けいよい日記

キングオブ暇な私の、心の琴線

お届けとかでなく。

「けいよいは京都に行ったら、何するん?」    
と、旦那が聞いてきました。

「とりあえず、夏をやり過ごすよ。」    
と、即答しておきました。

「いや、なんかないんかい…」
とかブツブツ言ってたような気がするが覚えちゃいません。






しかしまぁ、見つけておきたいものはあるのです。
それも早急に。

 

その一つが、ピザ屋。

 

うまくて安いピザ屋。





オリエンタルラジオが、デデンデンデンと宣伝してるタイプのでは……なく!
ナポリ系の、薄皮縁もっちり系を…!

そう、あの、薄すぎて食べにくいくらいのやつが良いのです。

 

私は手で食べますけど、みなさんどうでしょうねぇ?
ナイフとフォークで食べたりされるんでしょうか。

 

あたしらは、手ですよ。

 

手。



手で、一個のパーツを縦折りにして先からむしゃむしゃと…。

 

あ、先がぺろんぺろん過ぎるのなら、先っぽだけ織り込んで縦折りにしたら、なおのこと食べやすいですねぇ。






新婚旅行でローマに行くっていうんで、食べ物のこととか色々調べていたことがありました。
ネット創世記の20世紀の話です。



すると、あるところに、ピザを極めようとされている方のHPがありました。

 

その人は、いろんなピザ屋を食べ歩き、もちろんナポリまで行って本場の味をも体験し尽くしておられましたよ。
それでも、「ピザとはなんぞや」という永遠の難問には答えられない、って感じでした。

いやぁ、先の長そうな旅ですやねぇ。

 

そのHPの掲示板には、いろんな人が書き込みをされていたのですが、その中に、こんなものが。



俺は、イタリア中のピザ屋を何年も食べ歩いてきた。
それでも答えなんか見つからない。
この程度で、ピザのことを語るなんて10年早い。
ふざるな!!!




ふざ..........るな!!!
     





あひーん…。
こういう書き込みを間違えると、どうしようもなく情けなくなりますぅ…。
私が「荒らし」というものを目の当たりにした最初でございました…。



しかし、このHPの主さんは落ち着き払ったものでした。


○○さん。

つたないHPで不愉快な思いをさせてしまい、申し訳ありませんでした。

よほど頭に来られたのでしょうね。

ふざ「け」るなと書くべきところを 

ふざ「せ」るなと書き間違えるほどに。

本当に、申し訳ありませんでした。



 

やはり、こういうものにはクールに対処するのが一番なようです。




さて、ピザに話を戻しますが。

 

ピザといっても、本場イタリアでは土地によって随分違いがあるようです。
そう、日本における、西の丸餅・東の角餅、のように。

デンデン言ってる人達のあれは、アメリカタイプですよね。
やたらめったらなボリュームがいかにも…あぁ、これ以上は怖いので言うのはやめておきましょう。

 

イタリアでは、ナポリタイプとミラノタイプがあるのかな?

 

ナポリ風ピザは、私の好きな、薄目縁モッチリ系。
ミラノ風ピザは、薄いのは薄いけど、カリカリサクサクだと聞いています。

 

どっちのピザが美味しいのか。



それぞれの出身地の人(日本語ペラペラタレント)がテレビで言い争っているのを見たことがあるのです。



ミラノの人は言います。
ナポリのピザは、お餅みたいで喉に詰まるんだよ~~~だ!」

 

ナポリの人が言い返します。
「ミラノのピザなんか、煎餅みたいじゃないくぁぁ!!」



日本人の我々に非常にわかりやすく説明しつつケンカするなんて、素晴らしい技術ですよね。

 

その時に、ミラノピザを煎餅に例えていたナポリ人が、他でもない、この方。
ちょい悪オヤジ代表。

 

いや、まさかこんなことになるとは、あの頃の本人も思ってなかったでしょうなぁ。
普通の気のいいイタリア人だったのに。

 

ジローラモさんは好きなんだけどさ。
ハッキリ言わせていただきます、街中で「ちょい悪オヤジ」を見たら、私はいつもニヤリとしてしまいますよ。



全部、ドン小西に見えるんだもんよ。





いや、どんぶり小西はどうでもいいんだよ、ピ・ザ!
ピザ屋を探すんです!





それが私の、京都での初仕事。
ご利用まことにありがとうございます。