けいよい日記

キングオブ暇な私の、心の琴線

おテニスどすえ。

ちょっと聞いて。
 
ずいっと前の記事で出てきた、ティプサレ兄さん。
 
 
 

 
エス!腹筋!の、ティプサレ兄さん。
 
服を着た状態だと、わりと華奢に見える、ティプサレ兄さん。
 
 
 
 
 
が、ひとたび脱ぐと。
 
 
 
 
 
何としても敵には回したくない身体をしている、ティプサレ兄さん。
 
 
 
 

そして、美しさが世界を救う、天分のある人、私のお気に入りティプサレ兄さん。
 
 
 
 
 
 
 
 

そうか、当時は世界ランキングが40位だったのだね。
 
 
そうか、そうか。
うむ。
 

ちょっと聞いてっ。
 
 
 

今、8位。
 
 
 

8位よ。
 
 
いつの間にっっ。
ひと桁なんてっ。
 
 
しかも8位ということは、ATPワールドツアーファイナルに、このまま行けば出られるっ…のよね?
 
 
すごいですよ、これは、すごいですよ。

あの大会は、大会直前の世界ランキング上位8人だけでやる大会でね。
 
もう、その年の総仕上げですよ、言ってみれば。
テニス界における、大・大晦日ですよ。
 

何がすごいってねえ、まずもって舞台が普通じゃありません。
 
 
基本は屋内のハードコートなのですが、なぜか、コートがライトアップされておりまして。
そして、観客席は明かりを落としてあるのです。
 
まさに、舞台。
 
 

唯一ライトに照らし出された青いコートの上に、男が2人。
 
その2人の男の戦いを、観客達は固唾を飲んで見守り、思わず叫び声を上げ、
そしてまた溜息をつき。
 
そして休憩時間に明かりが点いて、ウッまぶしッ とかなっているに違いないのです。
 

 
もう宝塚じゃん、それ。
 
 

っていう状態でやる、それが市原ゾウの国ー、ではなく、ATPワールドツアーファイナルー。
 
 

に、出ることができるわけです!
 
すごいじゃないか、ティプサレ兄さん!
 
って、もう既に出てるんかいっ!
 

去年、なんだか1人欠場が出たとかで、その時点で9位だったティプサレ兄さんが出場した模様。
 

はよ言えー。
 
 
 
 
 
しかしまあ、なんせ8位なんでね、今ちょうど全仏をやっているのですが、とうとう。

とうとう、相手が有名選手じゃなくても、ティプサレ兄さんの試合ってことで日本のテレビが中継を優先的にですね、してくれるようになりましたですよ。
 
とうとうですよ。
 
いやあ、WOWOWさん、あなたは正しい!
今までのことは水に流してあげよう!
 
楽しいねえ。

もっともっと日本でも名が売れて、解説のおじいちゃんに、 
 
 
「いやあ、よく知らない選手でしたけど、なかなかやりますねえ、びっくりしましたー。」
 
 
とか言われなく、なる、よう、に……っていうか、言ってたよなあ、ほんとうに。 (流し忘れ

去年の時点では、言っていた。
なんか、おじいちゃんが言っていたよ。(流し忘れ
 
ハンッ。
信じられない。(流し忘れ
 
あたしゃ、鼻で笑わせてもらいましたよっ。(流し忘れ
 
 
兄さん負けたけどね、その試合。 
(ケガによる途中棄権、相手はランキング1位。その辺の棄権と同じにしないでいただきたい、ええ、いただきたい)
 
 
 
さて今回、どこまで行けるか。
 
今、ベスト8です。
 
次、勝ったらベスト4。
次、勝ったら準決勝。
次、勝ったら決勝。
それ勝ったら、優勝。
 
イエーイ!小躍り~!
                                       
ベスト4のとこで、ナダルとやることになりそうですね。
 
テニス界の岡村隆史ナダル
まあ岡村隆史といえば小さいオジサンなのだから、きっと勝てるでしょう。
 
……そんな簡単にはいかないでしょうが、(ナダルは強ぇ) いずれにしても楽しみです。
 
 
ハッハッハッハッハッハ。
 
イヤッハッハッハッハッハ。
 
 
 
                             何をどうすれば、こうなるのか。
 
 
 
 
 
 

そういえば、マレーというイギリス人選手の試合を見たのですが。
 
 
 
 
彼のコーチは、あのイワン・レンドルだそうです。
 
アイ・プレイ トゥ WIN!
 
あれは、石橋のタカさんの一発ギャグじゃ、ないんですよ。
 

久しぶりに見たなあ、レンドル。
 
なんというか、本物のジローラモみたいになってたよ、うん。
 
 
 

 
 
 
 
 
で、マレーは、イギリスの選手なので (スコットランドらしいけど)。
 
 
 
 
 
毎度毎度、ウィンブルドンでの期待度が、そりゃもう半端ないのです。
ずーっとイギリス人が優勝できてないんでね、すごい期待されてて、ちょっと気の毒なくらいなのです。

そして、マレーと試合をする相手選手も、大変お気の毒。
当然のことながら、どアウェイの雰囲気の中、試合をしなければなりません。
 

ああ、誰得…。
 
 

今やっている全仏も、そりゃもちろん、フランス人をより応援する空気というのはあるのですが。
おそらく、ウィンブルドンでイギリス人が優勝、という欲求は、その比ではないように見えます。

そんなマレーのコーチが、レンドル。
 
 
 

……。
 
 
 
 
 
私のこの思い、どこに向ければ。
 
レンドルってね、世界ランキング1位に長いこと君臨していたのですが結局ウィンブルドンでは優勝できなかったお人なのです。今度こそ!って言いながら、毎回玉砕していったお方なのです…。

 
 
 
 
 
 
 
 
ま。
 
まあまあ、そんなことより、知ってましたか。

イギリスではね。
 
ウィンブルドンのことを、ウィンブルドンなんて言わないらしいですよ。
 
 
何と言うかというと、 「The Championships」 らしいですよ。
チャンピオンシップに、ザ☆を付けて、ザ☆チャンピオンシップ
 
つまり。
名前なんか、必要ない、と。
 
 

「チャンピオンシップと言えば、うちでやってる、あれのことですけど?
                         そうウィンブルドンでね。」
 
 
 
てぇことなわけですよ。
 
 
 
 

ザ☆ 帝・国 デスヨ。  
                                       
 
 
 
 
 
恐ろしいことに、ほかの競技もなんですよねえ。
 
ゴルフのツアーも、「The Open」 。
全英オープンなんて名前は、当然のことながら、あくまで日本語。
 
あちらにしてみれば、
 
 
 
「全英って? 全英=世界ですけど?」
 
 
 
って、ことなわけですよ。
 
 

競馬だって、ダービー、ダービー言いますけども、日本にも、日本ダービーありますけれども。
イギリスでは、「The Derby Stakes」。

あちらにしてみれば、
 
 
 
「日本にもダービーっていうレースがあるんだ。へえ!」
 
 
 
ってもんな、わけですよ。
 
確かに、あらゆるスポーツがイギリスで呈を成した感じがあるゆえに、何も言えないったら。
 
 
 
 
 
60周年、おめでとう。 
 おめでとうっ。
 
 
 
実は、ロンドンオリンピックも、あちらじゃ、ジ・オリンピックなんて言ってたりし……
いや、まさか、そんな。
 
 
 
 
 
 
 
 
……。
 
 

 
って言ってる間に、ティプサレ兄さん負けた……。
 
うぇぇぇぇぇ……泣くに泣けないぃぃぃぃぃ……。
 
この手のやつって、いつ誰の試合をやるのかが、わーかーりーにーくーいーーぃ。
 
 
 
 
 

日々注意深く暮らすしかないのか。

ああ、もう。
 
                     
ご利用まことにありがとうございます。