あの三角▲じゃないのよ~。
あれは利尻じゃないのよ~。
あの三角も、あっちの三角も、利尻じゃないのよ~。
あの手前の三角は、龍神島という名前が例によってちゃんとあるようです。
もしかして、瀬戸内のあのくらいの岩にも、ちゃんと名前が付いてたりするのかなあ。
気に留めたこともなかったけど、もしかして外海ならではなんだろうか。
ちなみに、奥の三角は山なんだろうけど、名前は分からず。
やはり重要度の違いか?
それにしても、「名付ける」という行為って、ほんとに強権発動よねー。
たとえその辺の埃に名前を付けるにしても、心して名付けないと駄目だと思うわ。
その埃に責任を持つということだからね。
名前というものは、おろそかにしてはいけないのです。
皆さんも、窓の埃なんかに名前を付ける際はくれぐれも注意してください。
だって、その名前を付けた埃を貴方は拭き取れるのか、という究極の問題が生まれてしまいますよ。
たった今名付けた埃を貴方は拭き取ってしまうのですか、可哀想じゃないですか!みたいなことになりかねないんですから、今のご時世。
まあ、それはいいとして、次よ。
あの右のぷっくりも、違うんですよ~。
あれも利尻じゃないのよ~。
あのぷっくりは、おそらく自衛隊の施設の何かで、左側のタケコプター達は宗谷岬ウィンドファームってところの風力発電だと思われます。
タケコプターちっさっ。
で、ちっちゃ利尻さんは。
左の端にいらっしゃいました。
上の写真だと見切れてますケド。
基本的に、宗谷岬を過ぎて北海道の東側に入ると、このようなちっちゃ利尻のお顔をたまに拝見できる、という感じです。
場所は、ここ。
こういうのって、やっぱり眺めのいい場所に造ってくれているのだろうと思うのですが。
場所を決めるときって、どんなふうに決めるんでしょうね。
㊟ ピンクの部分はモーニングショーの羽鳥アナで読みましょう。
この辺に駐車場を造りますぅ。
どうせなら利尻富士が見えたほうがいいですぅ。
でもここだと、あの丘が若干邪魔になりますぅ。
というわけで、こんな感じで造りますぅ。
みたいな会議をするんでしょうか、パネルを使って。
ま、そこまでじゃないにしても、この辺がいいよね、みたいなことは相談するんでしょう?
ということは、ここを造ってくれた人たちの、ここが俺のベストポジション、みたいなのがあるのかな。
なんか、印でも付けといてくれたらいいのにね。
三角点みたいに、俺点を。
いやもう正直、ちーーーーさい声で言わせてもらいますけど、恋人たちの鐘みたいなやつ、もうええやろ?もういらんやろ、十分やろ?
まあ、あったら鳴らすけど、一応。
さあ、良き天気に恵まれたこの日、いくら見えるといっても、ここらが限界だろうと思ったそこの貴方。
最初に言いましたよね。
名前というものは、おろそかにしてはいけない、と。
それが「地名」なら、なおのこと。
タモリさんも、いつもおっしゃっています。
地名は変えてはならない、そうなのです。
ここ日本において。
本来ここ日本において「富士見」なんていう地名があった時には、必ず周りを見回さなければならないのです。
そうするべきなのです、なぜなら。
その名前には、その名付け人の一番伝えたかったことが込められているからです。
ここから富士山が見えますよ、って。
続く。
ところで、この道路の矢印の意味を知った瀬戸内の民は、その理由に震えましたよ。
怖くて。
だって、どんだけ。
どんだけ降んのよ、雪。