小藪さんと顔と足

 

昨日だったか見たテレビ。

 

吉本の小藪さんが歴史を面白く紹介していくという、誰が言い出したのかよくわからない番組があるんですがね。

 

　
　結構面白い。

 

 

小藪さんといえば、まあ、基本、口が悪いのが芸風というか、人格というか、ですよ。

 
で、そのときもアシスタントの女の子をつかまえて。

足が短い～足が短い～、顔がかわいくても足が短い～、と。

念仏のように扱き下ろしてるわけです。

 

そのくだりは、まあ面白くないこともないかもしれないけど、ちょっとしつこいのよね、最近の小藪さん。
更年期なのかしらね。

 

終わったと思ったら、また、足短い～と始まるので、話進めてくれよと。

この番組、若干クイズ形式なんでね、早く知りたいじゃないの、答え的なものを。

足短いはいいから早く、と、そんなことを考えていたのですが。

 

 

 

でもね。

私、そのとき気が付いちゃった。

 

 

 

 

 

ああ、顔って、大事だな。

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　

 

ってことに。

 

  

 

その女の子は、たしかに足、長くはないんです。

でも、長くはなくても、ちゃんと細いしねえ。

スタイルが良いとは言わないけど、悪いという程ではないの。

 

何というか、全体的に中の上くらい。

その辺にいそうな、で、顔は結構可愛らしい、そんな子です。

 

足のことを指摘されて改めて足を見てみても、「ああ、たしかにそうかも、でも可愛いしな。」 って感じですよ。

 

もう一歩踏み込んだとしても、「ああ惜しい、足の長さ分、惜しい」 と、そんな感じですよ。

 

 

 

 

一方ひるがえって、小藪さんはどうかというと。

Wikiによりますと、身長１８８㎝、体重６３㎏。

いやあ、思ってたよりも、でかいな。
そして、細いな。

 

体型はモデル並みと言ってもいいのかもしれません。

これだけ身長があったら、どんなに頭がでかくても７頭身以下になるのは難しいだろうし。

 

で、そんなに足が短いような印象も、特にない。
しっかり見たこともないけれども。

 

考えてみたら、テレビって、全身映る機会あんまりないよね。

 

 

ま、いろいろ考えるのも面倒なので、とりあえず、小藪さんは足が長いということで話を進めましょう。

 

小藪さんは、足が長いのです！

 

 

 

うん。 

足は長いの。

 

 

でも、顔がアレなの。

 

 

 

 

 

 

ねえ。

ねえ、皆さん。

 

 

 

 

全然 「惜しい」 と思わなくないですか？

 

 

びっくりするほど、そうだと思いませんか？

 
足は長いけど、顔がアレ。
うん、全然惜しくないし、中の上でもないし。

 

 
ああ確かに顔はアレかも、でも足は長いよね。うん、全然格好い……くない。

くないんだなあ、これが。

 

 

  

どんなに足が長くても、

それは顔の不出来を凌駕する要素にはなり得ないのです。

 

 

この動かし難い事実。

 

 

 

それを目の当たりにして、ちょっとびっくりしました。

そして、そのどうしようもない真実っぷりに震えました。

 

 

 

もちろん、顔の不出来具合にもよるんだろうけれども。

 

それにしても、だ。

この場合、足し算じゃ成り立たないんですよ。

 

その女の子の顔は、言ったとおり中の上。

 

見た瞬間にひれ伏してしまうような美人なわけではない。
親しみの持てる範囲といいますかね。

なので、仮に７０点としましょうか。

で、スタイルは、そうだなあ、６０点くらいなの？

２つを足すと、１３０点です。

 

 

 

一方、小藪さんは、スタイルは１００点でいいでしょう。

 

で、顔は、……あれって、何点なの？

１０点くらい？

合計で１１０点。

 

 

たしかに彼女の方が点数としても上なんだけれども、見た印象としての差は、そんなものでは終わらない。

ほら。

２０点じゃないでしょ、差。

 

この画像の悪さをもってしても、その差は歴然。

 

 

 

 

おそらく見た目計算式としては。

 

顔×２＋足＝すべて

って感じなんだろうと思うのですよ。

 

それで行くと、彼女の方は２００点で、小藪さんが１１０点。

 

うーん。

 

いやあ、もっとあるような気がする。
顔を３掛けくらいしなきゃあかんのかなあ。

 

 

 

 

 

こうなってくると、気の毒になってきますよね。
足の長さのことが。

 

足の長さだって頑張ってるのにさ、まったく太刀打ちできてない。

 

「結局、顔なんでしょ、みんな。」

 

足の長さが、俯きながら、そう言ってる。

 

ああ、可哀想な足の長さ。

 

不憫。

不憫です。

誰か何とかしてあげて、足の長さを励ましてあげて。

 

ほんと、小藪さんにも、ひと言謝ってほしいですよね、足の長さに。

 
「俺のせいで、ごめん。」

って。

 

 

 
私はねえ、今更信じてもらえないでしょうけれども、小藪さんのこと好きなんですよ。

小藪さんの新喜劇が、一番面白いと思います。

新喜劇を生で見るなら、ぜひ小藪さんメインのを見たい。

 

 

でも、ひと言謝っていいと思うの。
足の長さに。

 

 

世の中、理不尽だねー。

 

 

 

 

 

 

あ、タイトル読み間違えないでくださいね。

これは、小藪さんと顔と足についての考察ですからね。

 
小藪さんの顔が足、なんてことを言ってるんじゃあ、ないですからね。

 

 

そこは、よろしくお願いしますよ。

 

 

私は、この話の流れで見つけたコレが気になるので。

今からアマゾンで買おうと思います。

 

 

 
それじゃ、この辺で。