けいよい日記

キングオブ暇な私の、心の琴線

クルルルッピークッペポー!

 

最近のお気に入り、達彦さん。
い、いえ、上の画像とは一切関係ありませんよ?
 
達彦さんは、こういう人です。
少しハンカチ王子に似てるわね。
 

 

ま、それはいいとして。

 

達彦さんこと福士?さん(フルネーム知らん)が出てた映画に「スウィング・ガール」というものがございます。

 

…端役。
 
……いや、端役といいましても、非常に重要な位置にいる端役です!
この映画のキーになる、映画の代名詞ともいえる台詞を任されています。

 

 

「すべての人間は2種類に分けられる。スウィングする者とスウィングしない者だ。」

 

この台詞を、割と唐突に不自然な感じでね…って、それはいいのです。



この言葉を聞いた時、私はしみじみ思いました。
私は、スウィングしない者だな、と。

 

いや、もっというと。
スウィングしない者代表として言わせてもらえば。
 
 
 

スウィングしたくてもできないんだよ。

そういうタイプじゃ、ないの。



 

ってなもんです。

 

他人が見ているところで自分をさらけ出したり、何かに没頭したり。
そういうのが無理なのですねぇ。



私と同じAB型の、少し私と似てる友達が、こんなことを言ったことがあります。

 

「子供は嫌いじゃないし、あやしたりしてもいいけど、その姿を絶対に人に見られたくない。

 

私は、とてもとても共感しました。
そのとき私が犬だったら、ちぎれんばかりに尾を振っていたことでしょう。
「わかるワン!わかるワンワン!!」と。



「○○ちゃ~ん、ホラホラ~~、ベロベロバァァァァ♪」 

 

そんな私を誰かが見ている?

冗談じゃねぇ…!




……話を戻します。

 

最近の私のお気に入り、「プロフェッショナル~仕事の流儀~」というNHK番組がございましてね。
そこで、脳みその研究をしてる茂木健一郎博士が言っていたのです。
脳に快感アハ体験!ってゲームを監修してる人ですよ。

 

博士がね、「セッションはとても脳に良い刺激を与えるのです。一番いい!」って仰ってまして。

 

セッションってのは、あれです。
音楽をやる人達、音楽家達が集まって、即興で音楽を合わせていく、あれです。 
まぁ、音楽に限らずかもしれませんが。
カッコイイです。



で。
 
この、セッションってやつも、私には難しいなぁ…と思ったのです。

 

わかるんですよ。
セッションが脳みそに刺激を与えるっていう、その感じは非常によくわかるのです。

 

自分の本能に従いつつ、相手の出方次第で次に何をするのか、自分でもわからずに進んでいき、一つのものが完成されていく…。

 

スウィングのように自分に没頭するだけでなく、外からの刺激も受けつつものを作っていくんですから。
脳みそとしてはそりゃ…内も外もフル回転ってなもんでしょう。



脳みそフル回転。

これだけなら、別に私にも出来そうなもんだけど、なにがダメなんだろうなぁと考えてみました。



思うに。
セッションなんかをしてる時ってのは、脳みそフル回転だから。

 

非常に無防備な状態なのではないかと思うのです。 生き物として。

 

例えば、鼠が森でセッションをしてたとして(鼠が)
お互いの音楽にのめり込み、歌を歌い上げ、ギターのビヨビヨ~~ンって音に酔いしれていたとしたら(鼠が)
後ろから音もなく近づいてきたフクロウに、一発で仕留められていることでしょう(鼠…)

 

いや、私にも捕まえられるかもしれない、そんな鼠。 素手で。 ぷちっ。



おそらく野生動物、いや、人間以外の動物が、我を忘れるほど、のめり込むことがあるとすれば。
それは生殖行為の時のみだと思われます。

 

だって、死活問題ですもん。



私は、我を忘れ没頭するという行為は、非常に野性的なものだと思っていましたが。
こう考えると、人間にのみ可能な行為なのかもしれません。

 

ということは、です。

私は…。
セッションとかスウィングとかできない私は、えーっと…人間的でないということになりまして…。
 
より動物的だ、ということになりまして…。






よくない、非常によくない。



もう一度、考えてみます。
 
私の都合のいいようになるように…!

 

ええーーっと…!









さて、みなさんはどちらでしょうか。
スウィングする者と、しない者。

 

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