小鬼が見ている。
アタイ、こんな記事書いたんです、以前。
ま、例によって、内容と写真はまったく関係なかったりしますよ。
ただただ、あの小鬼ちゃんの尻をクローズアップしたいがために。
その尻と揖保っていう響きが私の頭でリンクしたがために。
ああいうことになっただけのことでございます。
が。
もしかしたら、見られていたかもしれないの。
お宅んとこの小鬼ちゃん(の尻が)えらい晒されてはりまっせっ!
みたいな話が行ったのかもしれないの。
あの記事を書いた後にですね、このお寺へ再び行ってみると。
小鬼ちゃんの位置がね。
若干ずれておりまして。
わかりますでしょうか、これが以前の位置。
こうして、石の上に乗っていたのが。
このように、乗っていた石から降りて。
すぐ後ろのオブジェに尻がぶつからんばかりの配置になっておったのです。
こ れは、つまり。
尻が見えないように、あえて、この位置にされたのではないかと思ったのであります。
そう、私のような不届きな輩に尻を激写されぬように。
……。
ねえ、私、怒られてますか。
けいよい日記は、怒られているのですカ。
もし、そうだったら。
っていうか、どうしようもない。
ということで、そのまま1年の月日が流れたのですが。
先日またまた、ふらっと行ってみたところ。
ヤダ、いなくなってる。
えーーーっ、小鬼ちゃんがいなくなってるーーーぅ。
何やらニューアライバルの御足に取って代わられておりましたのです、小鬼ちゃんが。
なんてこと。
小鬼ちゃんは、どこ。
どこへ行ったの。
私は探しました。
寺中を走り回って必死で探す前に、まず近場からと思ってキョロキョロしてみました。
すると。
ん?
いた……!
国立科学博物館のジロの剥製のように、いた……!
いた。
良かった、いたよ。
やっぱり、いないと寂しいじゃないのさ。
若干、メインどころから後ずさっているようですが、いやいや、無事で何より。
何よりなのですが……。
何というか、微妙に真ん中じゃないのよね。
……。
そりゃ、尻の割れ目ど真ん中、どストライクに、とは言わないけれども。
ちらっとだけ、ズレてるせいで。
何とも、この地面の草っ原な感じも相まってですね。
「お母さーん、うんこしたい。」
「トイレないから、その辺でしてきなさい。」
的な話に、どうしたって落ち着きそうになってしまうのよねえ。
まあ、野糞のときに頬杖は付かないだろうけどさ。
ああ、そう思うと、なかなか体柔らかいわよねえ、小鬼ちゃん。
あ、別に用足ししてるわけじゃないんだったね。
前提が違ってたわね。
あの小鬼ちゃんは、奈良の元興寺にいらっしゃいますよ。
お近くにお寄りの際は、会いに行ってみてください。
ただし。
私のことは、くれぐれも内密に。
ここのことは、ひと言も漏らさぬよう、お願いいたします。
ちなみに、このお寺のメインは飛鳥時代の屋根瓦です。