けいよい日記

キングオブ暇な私の、心の琴線

橋が八つあったから八ッ橋。

ロマンティックが止まってからちょいと経ちましたが、那央さんいかがお過ごしでしょうか。
 
前言ってた、八ッ橋記事ですよ。
あと、つがるっちょも、卒論が終わったら見てちょうだいよね、あのねぇぇぇぇ~~~~~っ。



単刀直入に言います。
あなた達2人が大好きな、八ッ橋。
 
 

八ッ橋は。
 
 
 

焼き菓子です。



 

本来は、煎餅なのです。





QPのお礼に何か送るよ、何が良い?と2人に聞くと、こう答えました。
 
「八ッ橋が良い!」



そこで私は聞きました。
 
「固いの?それとも生の方?」




すると、那央さんには意味が通じませんでした。
 
つがるっちょにいたっては、「固いのって、揚げてるやつですか?」と勝手に新境地を切り開いていこうとするので、必死になって止めているところです!




はい、固い方の八ッ橋、本来の八ッ橋、写真をとくとご覧あれ!って、那央さんには送ったからわかるだろうけど。(そしてこれだけ余ってるんじゃないかと、キラーンッ)

 

 

これが、八ッ橋です。

 

ほらっ。このカン缶、見たことないですか?

 


おばあちゃんちで、「大事な物入れ」になってませんでしたか?






で、お二人が「八ッ橋」だと思っていたのは、これらだよね。

 

 

これはね、生八ッ橋であんこを包んだ新しいお菓子、粒あん入り八つ橋なのだよ。

 

だから、お店によってそれぞれ名前が付いているのです。
聖護院八ッ橋だったら「聖」。
井筒八ッ橋だったら「夕子」。 
 
……なんで夕子なのかなんて、あたしゃ知らないわよっ。
 
つぶあん入り生八ッ橋「夕子」は、故 水上勉作「五番町夕霧楼」のヒロイン夕子にちなんで名付けられ、その可憐で清楚なイメージを表現した叙情名菓です。
 
…へぇ。




ああ、そうそう、「おたべ」ってのもありますねぇ。

 

って、調べてみたら、粒あん入り生八ッ橋の元祖は、ココだった。
おたべの会社が昭和41年に発売を開始したそうな。

 

あたしゃ今まで、おたべが一番後発品だとばかり思っていたよ、ごめんよ、おたべ…!
だって名前が…!
ネーミングセンスが…!
 





私が、ごくごくちっちゃいころは、固い八ッ橋しか見たことなかったんですがね。
小学校くらいから、なんだかこの粒あん入り生八ッ橋を見かけるようになったような。

 

山口にまでその存在を知られるのに、販売開始から10年くらいかかったってことね…。

 

母親や近所のおばちゃんとかが、えらいもてはやしてましてねぇ、粒あん入り八ッ橋
私が京都へ修学旅行に行った時は、この粒あん入り八ッ橋をゲットして帰るのが至上命令でしたよ、めんどくせぇ。
 
 
で、さっきからなんで、いちいち粒あん入り八ッ橋」って律儀に書いているかというと。
 
ただの八ッ橋」ってのが、ちゃんと別にあるからなのです。

 

 

これは、あの固くなる前のやつ……だと思ってるんだけど、合ってるのかしら…。





他にも色々ありますよ~。



栗味。

さくら味。

黒ごま。

生チョコ。 え?

イチゴミルク。 え?

 

 

……誰?





しかしまぁ、若い世代には八ッ橋と言えば粒あん入り生八ッ橋になってんのねぇ…。
八ッ橋でジェネレーションギャップ感じるなんて、思いもしなかったわよ。

 


つーことで、これから先、八ッ橋を食べる機会がある人は、必ずバニラアイスを巻いて食べるように。

 
 
私が言いたいのはコレだけだ。
予は満足ぢゃ。

 

あぁ、ちなみに固い八ッ橋の形は、琴の形と言われておりまする…。

 



めでたし、めでたし…。

















で、こんなことをしてる人を見つけてしまいました。

 

 

生八ッ橋鶏肝のやわらか煮巻…。
生八ッ橋しめさば巻…。

 

他、全48種類。
この数字の理由は「48枚入りだったから」。

 

すごいけど…すごいけど…どうかしている…!
ご利用まことにありがとうございます。