ちゃりちゃり
乗るのも見るのも。
私が動くのは、桜と紅葉の季節のみ。
半年分を今動いてると思えば、まぁ相場ってもんでしょう? え、違う?
むきーーーーーーーーーーーーーっ!
むっきーーーーーーーーーーーーっ!
悔しいほど言い得て妙よーーーーーーーーーっ!
虫なんてね、自転車で走ってりゃ、いやってほどぶつかってくるんですよ、あっちから。
それが、ひとつのことを除いては自転車に良い時期ってやつの、ひとつのこと、ですよ…。
そんな感じで虫を食いながらの今回の行程は、こんな感じです。
もうちょっとで、ちゅりちゅりちゅりちゅりちゅりちゅりゃりゃデス。
目的地は背割堤というところ。
まぁ関西川フリークの存在そのものについては、またの機会に検証することにして。
語らせてくださいよ、旦那…!
ものすごい揺れながら走る羽目になりましたよ。
試しに「あぁぁぁぁぁぁぁぁぁーーー」って言いながら走ってみたら。
ちゃんと「あ”ぁあ”ぁあ”ぁあ”ぁあ”ぁあ”ぁーーー」になりました。
まぁ、サイクリングコースといっても?
挙げ句の果てには、その筋(すじ)は、土手になりました。
これは…これは、おかしい…!
ハッキリとそう思ってから、すぐでした。
(以降、あまりにも慌てていたので証拠写真を撮る余裕がありませんでした、あしからず。)
け「……」
け「これは何…?」
ぬ「うむ……。」
それは……鹿でも飛び越せなさそうな、川の向こう側。
三途の川ってやつは……こんな感じなのかしらね…どっちが向こう側なのかしらね…
などと言ってる場合ではありません。
…なんでよ…!
いつの間に…!
そう、我々ぬけは、随分と前に合流してくる川を渡っておかなければならなかったのです。
つまり。
えらい体力のロスです。
えらい筋力のロスです、いやそれより。
端から見てると、すんごいおかしな二人だったと思うのですよ。
本来、人が出て来るはずないところから、ぴゅいっと大人二人が出てきたわけですよ。
しかも自転車で。
そしてその大人二人は、この土手を自転車を担いで上がって行きよりましたからね。
もし……もし、その様子を他人様に気づかれていたら……ああ……!!
まぁ、そんなこんなで、土手の上に上がり、ですね。
本当に、ごめんね…!
もちろん、その犬のご主人もたいそう驚いておいででした。
でも、あんまり恥ずかしくなかったんですよね、その時は。
なんつーか、あまりの出来事に、なんだか脳みそがパヤパヤになってて…。
漫画でいうところの、こういうやつです。
これ。
なるほどねぇ…こういうのだったんだぁ、これ…。
……ってね。
こういうハプニングなんかがあってこその、サイクリング?
ちゃんと目的地には着いたんだからっ!
着いたんだからさっ!!!
ということで、続く…。
だってメインはこの後なんですもの、続けさせてよ…!