けいよい日記

キングオブ暇な私の、心の琴線

猪木の盆栽

これももう、だいぶ前の話になってしまいましたが、「ぼんばいてん」を見てきました。

 

「ぼんばい」って、わかります?
「ぼんばい」って言われて、ぱっと思い浮かぶのって、これじゃありません?



ということで、この記事のBGMは、ボンバイエです。
ボンバイエを頭で流しながらお読みください。


はい、ボンバイエはいいから、こっちに注目してぇ~~!!ヾ(。゚Д゚。)ノ彡



 

ここまで言っておいて何なんですが、「ぼんばい」=「盆梅」は、猪木とは全く関係ございません。

 

盆梅とは、その名の通り、「盆栽の梅」。
略して、盆梅。 


最近少し売れてきたテレビのプロデューサーが、馬鹿馬鹿しく略したわけじゃありませんよ。

盆梅というのは、ずいぶん歴史があるもののようなのです。



なぜなら。

 

とりあえず、でかい。
 
でかいのです。


木がデカイということは、あれですよ。
年喰ってるって事で。 

 
樹齢400年とかいうのが、ざらなんですよね。
 
400年前って言ったら、あなた、江戸時代ですよ? 
下手すりゃ戦国時代ですよ?
そんな頃に既に、これらの梅たちは生まれていたわけで…。
 
そして、400年間、守り続けてきた人達がいらっしゃるわけで…。
 
さすが、と思わせるものがありました。
一見の価値はあります。


盆栽だけに、姿形が計算され尽くしてる感じがしました。

影まで絵になる勢いです。
 
2月に長浜に行かれる用事がある方は、是非見てみてください。
そんなピンポイントな人、そうそういないでしょうけど。

 


今回、この盆梅展を見るために、長浜に行こうと思いまして。
他に何があるのかなーと、ネットで長浜チェックをやってみたのです。

すると、出てきたものというと。

 

長浜城
・黒壁ガラス館
・万華鏡の町、長浜
・長浜鉄道スクエア
・長浜オルゴール堂

 

……。

 

ふぅむ、長浜さんは、なぜ小樽を目指したのでしょうか。
 
ラインナップを見る限りでは、そう思わずにはいられませんでしたよ、ええ。


しかし、行ってみるとですね。

これがまた、なかなか良い街だったのです。

 

小樽よりも……いいかも…ってくらいに。
 
小樽より、狭いんですよね、基本的に。
その、こぢんまりした街に、洒落たカフェあり、地ビールあり、ガラスあり、
シロアリいや、城あり…と。

 

歩いて回るのに、ちょうど良い街になっていました。

 

長浜というのは、「まちづくりが成功した街」として、かなり有名なところみたいですね。
昭和60年頃から、計画的に進められた事業だったようです。
その過程の中で、もともとあった洒落た建物を修復・利用し。
 
何か目玉を、ということでガラスを本格的にやることにし。
(何故ガラスかは、長浜へ行ってのお楽しみ)
 
シンボル的な「黒壁」というネタもあり。
ちなみに、黒壁というのは。
建物の壁が、黒いのです。

もともと銀行だった建物がそういう造りで、「黒壁銀行」と呼ばれていたとか。
そして今では街全体が、なんとなく黒壁で統一されている感じに。

 

食べ物の名物も、鴨と鰻と鮒鮨でオッケーだし。


そして長浜城


今回は行ってないですけどね…。(4時半に閉)

 

日本人が皆大好きな、秀吉公のお膝元なわけですよ。
もともと観光で食っていくポテンシャルはあったと言っていいでしょう。


その上。

ほら。


前年度の大河ドラマを思い出しておくんなまし。

あれの舞台でもあるんですねぇ、長浜。
これ以上はないってくらいの武器で、中高年層にダイレクトアタック!ですよ。

 

でもまぁ、そういうのがなくても、なんだか長浜は大丈夫そう。


なんといっても、まちづくりをするにあたって、その景観を徹底的に統一してあります。


よく、商店街の一角に洋服屋さんがあるでしょう?

「ブティック」というよりは「洋品店」と言いたくなるような、おばあちゃんがやってそうなお店。

そういう店からして、黒壁に統一してありますからね。
そこのおばあちゃん店主(想像)も、一生懸命ディスプレイに力を注いでおる様子がうかがえる店先になっておりました。


やはり、町というのは人でできているのですね。

町おこしというのは、そこに住む人間一人一人の意識がなければ成り立たないのだろうなぁと思いました。


その辺が、なかったのかなぁ、夕張。

とか、思っちゃいました。

 


まぁとにかく、あの海洋堂ミュージアムもあることですし、オススメの町ですよ、長浜。

もうちょっと近ければ、ちょっとお茶しに週末長浜へ、みたいな使い方もするんだけどなぁ。

 

あ、強いて言えば、せっかく琵琶湖があるんだから、琵琶湖を眺めながらお茶出来るようなカフェがあればいいのにねぇ、と思いましたよ。
琵琶湖側には、城とホテルしかないのよね。 なんか勿体ない。



でも、これから長浜城の足元で桜でも咲けば、琵琶湖の波音と共に夕日を見ちゃったりなんかしてね?

そして、振り返ると、こんなものも、あっちゃったりなんかしてね?
 
 
公明正大な付き合いをしてる高校生くらいのデートには、もってこいですよ。


みなさんもどうですか。

もちろん、学ランとセーラー服で。



コスプレの町、長浜。
怒られそう。




ああ、そうだ。
忘れるところでしたよ。


私のイチ押し長浜名物をご紹介いたしましょう、こちらです!

 

 

このノスタルジー
この中途半端さ!
このB級度合い!

 

これから長浜が一番大事にするべきものは、この長浜タワーだと、私は思います!

 

だから、この電線、さっさと地下に埋めて!
邪魔っ!
ご利用まことにありがとうございます。