いるよ…。
さて、極めるまでの道のりで。
このような海岸に下りてみたところ。
何やら、このようにオレンジ色の綺麗な石が落ちているのを見かけました。
今になって調べてみましたらば。
この辺り、枝幸の海岸では瑪瑙が取れるとか、それもええ瑪瑙が取れるとか。
むぅ……!
あのオレンジ、むぅ……!
あのオレンジ、若干水に浸からないと取れない位置関係にありましたので、手を出せず。
だがしかし、私は知っています。
チコちゃんじゃないけど知っています。
この手のものはね、見つけて集めてる時が一番いいの。
その時が一番楽しくて、一番きれいなの。
一旦おうちに持って帰ったりしてみなさいよ。
あっという間に、ただの石。
もうほんっとーに、魔法が解けたかのように石っころ。
何だっけ、ガラスの欠片が波に洗われて丸くなってる、アレ。
シーグラスだっけ?
あれもね。
ガラスだよ。
ただのガラスの破片だよ。
アレをいっちょ前のナニカにしようと思ったら、絶対的に必要なものがあるのです。
それがセンス。
そして、そのセンスとかいうものはね。
大抵の人にはないの。
ないのよねー。
私、そのことに気付くのに30年くらい掛かっちゃった、アハ。
ほら、この人ももう気付いているよ。
これは誰かが集めた石。
このつるつる石を集めるだけ集めて、持ち帰らなかった誰かの石。
この人は正しい。
どうしよう、この正しかった誰かが、まだ7歳くらいだったら…。
それはそれでちょっと悲しいし、私の30年何だったのとか思っちゃうし、その誰かが集めて持って帰らなかった石の集まりを写真に撮ってる私ってカラス以下なんじゃとか思っちゃうし…。
まあ、7歳ってこたぁないか。
10歳くらいまではトトロ見えるんでしょ?
きっとそれくらいまでは、これらも宝物に見えるのよ、ええきっとそう。
そんなことより進まないと。
国道238号線をぶりぶり進んでいきますと、こんな看板があるのでお見逃しなくお願いしたいところです。
極めるために。
極めるために、です。
画像を埋め込む……何気に便利……。
はい、アップすると分かりますね、富士見橋でございます。
ちなみに、新富士見橋というものも少し北にありました。
と言うからには、見えるんじゃないのか、富士が。
利尻富士が!!
と思うじゃないですか。
案の定、俺スポットがありそうな駐車場もございましてよ。
さあ、ここから本当に利尻富士は見えるのでしょうか!
答えは一番上の画像にあります!
ヒントは……なし!
まあ、確実にいるのはいるから。
これを見つけた貴方は、利尻富士を極めたと豪語して良いでしょう。
もんのすごく天気が良ければ、これだけ離れてても見えるのです。
ちょうど真向かいくらいになるのかね、北海道の背骨をはさんで。
しかし、よう見つけたね、最初に見つけた人。
誰なんだろう…。
きっと死兆星も見えたに違いない。
というわけで、チキチキ利尻富士どこまで見えるか一本勝負はここまで。
いったいいつから一本勝負になったのかよく分かりませんが、所要時間は朝ご飯からおやつの時間くらいまで、ってところでした。
朝はウニ丼 、昼は……何を食べましたっけ……?
けいたい日記で確認してみたら書いてなーい、ヤダツカエナーイ。
もしかして我々は、飲まず食わずでひた走っていたのでしょうか。
それにしても、つくづく思うのです。
そもそも逆回りのほうが良かっただろうね、って……。
根本を覆すようなことを言いますが、やっぱり。
どうせなら最後にどーんと大きいのを見たいじゃない?
だって、きっとこの日は夕焼けもきれいだったでしょうよ?
ま、いいか。
これだけ見えてくれたことに感謝だな。
しっかし、記録としてのちっちゃ利尻って、どこなんだろうなあ。
どっかあるんだろうけど。