おお。ありがたいコメントをいただきました。
暗くても大丈夫ですよ、と。
そうです!
大丈夫です。
私は。
ただ、私の周りが、私が暗いと、大丈夫じゃないようです、特に母親。
こんな行動力のある私(母・久美子)から、こんな甲斐性のない娘(わたくし)ができるなんて、といったところでしょうか。
私ももう、生まれて30年以上経っています。
いい加減、そういうの、やめていただきたいんですがぁ。
彼女にとっては、家族に小言を言うのが生き甲斐なんですねー。
生き甲斐を無理矢理奪い取って、元気が無くなっちゃったりしても。
後々めんどくさいだけなのでー、ここで我慢です。
しかし、何年か前に。
「あんたの、そのやる気の無さ、ちょっとおかしいんじゃないかね。」
と電話で言ってきて、
「甲状腺の病気の本送るけえ、読みんさい(読みなさい)。」
と。
おおぅ。
とうとう、病気にされたぁ。
流石に引きました。
やる気がない→甲状腺、という筋書きが、彼女の中でどういう風に構築されたのか、それも気になりましたが。
医療系の学校を出た娘に向かって、ずいぶんチャレンジャーな事をする。
送られてきた本を旦那に見せながら、
「なんか私、病気らしいよ。」
と言うと、
「お母さんって、ほんと、凄いよなあ。」
と。
ああ、恥ずかしい…。
どういう風に凄いのか、詳細を聞く勇気がありません。
一事が万事、生まれてこの方ずっと、この調子なので。
繊細な人ならば、もしかしたら耐えられないようなことなんじゃないかなーとか思いますが。
私の場合、ここでっ、ムクムクと父親の遺伝子が沸き上がってくるのです。
その名も。
「深く考えない遺伝子」
いやぁ、これは本当に優れものです。
何があっても、割と平気です。
この遺伝子、父が生まれ付き持ってた物なのか、母と出会ってから、こしらえた物なのか、それは定かではありません。
しかし、この遺伝子のおかげさまをもって、私は今、平和に暮らしております。
ありがとう、父。
年をとるにつれて、どんどん幅をきかせつつあります、この遺伝子。
よくよく考えると、深く考えないって事は、私、そんな暗いとは言い切れないような気も最近するんです。
ということは、この消極的な性格というのは…暗いからっていうより、めんどくさがりなだけ…?
ええ~っ。
そういえば、動物に例えたらあんたはナマケモノ、って同級生に言われたことが…。
うーむ。
なんか、「暗い」って言っといた方がかっこいい気がするから、やっぱり暗い事にしとこぅ。
せっかく、ご心配くださった方がいたというのに。
申し訳ない。