この秋の散文詩。
私がごろりと横になっていると、その尻をぬーが枕代わりにする。
これを通称 尻枕 という。
高さ、弾力ともに極上なのだそうだ。
いいなあ。
どうあがいても、私には経験できないことなので、うらやましくて仕方がない。
だって、私の尻だもの。
尻枕って季語になるかなぁと言うので、ならば季節は秋だろう、ということで。
山笑う 扇子を懐炉に その尻枕
うむ。
ようやっと秋のようですが、もう台風は来ないと思ってよろしいんでしょうか。
このススキは、砥峰高原というとこのススキですよ。
砥峰高原、どういうところかというと、こういうところです。
これを見て、ぬーは。
「最低。」
って言ってました、鬼内緒。
でもねえ、来年は、これに１つプラスされることでしょうよ。
黒田かんべえだか何かが。
今でさえ、かなりの混雑なんですが、来年はプラスジャニパワーです。
どうなることでしょう。
どうなることでしょう。
まあ、朝日が昇る前に行けば、渋滞に巻き込まれることはなかったですが。
しかもね、鹿が道案内してくれたんですよ。
ん？
ええ、そりゃそうですよ。
もちろん、我々から逃げようとしてただけでしょうよ。
しばらく我々の前を走った後、すばらしい身体能力を発揮して、土手を登っていかれました。 ｶｯｺｴｰ。
しかし、今年の秋は変だったと思いませんか。
台風が来るたびに、なんだか妙に気温の高い日が続き。
かと思えば、その次の日は上着がないと歩けない夜になったり。
そんな感じなんで、植物も大変そうでした。
金木犀なんて。
大体１０月上旬とか中旬ごろには香りがしてくるはずなんですが、今年はいつまでたっても、うんともすんとも。
ヘイ、モクセイ、カモンッ って言っても、ぜーんぜん。
いつの間にか咲いて、いつの間にか終わっちゃったのね、と諦めてたら、１０月の終わり頃にやっと咲いてましたよ。
ぬーが言ってましたもんね、いくらなんでも遅すぎるやろうって。
あの、ぬーが植物の動向に目を向けるなんて、よっぽどの事がない限りあり得ないんですがね。
その、ぬーが気になったくらい、それくらい遅かったのです、今年の金木犀。
銀木犀は、ちゃんと咲けるのかしら。
タイムオーバーで、５ヤード下がったりしてないかしら、心配だわ。
タイムオーバーで、５ヤード下がったりしてないかしら、心配だわ。
で、だ。
全体的に遅いのなら、まあ、それはそれでいいのです。
今年はそういう年なのねってことで。
大体こういうのって、みんな揃って遅かったりしますからね。
遅いなら遅いなりに、規則正しくはあったりする、それが自然界。
ところが今年は、そこが変だった。
ススキも、若干早い気がする。
しかも、いまいち穂が育っとらん。
そういえば、桜の狂い咲きもニュースになってましたなあ。
なんのせいなのかしら。
これかしら。
マツコかかし。
こんなもん飾ってるから、なんか暑かったんじゃないかー。
これ、マツコさんが出てる番組で、２０１２年の第１回マツコかかし全国コンテストで大賞に選ばれた一品ですよ。
というか。
マツコかかしのベストを選ぼうという企画が立つということは、だ。
よぅし、マツコをかかしにしよう！
と思う人が、全国に少なからずいるということだよね。
大丈夫なのか、ニッポン。
いや、面白いけど。
面白いんだけどねえ、いかんせん、この日当たりの良さですよ。
前は髪の毛黒かったんだろうけど、色褪せたせいで、もう、ロマンスグレーみたいになっちゃってて。
マジックで目尻にシワ描いてやろうかしらってくらい、歳取っちゃってんの。
マツコさんだけじゃなく、タモリさんも。
戦場も。
みーんな、みーんな 初老 なんだよ。
澤さんなんて、こんな感じよ。
若いのは、この人だけ。
若い理由は、ただ１つ。
今年できたから。以上。
私は、１つ学習しましたね。
これは亀岡でやってるコスモス祭りの模様なのですが、見ておわかりのとおり。
亀岡には、かかし職人が1人いる。
ようです。
全部、同じ人が作ってると思うの。
んで、また、上手なの、本当に。
澤さんは、ちょっと悩んだけど。
代表１０番？……かがわんじゃないぞ、いくらなんでも違うぞ、いやそんな……って。
ぬーが澤さんだと気付くまでに、５分掛かってしまいました。
そう、つまり私は、言われるまでわからなかったのです。
もし香川選手が長髪になったら～っていう、ドリフのコント的なものなのかと思い始めてましたからね。
ぬーが気付いてくれて本当に良かったです。
で、サザエさんというやつは、なんでこう、すぐシュールになるんでしょうかね。
で、私が思うに。
やっぱり、かかしって。
これがいいんじゃないかと思う。
