すいばり 結果発表
先日は、投票していただき、そしてコメントをしていただき、本当にありがとうございました。
結果は、えらいことになってしまいました。
だーれも、ご存じなかったです……。
おひとり、勘違いで知ってるに入れてくださった方がおられましたが、それがせめてもの救いです。
この投票を作るにあたって、質問項目を考えるとき。
・「すいばり」という言葉を知っているし、使う。
・「すいばり」という言葉を聞いたことはあるが、使わない。
・「すいばり」という言葉を聞いたことはあるが、使わない。
などなど、細かく設定しようかなとか思ったんですが、……しなくて正解でした。
まったくもって、意味がなかったです。
では、ここで、「すいばり」の正体を暴露させていただきましょう。
「すいばり」というのは、まあ言うなれば「小さなトゲ」のことです。
小さい小さい、目に見えないくらい小さいトゲが、な~んか指先に刺さって痛いんだよぅって時、ありませんか?
あれのことです。
主に中国・九州地方の、それも瀬戸内側で、使われているようです。
…本当にごく一部です。
しかし、すいばり文化圏に生まれ育った私にとって、「すいばり」が方言だとわかったときのショックたるや、語るに語れないものでした。
ええ、そうでした。
ええ、そうでした。
物心ついたときから「すいばり」に悩まされ、「すいばり」を摘出するために針を焼いて、痛みに耐えながら患部を突いてきたのです。
それくらい、昔は身近なものでしたが…。
いまじゃまったく、「すいばり」にお目にかかることはありません。
「すいばり」は、まあ大抵が木や草のささくれだったりします。
なので、それだけ住宅事情が変わってきたということなんでしょうか…。
なんだか、寂しい気もします。
「すいばり」が妖怪なんじゃないかと仰る方もいましたが、あながち間違いではないのかもしれません。
子供の時にだけ あなたに訪れる 不思議な出会い…。
それが、すいばり。
んなわけない。
いや、ほんとどうもありがとうございました。
楽しかったです!