けいよい日記

キングオブ暇な私の、心の琴線

で、背割堤。

 

で、背割堤に着きました、と。

 

背割堤とは。
桂川宇治川・木津川という、京都の大きい川3本が1本の淀川になるという、関西川フリークにはたまらないポインポィン……デジャブ~?

 

 

ここはかなり立派な桜並木が1.5キロに渡って続くところでね。
川の中州のような所に位置してるので、当然川の両岸からよく見えるのです。
なので、その川際を走っている電車の中からも見えるんですねぇ。

 

JRからも。

阪急からも。

京阪からも。


全部の電車から見えた…と思うんだよ。



十数年前から、車窓の桜並木に目をやりながら「行ってみたいなぁ~」と思っている私がおりました。

 

 
ぺとっと窓に貼り付いてね。




あそこはドコなんだろう。
なんなんだろう。
素敵に桜が咲いているじゃないか。
もしかして子供の時にカレンダーの写真で見たあの桜並木はあそこなんだろか。


なんて、ずーーーっと思ってたのですよ。



そしたらまぁ、距離があるとはいえ、自転車で行けるところに住むことになろうとは。

世の中わからないもんですねぇ。

 


というか。

やっぱし、こういうのって。


自分で行こうと思って行くかどうかなんだよね。

学生時代だって、行こうと思えば行けたワケだし。
行けなかったんじゃなく、行かなかったんだよ。
私が。


ブログっていうのは、いいですね。

私がどっこいしょと腰を上げる、いや尻を上げる、良い理由になってくれています。




で、この背割堤、土手を上手く利用して桜を植えられているせいか、木がとても元気でした。

一本一本すごく大きく育った年代物らしき風情なのに、今が盛りの絶倫中のビンビンよ!ってなもんでした。

やはり、根元を人間が踏み固めてしまうかどうかとか、そういうのって、桜の木の寿命に影響するんでしょうね。
哲学の道も見事じゃあるんですが……正直、あと何年保つんだろう…という気持ちが頭をよぎってしまう時もありましたよ。

 

結構、ぎりぎりの木もあったような気がする。



花見の仕方が問題になってる公園などもありますがね。

あんなもん、無理だと思うよ、そもそも。
桜の根元に近づくなとか、バーベキューするなとか、そんなもん聞くわけがない。

だって相手は。

 

 
ルールなんて守るわけがないだろう。



あのよっぱさんとは一切関係ございませんよ?
あら、全然関係ございませんよ?



こういうのは、最初から構造的にそういうのができなくしてしまうしかないと思う。

 

 
こんな感じに斜面になってりゃ、さすがに腰を落ち着けてってわけにはいかない。
自然と、理想的な「枝先で花見」という構図ができあがってましたよ、ここ背割堤では。


鑑賞する人間が無理することなく自然に優しくできるように、最初からしてある。

そんな頭の良い公園が一番良いと思いますわ。
…まぁ、いまさら植え替えるわけにもいかないんだろうけどさ。

 


そういえば、私らがはまってしまったアソコも、桜が両際に植えられていました。

何十年かしたら、背割堤みたいに立派になるのかな。

 

今のうちに、ぬけ堤とでも命名しておきたい気分だぞ。





ん?
ぬけ夫婦ボケボケ珍道中は、どうしたって?

 

あんなもんは、こないだの一回こっきりで終わりですよ!終わりですともよ!


帰りは有り得ないほどスムーズに帰りましたともよ!

あんなに苦労した行きの行程が嘘のように…。


そう、あんなに苦労して着いた背割堤の先っぽでね、三川合流する様子を見るのを楽しみにしていたのにね。

 

合流地点までは桜並木、続いてなかったんですよ。
 
ちょっと残念。

 

でも、その代わり待っていてくれたのは。

 

 

大道芸人、その名も、リスボン上田でした。


ごめんなさい、芸の途中ですぅ~~っと抜けさせてもらいました、ごめんなさいぃねぇ!

 

だって!
だって、ぬーが!

 

ぬーがウンコしたいって言うから!

 

 

あ、リスボン上田さんのHPは、こちらですよ。
http://www.eonet.ne.jp/~juggling/








桜はちょうど、散り初めでしたかね。
桜吹雪が金さんよりも凄かった。

 

 

…写真じゃ伝えきれないのよ。

 

桜吹雪を写真に収めるのって、難しいっどうすりゃええんじゃっ!誰か教えてっ!


「マンガ桜吹雪を上手に写真に撮る方法」とかって本があったら、680円までなら買うよ。


んあぁやっぱり、1280円。

 

ご利用まことにありがとうございます。