その1 http://blogs.yahoo.co.jp/kyoi72/62923810.html
その2 http://blogs.yahoo.co.jp/kyoi72/62967801.html
その3 http://blogs.yahoo.co.jp/kyoi72/62970441.html
その4 http://blogs.yahoo.co.jp/kyoi72/62971988.html
その5 http://blogs.yahoo.co.jp/kyoi72/62974915.html
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その2 http://blogs.yahoo.co.jp/kyoi72/62967801.html
その3 http://blogs.yahoo.co.jp/kyoi72/62970441.html
その4 http://blogs.yahoo.co.jp/kyoi72/62971988.html
その5 http://blogs.yahoo.co.jp/kyoi72/62974915.html
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で、この日の宿に到着。
してみると。
部屋の目の前が、こうでして。
目がハートでしたよね、もう。
ここは田貫湖ってところで、ダイアモンド富士?でしたっけ、あれのスポットになっているところなんですが。
こんなふうに部屋から見られるもんだとは思ってなかったですよ。
きっと年2回のその日は激混みなんでしょうね、ここ。
まあ、ダイアモンドがくっついてなくても、最高の眺めでございました。
思わず部屋番号の写真も撮っちゃったわ。
今度泊まるときも、この部屋がいいもんなあ。
今度泊まるときも、この部屋がいいもんなあ。
で、次の日、また日の出と共に富士山を楽しもうと思っておりましたら。
いない。
富士山がいない。
それも、見事にいない。
あれは幻だったの?ってくらいに、いない。
ここまで見えなくなるもんなのねと、ちょっと感心してしまうほどに、富士山は、いませんでした。
富士山には常に可能性がある。
それはそうかもしれないけれども、我々は、この日帰らなければならないしね。
それに、それどころじゃないほどの大雨でね。
ほら、すべてのやる気を削ぐのに十分な雨量。
この日も富士山周りを巡るつもりだったんですが、早々に諦めました。
結局、最終日は一度も富士山のお顔を見ることはありませんでしたよ。
やっぱり難しいものなのねえ、富士山って。
で、富士山を諦めて何を求めたかといいますと。
抹茶アイスクリームでございます。
これねえ、すごいんですよ。
抹茶の濃さが№1から№7まで、7段階に分かれていて、どんどん抹茶が濃くなってるんです。
一番濃い№7なんて、色がもう、緑を越えて、ちょっと青みがかってんじゃないかってくらいですよ。
これが、おいしい。
とても、おいしい。
苦みの向こう側の甘み。
これを食べてしまうと、どんな抹茶アイスも物足りなくなってしまうこと受け合い。
大体、一般的な抹茶アイスが、ここの№2くらいじゃなかろうかと思います。
いやあ、静岡、茶処、恐るべし。
大体、一般的な抹茶アイスが、ここの№2くらいじゃなかろうかと思います。
いやあ、静岡、茶処、恐るべし。
あ、ちなみに、一番右のあれは、ほうじ茶アイス。
ここのお店、もちろん2人で行ったのですが、1から7まで全部お願いしますって注文したら。
「あ、お連れ様が車にいらっしゃるんですね。」
って言われたので、にっこり笑っておきました。
普通、全部食べますよね。
当然ですよね。
ハーフ&ハーフがあるんでね、実質4カップで済むわけだし、そんなもん。
当然ですよね。
あー、また食べたいなあ、このアイス。
私は、あれ以来、抹茶アイスを食べてないですよ。
というわけで、桜エビで始まり抹茶で終了した、富士山一周。
うむ。
物足りない。
もっと見たいぞ、富士山。
もっと天気がいい日の富士山とか。
雪を被ってないときの富士山とか。
桜とコラボってる富士山とか。
夕日で赤くなってる富士山とか。
遠い昔のあの日の富士山とか。
早春の光の中の富士山とか。
もの皆芽吹く春が来たときの富士山とか。
喜びと希望にあふれた富士山とか。
僕達、私達は今、小学校を卒業するときの富士山とか。
笑ってはいけない富士山とか。
もっと見たいぞ。
最初に言ったように、西日本の人間にとって、その存在は遠いものではあるのですが。
それでも、富士山がどういうものか、私は幼少の頃から知っていたわけです。
そして、ちょっと富士山描いてよ、と言われたら、描けるわけです。
特に苦労することもなく。
特に苦労することもなく。
で。
描いたこれを、大抵の人は富士山だと思うでしょう。
で。
これができない日本人って、いないと思うのね。
おそらく、たとえ草なぎ画伯に描かせたとしても、そんなに突拍子もないものにはならないと思うのです。
ぱっと形が思い浮かぶというと、あとはマッターホルンくらい?
でも、あれを描けと言われると、どうだろう。
草なぎ画伯に描かせたら、たぶん山ですらないものになったりしそうです。
見たことないのに、その形を知っている。
見たことないのに、それを描くことができる。
それって、かなりすごいことなのではなかろうか。
そんな山、ほかにはない。
うむ。
近いうちに、もう一度巡ろう。
富士山。
あ、よいお年を。