黒い二人が空を飛び。
先月、北海道行ったんですわ。
北海道の、大沼公園ってとこです、まぁ函館の近くだと思ってくださいな。
京都から行くとなると、函館空港経由の空の旅ということになります。
狭い関西の中、無駄に３つほどある空港の中から、今回は関西空港をチョイスぅしたわけなのですが。
考えてみたら、関西圏から国内線に乗ったのは初めて。
なのでね、空から見る風景がとてもとても楽しかったのです。
まず見えてくるのは、件の空港、無駄３（むだｽﾘｰ）の面々ですわよ。
またアホらしいもん造ったわねぇ…と思いながら５分と経たないうちに、伊丹空港らしきものが見えてきます。
びっくりするくらい、街中です。
それも、超・住宅街。
そりゃぁ問題にもなるわ…っていう立地でした。
便利かもしれないけれど…、私個人といたしましては、あそこに空港があっちゃダメなんじゃないかと。
騒音より何より、緩衝地帯ゼロだったっちゅーのよ、怖すぎるわ。
橋下知事が伊丹いらんとか言って叩かれてるけど、いや、ちょっと、考えた方がいいよ、あれは、うん。
はぁあ…と溜息をついていると、さっきまで我々がいた京都の碁盤の目が登場。
おお～～四角い～～四角いよ～って騒いでる目の端には、琵琶湖。 近ッ。
ということは、あの辺りにスースーさんがいるんだねぇ、ほうほう！
……なんだって、あんなところに住宅地があるんだろうね……。
まぁそんな永遠の疑問を胸に秘めつつの、空の旅…。
あたしゃ高所恐怖症なんですけど、飛行機から下を見るのは大好き。
特に関西圏だとね、歴史と絡めると、いろいろと面白かったように思います。
下にお城が見えてくる。
その周りの山並み、道すじ。
そういうものを見てると、あぁだからココにお城が必要だったんだね、ってことがよくわかる。
楽しい。
いつも以上に窓に張り付いてしまった飛行機でした。
佐渡ヶ島も見えましたよ。
本当に、この形だった。
こう。
そのあとは、海ばっかだったがねぇ～。
皆さんも、是非是非、飛行機乗るときは下を見てくださいよ、下を。
もったいないですよ。
ｽｯﾁｬｰﾃﾞｽのお姉さんも、とても感じの良い方でした。
親しみやすいというか、本当に気遣ってくれてるなと、たった１時間ですけど、
そう思える方でした。
なので、その旨ぬーに伝えたのです、すると。
ぬ 「中華街のアレに似てるな。」
け 「え？」
……こいつ、なんてこと言いやがる。
「中華街のアレ」で分かっちゃった私もどうかと思うけれども、ホント酷いわ、ぬー。
け 「……私は、山村紅葉やなって思った。」
ぬ 「誰それ。」
本当に良い人だったんです…、ｽｯﾁｬｰﾃﾞｽのお姉さん…。
それは本当なんです……悪いのは私たちなんです……。
あぁヤダヤダ黒い黒い。
じゃあもぅ黒ついでに、ここでカミングアウトしときますわ。
私ねぇ、函館初めてだったんですけどねぇ。
なので、夜景見るのも楽しみにしておったのですが。
帰ってからでした、この事に気付いたのは。
これ、この函館の夜景。
あたしゃー、３６になるまで。
ココの事だとばかり。
ココの部分のことだとばかり…！
思ってましたわよ…！
いや。
いやいやいやいや、考えてみれば、そんなバカなこたぁないんですけども。
小さい頃地図を見て、「あぁコレってここの部分なんだ！」って思って納得して。
そのまま３０年あまりの年月が過ぎ去ってしまったようです…。
北海道は広いんだって、安住さんも言ってたのにねぇ。
「札幌から富良野に移動した後、『ちょっと札幌に戻りたいんだけど』とか言われたら、殴ってやろうかと思う。」
って、言ってたのに。
そうなのよねぇ～、あそこなわけないのよねぇ～。
なんだってあたしゃー、そのことに疑問を感じなかったんだろうねぇ…。
あれかね、やっぱ、ろくでなしだからかね。
ろくでなし。
那央さん（山田）に言われたんだけど。
帰りは札幌からだったので、ちょいと那央（山田）さんに出てきてもらって、
一緒にラーメン食べたのよ。
忙しいのに会ってくれましたよ、アリガトゴザマス。
そんときにね、函館→札幌間は案外すぐだったって。（つーても３時間半なのですが）
寝て起きてトイレに行って、寝て起きてトイレに行って、寝て起きてトイレに行ったら着いてたよ！って、那（山田）央さんに言ったら、こう言われたんです。
「あぁ、そういうのを、ろくでなしって言うんですよね。」って。
コレをくれた（山田）那央さんに言われたよ。
アリガトウ、山田（那央）さん。
かなり気に入ってます。
ちなみに私は、ろくでなしブルースより、ろくでなしぶるーちゅの方が好きでした。
あ、大沼の話は、また改めて。
一年以内には、なんとか。
