一年中は、やめてくれ♡
やっと……やっと、世界がこの歌から解放されましたね……!
ほんと…エンドレスは勘弁してもらいたい……。
いわゆる「おひな様の歌」よりも、こっちの方が子供達に人気なんでしょうかねぇ?
ミニモニ…。
まぁ、「ひなまちゅり」になることはないでしょうけど、「ひなまつり」って元々「ひいなまつり」って呼ばれてたそうですよ。
なので、京都の祭事では「ひいな祭り」という言葉の方をよく見かけます。
女の子用のおもちゃのおにんぎょさんのこと。
ということは、リカちゃん人形とかもそうなるってことか。 わー。
とはいえ、こと「ひな祭り」の雛人形に限っては特別な意味があります。
あれは、生まれてきた女の子の、身代わりになるお人形なのです。
いや、何が言いたいかっていうとね。
身代わりっていうことはだね。
女の子一人につき一対あるべきものなわけですよ、おひな様というのは。
女の子が生まれたなら、例え次女だろうが三女だろうが四女だろうが五女だろうが、一人につき何かしら用意した方が良いそうですよっ。
次女のけいよいが、声を大にして言わせていただきますよっ。
なかったっ。
あたしのはっ、なかったよっ。
まぁ、無くても……何事もなく元気に育ちましたけど……。
で、まぁ、せっかくのお雛様なので。
真の目的は別にあったんですけどね、それは最後のお楽しみということで。
ここ市比売神社は、女性の為の神社だそうです。
だから、年中行事の中でひいな祭りが、超超メインになってきます。
かき入れ時っ。
かき入れ時よぉっ。
の割に…。
非常に手作り感満載のひいな祭りでした…。
まず、平安時代にやってたという「ひいな遊び」を解説しつつ、やってくれます。
投扇興ってのは、扇をぴゅっと投げて、あの変なやつを落とす、って遊びでね。
落ち方によって、点数が決まってるらしいんですが。
これをやってみたおばさんがね、落ちたはいいがマイナス得点な落ち方だったらしく。
と、言わずにはおれないシステムでしたよ!
例えばね、この貝合わせ、ちゃんと合う貝を見つけられないと中に描いてある絵が見られないんですけど。
とにかくねぇ、日長一日、こうやって遊んでたんだとか。
メインイベント「ひと雛」ですよ。
やっぱり、変です。
でも、でもでも。
着ちゃうとこんな感じでしたよっ。
全体的にもうちょっとスムーズになればもっと…いやいや。
まぁいいや。
うん。
あ、でね、ここに行った、一番の理由はね。
なぜ…? なぜ、この子を…?
ま、まぁいいんだけどさ…。
あぁ、どこで作られているのか……気になるわぁ~~~。
あ、ちなみに、大吉でしたよ?