、まぁ、いい。

 

結構、楽しかったです、意外や意外。


まず、平安時代にやってたという「ひいな遊び」を解説しつつ、やってくれます。

 

この日やってたのは、双六と投扇興と貝合わせ。
投扇興ってのは、扇をぴゅっと投げて、あの変なやつを落とす、って遊びでね。
 

落ち方によって、点数が決まってるらしいんですが。
これをやってみたおばさんがね、落ちたはいいがマイナス得点な落ち方だったらしく。
 
そして。
それが納得いかなかったらしく。
 
ちらっとごねてみたりされていました、いやぁ、ひな祭りですねぇ。

 

双六と貝合わせは、まぁ説明するまでもないでしょうけど、全体的にこの手の遊びね。

 

あんたら(平安貴族)どんだけ暇やねん……!

と、言わずにはおれないシステムでしたよ!
このっ、このっキングオブ暇な私が言わせてもらいますよ、ええかげんにせえよ!と。


例えばね、この貝合わせ、ちゃんと合う貝を見つけられないと中に描いてある絵が見られないんですけど。

 


本格的にやる時は、こんな数じゃなくって、360組あるんだそうですよ。
 
アホか。

とにかくねぇ、日長一日、こうやって遊んでたんだとか。

 

 

……まさか、現代の官僚達も、こんなことやってんじゃないだろうねぇっとか思いつつー。


メインイベント「ひと雛」ですよ。

 

こうやって、十二単と束帯の着付けを見せてくれるのです。

 

頭のでかさがね、さんざん着ぶくれした時に合わせてあるのでね。
やっぱり、変です。
結婚式の時の自分の姿でも思ったけどね…なんつーか…情けな~い感じですよ…。


でも、でもでも。
着ちゃうとこんな感じでしたよっ。

 

なかなかじゃないですかっ。

 

これが終わると、三人官女と五人囃子も登場して、生演奏で舞。

 

いやいや、なかなか面白かった。
全体的にもうちょっとスムーズになればもっと…いやいや。 


まぁいいや。

うん。

 
いぃいぃ。
いいです。 
 
めんどくさいことは、いいです、もう…。

 

 

はっ。
失礼しました。



この市比売神社ね、全体像はこんな感じ。

 


基本、神主さんがやり手なのかしら…とか思っちゃったり…あぁ、うそっうそうそっ。
なんでもありませんっ。


あ、でね、ここに行った、一番の理由はね。

これ。

 

 

うふふふふふふ。
み~~っけ。
みつけましたよ~~~。
 
ここでは「ひめみくじ」と呼ばれておりました。

たくさんの中から旦那に選ばせたんですけどね。


なぜ…? なぜ、この子を…?
ま、まぁいいんだけどさ…。

 

 
身体の模様が、ちょっと違うのですよ。
でも、明らかに同じ所で作ってますよね。
 
使われてる色が…同じ…。
あぁ、どこで作られているのか……気になるわぁ~~~。


あ、ちなみに、大吉でしたよ?

 

 

ホホホッ。
ご利用まことにありがとうございます。