ぱんだ日和。
これは、鏡ではありません。
鏡ではないのです。
各個体、各々が各々に考え、そして決断し、そして行動しています。
そのはずです。
その各々が各々に考え決断し行動した結果が。
同じなだけなのです。
それが、パンダという生き物。
素ん晴らしいですね。
……にしても、何故ここまで。
結構長い間見ていても、ずっと同じことをしてましたよ。
で、ちょっとだけやることが変わるタイミングも、ほぼ同じ。
「パンダ、笹を食う」って言ってたけど、笹というより竹の枝を食べるのね。
それも皮をむくのよ。
しかも、食べる前に、めっさ選ぶのよ。
スイカ叩きまくってるおばちゃんさながらよ。
そんな動きすら、高いシンクロ率。
ちらっと横目で見たりしてんのかしらね。
いや、これはお互い背中向け合ってんだが。
あ! 双子だから??
今は何歳になっているんだっけか、今、和歌山にはコパンダが2匹います。
あ、上のシンクロパンダは、オオパンダですよ。
かつてコパンダだったであろう、オオパンダです。
去年?一昨年?に生まれたんだったかな。
コパンダは、まだコパンダと言っていい大きさだろうと思います。
見に行ったのは例によって1年近く前になりますけどね。
もう。
白くて黒くて丸くて小さいだけで、こんな。
こんな。
こんな。
ああ、もう。
パンダのぬいぐるみなんて佃煮にするほど売ってるんですけどね、もうね。
圧倒的な差。
天と地の距離。
まったく購買意欲沸かず。
仕方ないんですよ。
たまに「お写真ドウゾ。」って感じのポーズ決めたりするんだから、んもう。
このときなんて、ギャラリーから歓声が上がりましたよ。
彼らは、いろいろとわかっておられるのです。
まあ、それはともかく肝心なことです。
パンダ日和とは。
夏休みに入る前の梅雨時の、雨が降っちゃったね…というお天気で、かといって傘をさせば多少歩くのは平気よ、という空模様の日の。
アドベンチャーワールドの海部門でイルカショーをやっている、まさにその時間、それが。
ピンポイント・オブ・パンダ日和 です。
これなら土日でも大丈夫。
がっつりコパンダを独占できましたよ。
いや、子供(人間の)には場所譲りましたよっ。
ただし当然のことながら、夏休みに入れば、この法則は成り立たないでしょう。
私らが行ったときは、こんな感じでしたな。
つーか、曲がりなりにも土日だったのに、雨模様なだけで、こんなに空くかねえ。
なんて話をしようと思いつつ、ほったらかして1年。
なぜ今になって?と言いますと。
今週だっけ、月曜日に夜ふかししていたら。
どこかの公園のパンダが得体が知れなくて、みたいな話をしていたのですよ。
そのパンダが、これ。
これねえ、酷いとか何とか言ってるけど、いやいや、お待ちなさいよ。
ものすごい忠実だから。
すーごい的確だから。
横顔でも、あいつと同じ目をしているのがわかるでしょう??
たぶん、あれを作った人は、実物を見ながら作ったと思うよ。
想像の産物ではないのだよ、きっと。
なんでこうなったー!とか騒いでた気がするけど、違うんだよ!
パンダは元々こうなんだ!!
うん、絶対似ると思った。
パンダ日和。
あ、1つだけお気を付けくださいよ。
コパンダ達にたどり着く前に、別の小さなパンダに行く手を阻まれますので。
くれぐれも気を付けて。
彼らの落とし物にも。