けいよい日記

キングオブ暇な私の、心の琴線

さぁて、火サスが始まりますよ~。

つーことで。

 
お祭りだったんですよ。

 

松尾大社で4月下旬に行われる神幸祭というものだったようです。
神幸祭と書いて、「おいで祭り」と読みます。 

読めるかぃっ。

 
 
まったく知らずに迷い込んだんですが。

 

そう、まっっっっっっったく知りませんでしたよ。

その前の週にも松尾大社行ったのに、なーーんの告知もしてなかったし。
って、知ってる人間にはわかる告知はあったのかもしれませんがね。

 

基本的に、かなり徹底的に祭、「祭事」なので部外者は関係ないっていうスタンスなようです…。

 

えーん。
仲間に入れておくれよぅ。
楽しそうじゃねぇかよぅ。

 



祭りの趣旨をざっと説明すると。



日頃松尾大社にいらっしゃる神様が、少し離れた所にある「御旅所」に、ちょっと旅行に出かけられる
ってことなようです。

 

 

 
御神輿に乗ってね。
だから、神輿が移動する前に、神様が神輿に乗られる儀式をやってましたねぇ。
御霊うつしというらしい)

 

 

 
その間、担ぎ手は頭を垂れてじっとお祈りですよ。
 

厳か…。



それくらい、該当地域(氏子さん達が住む所)にとっては、とても大事なお祭りなようなのですよ。


代々男達が、いや、漢達が自分たちの神輿を担ぐ。

何歳から担げるようになるのかは分かりませんが、見に来ていた中学生くらいの男の子達にね、町のリーダーさんみたいな人がね、


「君らも将来やるんやから、しっかり見て覚えといてや。」

 

って言ってはりました。
そうやって、脈々と伝えられきたものなんですね。


その、覚えなきゃいけないことの1つが、この「ほいっと」なのでしょう。

 

 
なんかね、なんの儀式か、ようわからんのよ…。
かん鳴らしっていう、ウォーミングアップのようなもんらしいんやけど…。



で、この、手に持ってはるのが、「なりかん」というもの。
動かすと、しゃりんしゃりん♪って音が鳴るんですけどね、これね、重さ15キロくらいあるんだって。

これを高々と掲げて、「ほいっとぅ!ほいっとぅ!」って言いながら、ステップを踏み踏み進むの。

 

 

しんどいでしょう…?
腕、プルプルでしょう…?

 


「あれでも昔よりは軽ぅなったんやけどなぁ。」

 

と、かつてブイブイいわせてたであろう爺ちゃんが楽しそうに言ってます。
どんだけ重かったんでしょうねえ。



この「かん鳴らし」を終えて、「御霊うつし」、それから……それからは……





見てないから、知らん。

 

だって、前の日寝てなかったんだもん。
雨も降ってきたし、帰っちゃったんだもーん。
祭りがあると知っていれば、ちゃんと寝たのにぃ。



ネットで調べたところによれば、あのあと桂離宮のあたりまで神輿を担ぎ。

そこから、神輿を船に乗せ川を渡る。(船渡御)

 

 
大変そうだよねぇ、船に乗せるの。
で、斎場に一回集まって、そこから、神様は各御旅所に行かれるそうでございまする。  ふぅ。

 

 

丸々一日がかりだろうねぇ、これ。
松尾大社の時点で、もうお昼になってたと思うよ。


いやぁ、ザ☆祭りでした。
セレモニー(祭事)であり、パーティー(宴)でもあり……そして何より、ソウルフル(入魂)。

 


本物、見させていただきましたわ。


御輿が橋の下を通るときは、神様が通るからってんで、橋を通行止めにするそうです。

本当に、めちゃめちゃ本気です…。








話は変わりますけどぅ。

私ね、スーツフェチなのですがね。


いやぁ。


…いいね…祭りの格好も…。


あ、ふんどしはね?ふんどしは、まぁ、ちょっと遠慮しときますって感じなんだけどもね?
 
このピタッとした白いズボンに(なんて言うの?)、さらし巻いて、上は半被、っていう格好ね。 

 

 

ええわぁ…。


ちょっとねぇもう、この格好して、熱い掛け声で神輿を統率する姿なんてねぇ、アナタ。

 


あたしゃ危うく、大宮社青年部副会長の背中に惚れちゃいそうになりましたよ!

 

きゃー! 
かっこえーーー!

 




この神輿担ぐためには、この神輿を担げる地域に住まなきゃならんわけで、きっと。

 

どこに住めばいいのかしら。

どうやら七条界隈なんだが。

つーか、神社そのものと氏子地域が離れたとこにあるのも京都七不思議の1つよね。


 

是非、ぬーにこの格好をさせたいんだけどなー。
本人、嫌がってますけど。


でもぉ、絶対似合うと思うわけぇ~~♡

うちの旦那ねぇ?自慢じゃないけど、結構ガタイ良い方なのよぅ。肩幅のあたりとかぁ♡

だからスーツも似合うんだけどねぇ?

でもね、ほら、足とかもがっちりしてるから絶対似合うと思うのよねぇ、あの格好♡

 

で、地黒だから。
地黒ってこれ、重要ポイントな訳よ。

日サロなんて行く必要ないの、うちの人はっ。

で、ばっとはだけた胸元から、地黒の肌が見えちゃう訳よ、もーーーーーっ! 

 

 

絶対似合うと思うわけーーーー! 

 

 

ねぇ、みんなもそう思わないー?

 

ねぇーーー?


ねぇーーーーってばーーーー♡


ねぇーーー?

 

 

 



あ。
そうそう。



おいで祭りだからね。


帰ってくるんだって…!

そう、おかえり祭りがあるのですよ…!



還幸祭と書いて、おかえり祭りと読みます。

読めるかっ!


 
ということで。 
今週末なようなので、せっかくだし行ってみようと思います。

 

ええ、痴女ですから。
 
ご利用まことにありがとうございます。