けいよい日記

キングオブ暇な私の、心の琴線

十津川アラカルト

 
十津川アラカルトとは。

 

          

 


ここ十津川村発祥の、今、関西で人気爆発中のお菓子の詰め合わせ、

十津川アラカルトのことであるわけがない。

 

というか、そんなもの無い。



いや、未確認だけれども。
まあ、ないでしょ。




今、ここで言うところの十津川は、人でございます。
それも架空の人物でございます。

 

西村京太郎の鉄道シリーズに出てくる、警部さんですね。



                   


刑事さんですか?

いや、警部さんでした。



小学校のころ、よく読んでたんですよ。
家にあったから。

 

どうも父親が好きだったみたいです。
で、私も結構好きでした。

「おっ、これ新しいの?」

「おお」

 みたいな微笑ましい親子の会話があったような、なかったような。



あのシリーズの見せ場?は、やはりあのめくるめく電車の時刻表を使った殺人トリック

なんでしょうけど。


そこは正直、適当に読み飛ばし……。


だって、「アリバイが崩れる」っていう結果に変わりはないじゃないですか、あれ。


いや、すごいんだろうけど。
すごいんだろうけども、ですよ。


ゆで卵作るのに、22センチ径の鍋を使うか16センチ径の鍋を使うか、おっとフライパンでいくんですか? えっ!実はジュースで!?くらいの違いじゃないですか。


結局できるのは、ゆで卵であって、それが板東英司の好物であることに変わりはないじゃないですか。



                  



あたしゃそれより、十津川警部が個人的に好きでした。

 

私の十津川警部のイメージはね、まさに、ちょっと疲れたオトナのサラリーマンなのです。
 
当時から、そういう好みは確立されておったのですね。


なんか、しみじみしちゃう。
いろんな意味で。





で。

 

このような、個人でイメージを作りがちなものというのは。
それを実写化したときに何かと物議をかもすもの。

 

十津川警部もご多分に漏れずサスペンス劇場の常連です。
あ、部下の亀井刑事もね♡

 


しかしですよ。

十津川警部、私が知ってるだけで2、3人いるのよね。


はっきりしなさいよ、はっきり!


と思っていたら、あれってテレビ局によって違うのね……。
そのように私の脳みその中で整理されたのは、ごく最近……。



これは、他のシリーズものでも同じです。

ほら、光彦さん、何人かいるでしょう?



      



いやあ、沢村一樹はすごいよね。

 

     

 

バラエティでスケベ大明神と豪語し、サラリーマンネオではコメディアンとして活躍し、なおかつ、普通に俳優やっても違和感がないというのは、なかなかできることではないと思います。



                 


実は彼が3人いたとしても、私は、まったく驚きません。 

それこそ、そこにサスペンスはあるかもしれませんが。

 

ああ。
スケベ大明神のときだけ牢から出される沢村一樹C」なんてのが存在しないことを祈るばかりです。



                   

 

いや、彼のことはいいんです。
今は、いいんです。

 

他にも、金田一耕助も狩矢警部もそうだけど、話が長くなるので割愛。
船越栄一郎が、片平なぎさの使いっ走りから、とうとう狩矢警部にまで昇格したときは
感慨深いものがありましたけれども、割愛。







ということで、十津川アラカルトは、このような感じになっております。

 

     

 

うむ。

 

私のイメージに最も近いのは、高橋英樹演ずる十津川警部ですな。

 

私が一番所望するのは、三浦友和なんだけどな。
高橋英樹、ちょっと油が多いのよね。
もうちょい、柔らかさが欲しいのよね。



そう、「おじさま」って感じ。

 

ま、もうちょっと若くても良いけどね。



で、疲れてる。
が、基本クール。
で、顔が四角い。

 

で、サラリーマ……うーむ。

 

もっと普通な感じの人なんでしょうが、芸能人が演じている以上、それを望むのは無理でしょう。

 

でもまあ、ちょっと目を引く一般人なわけよ、きっと。
なんか、たまにいるじゃん、「お?」って思う人って。

 

品が良い、ってやつなのかしらねえ。

 

十津川警部はねえ、「カァァァーッペッ」は、やらないよ。
絶対やらないよ、あんな野糞みたいなこと、やらないよ。
ちなみに、ぬーも、やらないよ。

 

道ばたにリバース、あったとしても、数えるほどよ。
例えば店で粗相したりなんかしたときは、次の日、謝りに行きますよ。




そういう人なのだよ!十津川警部は!



架空の人物だけどね!





てか、十津川警部って、下の名前は「省三」だったのね。
ということは、三男なのね。

 

てか、設定40歳程度なのね。
アタクシ、もう十津川警部と変わらない歳になってきましたわよ、オホホホホホ、なんとまあ。

 

ですが、いくら実年齢が近くなったとはいえ。
十津川警部は私にとって永遠に「おじさま的」であることに変わりはないわけで。

 

そこら辺が面白いところですなあ、本の登場人物というのは。






まあ、とにかくね。



私が言いたいのは、1つだけなんです。




 

          




そのサングラスは、やめれ。

 

今すぐ、やめれ。



十津川警部は そんなサングラスし・ま・せ・ん
そんな、いかにもなサングラス 断じて し・ま・せ・ん!



それって、ちょっとお兄ちゃんの真似してみたかっただけちゃうんかい。

 

                  

 

そーゆーのは他でやってくれるかなあっ。

 

今度見たら、ただじゃおかない。

西部警察に訴えてやる!
 

きーーーーっ!











ふぅ。




そう、これが言いたかったノ。
 
 
 
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