けいよい日記

キングオブ暇な私の、心の琴線

こんなもの、昭和。

 
ヤフオクを「レトロ」で検索しておりましたらば、こんなものがヒットしました。
 
 
 
 
なんと鬼のように懐かしや。
 
これ、ご存じの方いるんだろうか。
 
 
私が小学校後半から中学校前半くらいの……いつか……に、めちゃめちゃ流行ったんです。
 
ひと目でわかるとおり、チェッカーズがモチーフなんでしょうけども。
 
 
 
 
 
今更ながら肖像権だの著作権だのが気になるところです。
私の勘では、おそらく何の許可も得てないような。
 
 
当時は、あらゆるものが、このキャラクターに浸食されていたように思います。

 
ふでばこ。
えんぴつ。
消しゴム。
下敷き。
ハンカチ。
意味のないキーホルダー。
 
等々。
 
 
みんな何かしら持ってたね、女子は。
 
私は持ってませんでしたけどね。
 
 
私の使っていたふでばこは、
 
なんか黄色の
なんかバイ菌みたいな
なんか適当な絵柄のキャラクター3匹くらい描いてある
 
そんな缶ペンでした。
 

しかもそれ、きっちり自分で選んで買ったものだったのでね、
そうそう買い換える予算もありませんのよね。
 
選んで買ったときのことを、なぜだか覚えています。
どこの店だったか、その店のどこにあったかも。
○本文具店の左脇の棚の下の方でした。

鮮明に覚えているのは、後悔が強かったせいでしょうかね。

 
でも、いいんです。
 
缶ペンだったからいいんです。
しかも中が2段になってるタイプだったし、いいんです。
 
 
 
 
 
 
 
いいんです。
 
いいんですよ!
 
ほっといてよ!
 
今の私に慰めなんていらないのよっ!
 
アァ、微笑みに乾杯…
 
 

しかし、彼らの名前が EASYBOYS だったなんでねぇ。
簡単な少年達、だったなんてねぇ。
 
まったく知りませんでしたわ。
これに名前があったことすら知りませんでしたわ。
 
きっと持ってなかったからでしょうね。
そう、これ関係のもの、1個も持ってなかったから。
 
いや、うちでも大抵、流行りはじめて…半年後くらいには、1個くらい手に入れることができたのですが、時既に遅しだったんでしょうね。
 
でも、いいんです。
 
いいんです。

 
◆ ~繰り返し~
 
 
 
 
なんだか熱病のようにガーーーーッと流行って、スーーーーッと消えていったように記憶しております。
 
子供の流行なんてもんは、そんなもんなんでしょうか。
 
流行るだけの価値があったのかと問われれば、ちょっと答えに詰まるものもあるかもしれない。
だが、あれくらいのとき流行ったものは、それだけで何だか特別。

メローイエロー、しかり。
なめ猫、しかり。
仲村トオル、しかり。

ああ、川合俊一も入れておこうか。
私的には、井上謙だけどね! 
謙と書いて『ゆずる』と読むところがミソですな。
 
 
 
 
 
 
 
うむ、順調にお歳を召していらっしゃるようです。
 
 
 
 
 
 
チェッカーズ人気も、しげしげと指折り数えてみれば、
せいぜい3年弱ってところだったんでしょうかねぇ。

ピーク時は、男子がこの髪型にトライしていましたよ。
 
 
 
 

でも、しようとした時点で教師に見つかって、すっぱり切られてしまいました。
 
 
「え、そんなヒドイ。」 とお思いでしょうが、それは違うんです、なぜなら。

切られた本人も、少しホッとしてたと思うんですよ。

私は、そう思うんです。

だって、リアルに日常でこの前髪してたらバカでしょ。
 
 
本人も伸びるにつれ、漠然と不安に駆られていたに違いないのです。
 
 
 
『伸びきったら……どうしよう……』   って。
 
 
だから、早いうちに切られといて良かったんですよ。
 
 
 
それよりも、ですよ。
 
切る方なら、切られて終わりですけど。
 
足す方は、ちょっぴり悲惨でした。
 
ちょうど同じころ、アイビーだったっけか、もみあげの部分を耳のところで直線状にスパッと切る髪型が男子の間で流行ってませんでしたか。
 
今、オードリー春日がやってるあれを、ちょっと刈り上げふうにしたような……なんやそんな感じ。

って、ああ、よく見えないけど、これですよ。
まさにこれ。
 
 

なんだ、アイビーもアナタだったのか。
あ、玉置さんもそうだわね。
 
 
というか、猫も杓子も状態だったんでしょうね、都会では。
 
 
 
 

だがしかし田舎中学では、そうはいかないわーけーでー。

アイビーも「流行ってるから禁止」という、ごく自然な成り行きになっていたのですが。

やってくる男子もおるわけです。
 
切ってしまえばこっちのもの、とでも思ったのでしょうが、どっこい、教師も負けてはいません。
 
 
その男子が寝ている間に、もみあげを足してました。
 
 

マジックで(油性)。

 
 
しかも寝相の関係で片方だけ。
 
お気の毒に…としか言いようのない出来事でしたねえ、あれは。
 
 
 
 

 
あ、お気の毒に、で思い出しました。
 
フミヤって、シイタケ嫌いで有名でしたよね。(……有名だったんだよ…!)
 
で、トップテンで無理やり食わされて泣いてましたよ、あれも気の毒だったなあ。
 

でもね。
それから20数年後。
 
食わず嫌い王で、ふつーにシイタケ食べてたんですよ、あの人ってば。

お茶の間で驚愕しましたよ。

テッパンでシイタケじゃーーんとか思ってたのに、違いましたよ、別もんでしたよ、好物でしたよシイタケが。
 
なんてことでしょう。

 
 
フミヤ → (タカモクとケンカ中) → シイタケ嫌い

 
 
なんて日本津々浦々どこでも通用する公式だと思っていたのに、こうもあっさりと覆されるとは。

そんなもんですか、嫌いな食べ物って。
もっとこう、魂を込めて嫌いになるもんじゃないんですか、ああ、そういえばぬーも納豆食ってるな。
 
好き嫌いなんて、そんなもんなんですかね。
私あれが嫌~いとか言う前に、自分の味覚疑えってことですかね。
っていうか、あの人達、仲直りしてくれないんですかね。
 
 
 
 

では最後に、私が食べたい昭和な食べ物を列挙して、今日は終わることにしましょう。

うーむ。
 
サラダ一番。
まがりせんべい。
 
 
 
 
 
 
 
…8割せんべいって一体。
 
 
 
 
 
 
 
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