けいよい日記

キングオブ暇な私の、心の琴線

松の内が終わるまでに…

初詣の話をすませておきましょう。

 

書かないわけにもいかないから、だって旦那のぬーが自分のブログで…。
まったくもって、いつの間に。





今年の初詣は、上賀茂神社に行って参りました。
 
上賀茂神社は、ぬけ夫婦が結婚式を挙げさせていただいた場所なので、ちょっと特別なところです。

 

世界遺産だしー。
葵祭のゴールだしー。
国宝だしー。

 

なんてまぁ、「あら♡」と思っちゃう肩書きは枚挙にいとまがありませんが、そんなことはとっぱらっても、ここは良いところです。

 

 

大きな鳥居をくぐると、境内までの参道が白く輝いているのですがね。
その両脇は芝生の広場になっておりまして。

 

天気の良い日なんかに行くと、近所のガキ…いや、お子様達が思い思いにコロコロと遊んでいるのです。
それを見守りつつ、ウィークデイの疲れを癒す親…みたいな。
そんな微笑ましい、微笑ましいですよ!和やかな空気がいつ行っても流れています。
 
 

 

京都の中でも割と北の方に位置することもあって、周りには全く高い建物もありません。

 

だから森に囲まれた空が抜けるように青く。
すぐそこを流れる小川の水は、いつも清らかで豊か。

 

空気いい~~…と、芝生に寝っ転がりたくなるんですよ。
由緒正しいところなのに、地元に根付いてて、ゆったりとした余裕がある感じがとても好き。
桜の季節にでも、どうですか。

 

ってまぁ、初詣に行ったときは天気イマイチだったんですが。(ド曇り)

 

 

いやぁ、正月ってスゴイですねぇ。
いつもと全然違いましたよ。
 
結婚式の時しか入れないと思ってた場所まで、無条件で入れるようになってました。
 
…なんだか、今まで得をしてた気分だったのにさ。
…なんだ、正月に来りゃ、ここまで入れるんか。     
 
ふぅ~ん…。


ってまぁ、それはいいんですけどね。



そこで馬みくじを引き。


普通に大吉を当て。 ふふっ。

 

「昨年はありがとうございました。今年もよろしくお願いいたします。」

 

と、略語を使わずにちゃんと挨拶をしてきました。




んで、厄落としぜんざいと厄落とし大根を食べましたよ。

 

 

なんで、大根を煮たのが厄落としになるんだろう??
京都でしか見たことないような気がするんだが。
 
これが美味くてねぇ。
ら、来年も食べにくる…と思わす美味さでしたよ。

 

作ってる方達は、おそらく近所の方達なんですけど。
若い兄ちゃんとかも忙しそうに動き回ってて何だか新鮮な風景でした。
いや、見てくれは今風の若者なのに、すっげぇ働いてて…とかいうのは偏見なんですね、きっと。うん。

 

 

若者達とおじさん達が、

 

「油揚げ無くなった、油揚げ(大根炊きに入ってる)、買うてくるか?スーパーで買うてくるか?」
「湯飲み、あろうてくれるかー!」
「あっ、ありがとうございました~。」

 

実に見事な連携。 
シビれました。
 
でも、結局、誰も油揚げを買いに行く様子がなかったのが非常に気になりつつ…身も心も温まってお暇させていただきました。

 

 

上賀茂神社は、上七社のひとつで、それも上から3番目という位置づけになります。
位が高いんですよ、ひと言で言うと。
 
でもね、建物を維持したりするの大変だそうです。
 
しかも建物全部国宝なんで、ちょっと修理するのにも手続きがいろいろあって、その間にカラスが屋根に開けた穴から苔が生えちゃって…みたいなことが多々あるんだと、神主さんが淋しそうに微笑みながらお話ししてくださいました…。



よくない。
よくないです。



お金、かかるのです。



なので、皆さん、上賀茂神社にお詣りの際には、是非お賽銭をいっぱい出してください!



え、うち?
う、うちは、もちろんその時持っていたのを全部…!…小銭をほとんど全部…! 






あ、日曜日には馬がいるよっ。
白馬だヨッ。

 

ほらっ。                 
ご利用まことにありがとうございます。