けいよい日記

キングオブ暇な私の、心の琴線

ふきのとう

 

ふきのとう。

 

蕗のとう。

 

蕗の薹。




長い長い冬が終わった北の国で、春の訪れを真っ先に教えてくれる、森の妖精……ふきのとう。



……そう思ってたのに。




い、いや、ほんとに、そうなのかもしれませんがね。
盛岡で、イメージが変わりました。




だって…。
だってね。

 


道端に普通に生えちゃってるんだもん、ぽこぽこぽこぽこ。

 



なんというか、位置的には……タンポポ 
そう、北国では蕗の薹はタンポポでした。

 

ちょっと草っ原があると、すーぐ、ぽこぽこぽこぽこ 生えてましたよ。





私の頭の中では、こう……山奥の、小さなせせらぎの際にですね。

 

「まだ……まだ寒いけど……僕らは、僕らは頑張って咲くんだ…!咲くんだ…!!」

 

って、健気に生えてるものだと。
そうとばかり思ってたんですがねぇ。



実際は、特に切迫した様子も緊迫した様子もなく…ぽこぽこぽこぽこ…。
 
「あー。春だねぇ。」

「んぁ? あ、そうなの? あ、ほんとだー。」

 

ってな具合に、ぽこぽこぽこぽこ…。




そして、盛岡では10個以上入ってて、1パック100円でした。
買おうと思ったけど、やめました。

さっき最寄り駅のスーパーで見てみたら、同じくらいの量で398円でした。

やっぱ買って帰りゃよかった。






蕗の薹って、フキの、あのフキの「薹」なんですねぇ。
 
私は、この週末に人生で初めて、フキと蕗の薹がつながりました。

 

「ええっ!! 蕗の薹のフキって、あのフキかい!!!」

 

って大声で叫んで、84年生まれの若い二人を若干引かせました、車の中で。



あ、フキ状態になると、こんな感じ。 可愛。

 

 
いやぁ、植生って違うんですね、地域で。 
身近な植物というのは、地域によってこうも違うかと、しみじみ思いました。



あ、ちなみに蕗の薹の「薹」は、「塔」の意味らしいです。
ちょっと塔っぽいかららしいですね。



んで、こんな言葉があるそうです。



【薹が立つ】

 

(1)野菜などの花茎が伸びて硬くなり食べ頃を過ぎる。
(2)若い盛りの時期が過ぎる。年頃が過ぎる。



 

……なんて嫌な言葉。



 

まあ、こうやってみると……ちょっとモルボルに似て………あぁ妖精が…妖精が…。















 

 

 

……。



















ちょっと…面白いもの見つけちゃったわ。
FF好きな人、見てみてくださいな。

 

「ウロ覚え企画・モルボル」

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