雪銀閣
およそ歴史というものが誕生したときから。
金と銀はペアで考えられてきたといっても過言ではありますまい。
いや、過言か?
というわけで、先週末に降った雪で、雪銀閣寺を見ることが出来ました。
しかしまぁ、今年はよく降るねぇ。
今日も、なんとなし降ってるよ。
今日も、なんとなし降ってるよ。
去年は結局、あの金閣寺の一回こっきりだったのに。
ラーメン食べながら、よく降るなぁ…と感心しておりましたら、帰ってからテレビを点けましたらば、東北地方の雪の様子をやっておりまして、その雪の降り方といったらアナタ、一寸先は何?くらいの勢いでございまして、
あぁ、ごめんなさい…この程度でよく降るなんて言ってゴメンナサイ…
って、誰にともなく謝ってしまいました。
まぁ、あえて誰向けかを限定するとしたら、赤くて丸いものの寄せ集めの、岩手のあの人とかなんでしょうけどね。
この雪は結局、丸一日降ったのみ。
二日続けて降り続けるなんてことはありませんでした。
だからねぇ。
次の日に残っているか、一か八かだったのですが、朝一番に行って辛うじて見ることができた、って感じでした。
見ている間に、雪はダバダバと溶け始めてましたよ。
おそらく、せいぜい午前中いっぱいの命だったと思われます。
さて、銀閣寺。
例によって通称です。
本名は、東山慈照寺。
「とうざん」じしょうじって読むのね、「ひがしやま」でええやないか、あ・か・ん・の・かぃ。
お金がないから銀箔が貼れなかったとか聞くけど。
実は月に照らされたときに銀色に輝くなんて噂も聞いたことがあるような。
いくらあったら銀色に出来るんだろうね。
ちょっとやってみたいような気もするけれど、まぁいろんな人が許してくれんだろうし、
そもそも金もないし。
こうして雪が積もったときだけ、義政公の夢見た銀閣に近づくってぇくらいが、ちょうどよいのかな。
それとも、これが完成型?
私ね、銀閣寺の方が渋くて良いよね、って言ってる人がいたら、よぅく顔を見ることにしています。
本当に渋くてイイと思っているのか、渋くてイイと思ってる人間に見られたいのか、それを見極めるために。
そう、私、性格が悪いの~。
あ、こういう使い方をするつもりだったのねぇ、これ。
なるほどねー。
なるほどねー。
でも、そういうの、あると思わない?
その最たるものがブログなのかしらね。