けいよい日記

キングオブ暇な私の、心の琴線

桂花の下で麻雀に興ず。
 

なんていい歳の取り方なんでしょう…。
憧れるわぁ…。



ここ桂林の、お年寄り達の時間は、実にゆったりと流れております。







先日入ったレストランで、片言の中国語すらしゃべれない我々のお世話をしてくれたウエイター君がね。


誰かに、似ているのですよ。

でも、思い出せないのですよ。


「誰かに似てるんよなぁ。誰やろなぁ。」

「それもさぁ、めちゃめちゃ似てるんだよね。」

「そうそう。」

「瓜二つと言っていいくらい、似てるんだよ。」

「そうなんよなぁ…。」



そうなんだけど。

でも、思い出せないでいたのです。



いたのです、が!





ぅわたくし!

 

わたくしが、ハッと思い出しましたよ!
見事に思い出しましたよーっ。





そのウエイター君の正体は。

 

 


くじら!

 

 

でした!



 

いやぁ、そっくりだった!
そっくりだったよ、くじら!

 

たぶんねぇ、くじらが18歳くらいの時の、くじらなんだよ。
ちょっとツヤツヤしてる、くじらなんだよ~。


いやぁ、思い出した私、偉いっ。
偉いわっ。


ご褒美に何か買ってあげよう、えぇそんなぁ、悪いなぁ、そう?




まあ、ウエイターくじら君が18歳かどうかの真偽はともかく、

働いてる人たちが皆若いのは、なんでなんだろうか。

 

どうかすると、「君は…中学生…?」みたいな子もいます。



今日、鍾乳洞をガイドしてくれた女の子は、18歳だって。

すっごい元気で、始終ニコニコニコニコしててねぇ。
明らかにグループの(何人かの客が一塊になって洞内を移動するシステム)足を引っ張ってる、言葉の通じない我々のことを心から気遣ってくれてるのがわかるのです。
ほんで、その変な日本人との出会いも、楽しんでくれてるのよね。

 

親切が、とにかく純粋でね。
思わず、見終わった場所のガイドまで頼む羽目になってしまいましたよ。
短いインターバルでの2度の山登りは、34歳と35歳の夫婦には多少堪えましたよ…。
 
でも、おじちゃんもおばちゃんも、あなたとお話できて、ほんとに楽しかったし嬉しかったよ。
ぬーなんて、「うちの息子の嫁に欲しい」とまで言いましたわよ。




その子に限らず、みんな、本当に楽しそうに仕事をしています。

 
愛想がいい、とか、そういうんじゃなくてねぇ。

 


みんな元気。

とにかく、元気。



その優しいステキな元気は、どこから来るん?




川?

 

空?

 

お茶?



それとも、全部?



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