けいよい日記

キングオブ暇な私の、心の琴線

フグブラ。

 
 
 
今年もまた、水仙に見られてきました。
 
 
去年よりも1ヵ月くらい遅く出向いたにもかかわらず、まだ盛りではなかったですなあ。
 
ものすごい遅れ方。
よほど寒いのね、今年は。
 
まあ、あれよねえ。
アナタたち、吹きっさらしだものねえ。
無理もないわ。

 
 
 

うん、好きなタイミングで咲くといいと思うわよ、私は。
 
好きなときに好きなだけ。
 
国債も排便も、そうありたいよね。
 

そういえば、寒さは関係ないかもしれないけれども、香りは去年よりも芳しかった、ような気がする。
 
がんばれ水仙
負けるな水仙
 
キャッチ・ザ・京都21。
 
 

 
 
とはいえ、今回は、水仙は余興なのであります。
 
メインは、こちらなのでございます。
 
 
 
 
うん。
 
あのね、今からね、私はね。
 
 
 
 
あんた、食うから。
 
 
 
 
正確に言うと、3年後になるのかしら、でも食うから。
 
淡路島には、『3年ふぐ』 というフグがおるのですよ。
養殖じゃあ、あるのだけれど。
 
 
        

 
 
 
普通は2年で食うところを、1年余計に時間を掛けましてですね。
 
3年掛けてフグを、っぷんたっぷにしてから食う。
 
という所業が流行っておるようです。

当然のことながら、デカイ。
どれくらいデカイかというと、これくらいらしい!

 
 
 
 
極端だろう!

3リットル入りのヤクルトくらい、極端だろう!
 
 
しかも、鍋の脇に証明書が置いてあるという徹底ぶりです(シリアルナンバー付き)。
 
極端なうえに徹底的。
もう怖いものなしです。

 
 

 
 
さて、これだけデカイので、2人で食べても十分な量ですよ。
 
てっちりだけでなく、いろーんなもんが出てくるのです、まず皮。
『てっぴ』 ってやつですな。
 
私、ふぐ皮大好き。
身よりむしろ好き。
できればポテチのようにコンビニで買えるようにしてほしい。
 
ポン酢にネギでね。
ちゃちゃちゃっとね。
 
いやあ、うまかった!
 
 
 
 
で、お次は、てっさ。
刺身ですよ。
 
こんなものはねえ、1枚ずつ食べるなんてバカなことをせず、10枚ずつくらい食べるなんていうアホな食べ方でいいんですよ。
 
そんなことしてたら、あっという間になくなっちゃいましたよ。
 
 
 
 
 
うまし。
 
3年フグうまし。
 
歯ごたえがねえ、とても不思議なのです。
魚なのに、サクサク感があるのです。
 
あれは本当に不思議でしたね。
野菜か?ってぇくらいサクサクしてて、それでいてコリコリしていて、それでいてシツコクないの。
まあ、フグだからね、しつこさはないやね。
 
 
いやあ。
いやあ、うまかった!
うまかったよ!
 
 
で、いよいよメインディッシュ、てっちりですよ。
鍋ですよ。
 
もう、薬味もてんこ盛りなんだから。

 
 

もちろんフグも、このなかにギッシリよ。

 
 
 

で、鍋をつつきつつ。

そんなに育ってどうすんのよってくらい大きい、大福みたいな白子の塩焼き
(ちゃんと2個)を食べたり。
 
 
 
 
 
 
焼いた石の上に野菜とかフグの身を乗せて、そこに水を掛けて、じゅぅぅぅわぁぁぁぁ~~って蒸して食すという、この店の名物料理を食べたり。
 
 
 
 
 
そしてそして、激うま唐揚げ、実は、てっさより何より一番美味しいんじゃないかっていう
フグの唐揚げを食べたり。
 
 
 
 
 
 
してるあいだに、腹パンパンよね。
 
 
ああもうこれ以上は絶対無理、というところへねじ込むのが、そう、お雑炊。

 
 
ふっ。
 
完食。
 
 
 
 
フグのダシが、よう出ちょったいぃね。
薬味なんて、いらんいぃね。
 

フグは、あれだね。
基本、甘いものなのだね。
 
いやそりゃ、山口でも食べたことあるし美味しかったけれども、あの歯ごたえは本当に驚きましたよ。
サクサクコリコリ。
 
 
 
いやあ、うまかった!

皆さんも、さぞかし、ご堪能いただけたことと思います!
ほんっとに美味しそうでしょうっ!?
 
 

……。

なによっ。
なんか文句あんのっ。

しょうがないわねえ、じゃあ、キンタマだけ見せてあげるわよ、ほら。
 
 
 
 
 
デカイでしょ。
 
これはね、正直、1個で十分だった……。
爆笑問題の太田じゃなくて、田中の方でいい……。
 

食べてる間に、自分の脳みそが金玉に置き換わってしまうんじゃなかろうかというくらい、
口の中白子だらけ。
 
なんかこう、もう1個は別の調理法で…いや、そっと未来へ向けて土に埋めるのでもいいと思う……。
 
 
チーン…。
 
 
 

ぬーが白子を食べながら「なんで男は食べれて(精巣)女は食べれんのやろう(卵巣)。」と聞くので。
とりあえず「知らん。」とだけ答えておいたのは良しとして。

今にして思えば、山口は、フグの肝を食べるのよね。
お刺身を食べるときのポン酢に、肝をちゃちゃっと溶かして食べるの。
美味しいんだけれども。
でも、肝には毒があるはずなんだけれども。
 
どうも、大分と山口だけみたいなのよねえ。

あれ、なんだったんだろ。
 
……私、生きてますわよね。
 
 

あ、ちなみに、最後のアイスクリームも、妙に美味しかったでーす。

 
 
 

ごっつぉさんでした。
 
 
 
 

また行きたい。
次はハモかしら。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 

あっ忘れるところでしたわ。

淡路島の水仙処って、お登勢さんって人がいるんですけれども。
 
 
 

なんか、よくわからないけど。

デビューしてた。
 
 
 
 
 
これは絶対、何かのデビューに違いないわ。
 
 
 
来年のお登勢さんの変貌ぶりに、こうご期待。
 
 
ご利用まことにありがとうございます。