けいよい日記

キングオブ暇な私の、心の琴線

旦那は、FFⅥをやっているのです。

こちらは、1994年。
ああ、これも軽~く10年以上前…。

10年経っているというのに、記憶とは不思議なもので。
装備の仕方とか、魔法の覚え方とか、なにげに覚えていたりします。
「アクセサリ」の効果とか、調べるまでもありません。

いつも思い返しているわけでもないのに、なんでこんなのを覚えているんでしょう。

筋肉バカ、マッシュの「ばくれつけん」が、「←→←」とか。
野生児ガウの育て方をカッパが説明するときに、カッパがコケること、とか。

日常生活には、どうしようもなく役に立たない、これらの記憶群。
しかし、脳の一部分を、しっかり占拠しているわけで。


あたしの頭の使い方、これでいいんでしょうか。


で、も。

FFⅣとなると、こうはいきません。
「記憶」というものは、邪魔になることもあるのです。

たとえば、装備。

現在のFFでは当然あってしかるべき便利な機能 「さいきょう」。
Ⅳには、…ありません。
みぎて、ひだりて、あたま、からだ、うで、一個一個選んでは装備、選んでは装備…。

そして、武器だの防具だのを買うのに、今持ってるやつより強いかどうか、わかりません。
誰が持てる物なのか、は分かるんですが。
「けんじゃのつえ」を持ってる状態で、ただの「つえ」を選んでも、白魔導士の彼女は大喜びです。


便利な今の世の中に慣れすぎていると、思わぬ事で苦労してしまうことになるんですね。
FFをやってて、人生の何たるかを学ぶ…。


しかしまあ、全体的に懐かしさ爆発、ってところでしょうか。
それに、驚いたこともあります。

魔導士の村の音楽が、FFⅨでも使われていたり。
暗黒騎士の「あんこく」(HPを犠牲にして、敵全体にダメージ)が、このころからあったり。
黒チョコボも、このとき既にいたりとか。

Ⅸをやった時点で、「わあ、なつかし~」と思わなきゃならなかったんですね。
わたしもまだまだ、修行が足りません。



1番びっくりしたこと、は。

「ケアルダ」 の存在。

…「ダ」、です。 「ダ」。

「ラ」と「ガ」の中間に位置する物なんですが。
その存在意義が議論されることもなく、消えていったものと思われます。
使えないこともないが、存在感もない「ケアルダ」。

歴代のサッカー日本代表でいうと「伊東選手」あたりでしょうか。
華の無さが、その人の色、みたいな。
念のために言っておきますが、そう実力がないわけじゃありません。


わたしは好きだなあ、ケアルダ。

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