けいよい日記

キングオブ暇な私の、心の琴線

富士山力・南界隈

 
 
 
一日目に、まず我々が向かったのは、日本平
 
 
これを富士山だといたしますと。
 
 
ええ、このデカキスチョコを富士山としますとね、この辺りだと思いなせえ。
 
 

ええ、これから先も、このデカキスチョコを使って説明しますよ。
し続けますよ。
 
 
 
日本平といえば、富士山スポットとしては、定番中の定番。 ……なのよね?
静岡らしい茶畑も広がってて、なんというか、ザ☆静岡で見る富士山、といった感じ。

なんだけれども、いかんせん霞が濃くて、見つけるのが大変でした。
 
わかりますか、あれ。
どこにマツコが、いや、富士山さんがいらっしゃるか、わかりますか。
 
あたしゃー、こうして写真を見ても、見つけるまでに2秒掛かりますよ。
実物を見たあげく、改めて写真を見ているにもかかわらず。
 
ほんとに、この1日目なんて必死で探してましたね。
ちょっと移動しただけで、まったくわからなくなるので、何度も何度も、一から富士山探し。
 
まあ、大変。
 
 
 
いやあ、しかし、茶畑と富士山も合うねえ、霞んでても合うねえ。
 
負け惜しみじゃないし。負けたくないし負けてないし。
 
ここは、日本平から、え、こっち?っていう方の道に降りると、いつの間にやら辿り着きましたよ。
 
 
 
 
そして宿泊は三保の松原、の先っぽ。
 
松原がそろそろなくなってきたね、ここはただの三保だね、
くらいの場所にあるお宿でした。
そこで富士山の夕景を、しこたま見る。
 
 
 良い。
とても、良い。
 
 
いや、三保の松原、きれいですよ。
たしかに、たしかーに、日本の恥の塊みたいなテトラポットがありますけれども。
 
 
 
それでも、やはり、松と海と富士山というのは、本当にこれ以上はない絶妙な取り合わせですな。
 
そこにアナタ、暴れん坊将軍 がいたとなっちゃあ、もう。
 
これを世界遺産にせずに何を世界遺産にするというのか。
そう、三保の松原は、暴れん坊将軍のオープニングの舞台になったこともあるのです。
 
んもう、いい感じの画像がなかったから作っちゃう。
 
 
 
何とかいうユネスコが来たときに、松原に暴れん坊を呼んどけば随分と話は早かったと思いますよ。
松平健のオーラをもってすれば、欧米人なんてイチコロだったでしょうに。
 
 

でもまあ、とにかく良かった。
 
このときはまだ、世界遺産に認定される前。
三保の松原だけが取り残される可能性大と、そんなニュースばかり流れておりました。
 
ほんとに良かった、認められて。
ありがとう、ありがとう、ドイツのあのおじ様。

きっと、あれらのテトラポットも、そのうち撤去されていくことでしょう。
 

だって必要ないに決まってんだから。
 
ただの泡立ちに決まってんだから。
 
 
 
 
こうして、富士山とは、まったくかぶらない方向に落ちていく夕日を横目に、1日目は終わっていったのであります。
 
 
 
 
 

ということで、続く。

いや、これ、終わんないね。
ご利用まことにありがとうございます。