けいよい日記

キングオブ暇な私の、心の琴線

森田健作も終わってほしい。

れる








『まぬ「が」れる』  なの?

 

『まぬ「か」れる』  なの?






アナウンサー達は、ことごとく「か」派。


私は「が」派。




辞書は、どちらも載っている。



検索ヒット数は、

 

まぬがれる  145000件
まぬかれる   21200件

 

世間的には「が」派が多数ということか。




しかしアナウンサー達は、あえて、あえて、あ・え・て、注意しながら

「か」と発音しているように聞こえる。


アナウンサーかどうか分からない、若いねーちゃんだけが

「が」って発音してたね。





なんか取り決めでもあんの?








はよ、ベスト電器・元販売促進部長のニュース終わってくれ。

 

気になってしゃーない。













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道浦俊彦さんとかいう方のHPからすると、こういうことのようです。

 

リンク貼れなかったので、そのままコピペ。



◆ことばの話1798「まぬかれる」

「免れる」
という言葉、どう読みますか?言いますか?たいていの方は、
「まぬがれる」
と濁って読むと思いますが、アナウンサーになりたての頃に先輩から、
「まぬかれる」
と濁らずに読むのだ、と教わりました。そのときに理由としては、
「『免れる』の語源は『間抜かれる』だから、濁らずに『まぬかれる』なのだ」
というものでした。目からウロコが落ちました。
以降、自分でも「まぬかれる」と濁らずに読み、後輩にも、
「一般の人は『まぬがれる』と濁っても、アナウンサーたるもの『まぬかれる』と濁らないものだ。NHKアクセント辞典も、最初に『まぬかれる』と濁らずに載っている」
と指導していました。
そんなある日、後輩のSアナウンサーが、
「道浦さん、『免れる』は『まぬかれる』『まぬがれる』どっちですか?」
と聞いてきました。
「そりゃもう『まぬかれる』。濁りません。」
「そうですよね。実はAアナウンサーが濁って読んでいたので、『濁らないんだよ』と教えるとすごく不満そうな顔をして、NHKアクセント辞典を持ってきて、『濁る方の「まぬがれる」が先に載っています』って言うんですよ。」
「うそ!濁らない方の『まぬかれる』が先に載ってるだろ!?」
と言いながら最新(だと思う)の22刷(2003年版)の『NHK発音アクセント辞典』を引いてみると、たしかにAアナウンサーの言うように濁る方の「まぬがれる」の方が先に載っています。
で、自分が持っている古い2刷(1998年版)のアクセント辞典を見ると、濁らない方の「まぬかれる」が先に載っています。ということは、1998年から2003年の間に、「まぬがれる」と「まぬかれる」の優先順位が変わったということです。
「一体、いつ変わったんでしょうね?」
とSアナウンサーが聞くので、
「NHKの人に聞いとく」
と答えて、さっそくNHK放送文化研究所の塩田さんに質問のメールを送ると、資料を送ってきてくれました。それによると、2001年2月の放送用語委員会で、
世論調査の結果、『マヌガレル』と読む人が8割を超えているため」
という理由で、
1、マヌガレル
2、マヌカレル
というふうに優先順位を変えたということです。(『放送研究と調査2001年4月号』による)具体的には2000年11月の「ことばのゆれ調査」で、
濁る方の「マヌガレタ」=81%、
濁らない「マヌカレタ」=14%
だったそうです。年代別には、「マヌガレタ」と濁った人の割合は、
20代=93%
30代=92%
40代=89%
50代=83%
60歳以上=69%
とのこと。若い人ほど「濁る」ということですね。またそれより10年以上前の1989年8月に行なった「100人調査」では、
「マヌガレタ」=86人
「マヌカレタ」=14人
だったということです。この時点でも80%を越えていたのですが、「順番変更」は行われませんでした。どうしてでしょうね。
過去には、1965年10月の放送用語委員会では、
「現代の標準音と思われる『マヌカレル』を主に考えて第1とする」
として「マヌカレル」を先に載せたようです。その一つの根拠が、日本国憲法の前文に、
「われらは、全世界の国民が、ひとしく恐怖と欠乏から免かれ・・・・」
となっていることだったようです。ここでの送り仮名では、「免かれ」と「か」になっているんですよね。
一方辞書では、
(戦前) (戦後昭和) (平成)
「マヌガ(レ)ル」  17    43    31
「マヌカ(レ)ル」  11    43    32
という結果で、どの時代も、両者、拮抗していますね。
そして、『現代国語例解辞典(第二版)』(1993年)は、
「関東では『まぬかれる』が多く、関西では『まぬがれる』が多い」
と、地域差を指摘しています。それを裏付けるように『放送研究と調査』2001年3月号によると、地域別には「マヌカレタ」と濁らない割合の全国平均は14%ですが、それよりも大きい(つまり「マヌカレタ」と、全国平均よりもよく言う)地域は、北陸(19%)、関東(18%)、東北、甲信越(16%)で、逆に小さい(「マヌカレタ」と言わない)地域は、四国(4%)、関西(8%)、東海(10%)、中国、九州・沖縄(13%)とのことです。
また現在、日本新聞協会新聞用語懇談会の放送分科会で見直しを進めている『新聞用語集』の「放送で標準とする読み方例」には、
(1)マヌカレル
(2)マヌガレル
となっていて、これまで(2001年4月以前)の『NHK発音アクセント辞典』と同じ順番になっています。これもおそらく、この1、2年で、見直しにかけられることでしょう。でも読売テレビアナウンス部では、それまでは「マヌカレル」と濁らない方でいきます!











「免れる(まぬがれる)」の語源が「間抜かれる(まぬかれる)」……?




間抜け、させられる……みたいな…?

 

あの事件の場合、郵便局がベスト電器間抜けさせられた、ということですか…?





そんな概念、あるっけ……?








言葉おじさーん!
言葉おじさーーーーん!
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