けいよい日記

キングオブ暇な私の、心の琴線

日の出食堂






 

ウンコを我慢するのが、わりと好きです。

 



 

我慢すればするほど、デカイのが出るような気がして。

 



 

そして、それがズドーンと出た後。

 


途端にお腹周りの血流が良くなるような、あの感覚が好きなのです。








まぁ、そんな私の秘密はともかく、氷見で鰤を食べました。

 

覚えておいででしょうか、氷見の鰤。

歌にまでなった、氷見の鰤。

 


が、氷見は鰤だけではありません。


って、ここまでブリブリ言っててふと思いました。

ブリって名前、どうなんでしょうか。


「ブリ」って。


よりによって、なぜ「ブ」。


ってまぁ、いいんですけど。




今回ブリは、私の中では付録。



私が見たかったのは、そう、山です、山。


富山湾というのは珍しいところでね、海から雪山が見えるんですよ。

先ほどから並んでる写真は、立山連峰です。


例によってNHKスペシャルで、この風景のことを知った私。

レンソイスはともかく、とりあえず富山に行ってきました。


あ、氷見って富山県です。 (今頃?)







いやぁ、綺麗でした。
夢のようでした。

 

ぬーが 「全部、蜃気楼やったりしてな。」と山を眺めながら言いましたが、ほんとにそんな感じ。




(富山は、蜃気楼も名物。)




いやね。

 

海沿いの小さな漁港町ってことでね、私の実家の風景にとてもよく似ているのですよ。
基本の木が松だったりするところとか、町の寂れ方とか、人の少なさとか……。
油断すると、京太郎と散歩してるつもりになっちゃうくらい、似ているのです。


なのに。


自分ちの近所の細い路地で、ひょいと振り向くと、そこにはないはずの雪山が唐突に。


そんな感じなのです。
だから余計に、夢か蜃気楼かに見えたのでしょうねぇ。




私は何度も、その光景を確認しました。

だって、次に振り向いたときは、あの白い山が消えて無くなっちゃいそうなんですもん。

でも何度見返しても、やっぱり雪山は、そこにいます。


それを見ながら、「嘘みたい…。」 って、ずーっと呟いてました。

また、ぬーに笑われました。



 

雪山というものは神格化されやすい。

 

富士山はもちろん、岩手山を見たときも感じましたが、そりゃ無理もないわなぁと思います。
美しさが問答無用だわ。
そういう風景の元で生まれて育って暮らしてる人達が、ちょっと羨ましいです。

 



こんなに山の頂まで見えるのは珍しいと、旅館の方は仰ってましたが。

まぁその真偽のほどはともかく、見たかった景色を見ることができて、とても幸運でした。


ホントにねぇ、先週の天気の悪さを思うと、あまりにもラッキー過ぎるので、そろそろ私の寿命も尽きるのだろうかとか思っちゃいましたよ。



 

1分、1秒でも背を向けていたくない、そんな景色。

 

その中をふらふら歩いていると、なんとなくそのままどっか行っちゃいそうな、何か足下がふわふわした気持ちになるのです。

 

すこぅし、怖かったです。
わかっていただけるかしら、この気分。



 

ちなみに、ウンコのつぶやきと共に並んでいる写真群は、朝日ですよ。
日本海側は、山から一日が始まるのですねぇ。






こんなとこもありました。

 

 

阿尾城址
 
凄い形ですよね、これってば。
 
私はコレを見て「リーゼント岩」命名しました。
ぬーは「軍艦岩」と形容しておりました。



うむ。

リーゼント岩の方が、可愛いね。


上に展望台があって、眺望抜群であります。



で、どっかの説明に、前田慶次郎が城に入ったとか何とか書いてあったんですよ。



 

花の慶次の、あの前田慶次郎ですよ、キャー!
稀代のカブキ者、キャー!
ケンシロウ~!
ユリヤ~ユリア~、どっち~どっちなのキャーキャー!

 

なんて感慨も2秒で凍る寒さでしたが、ちょっと嬉しいねぇ、こういうの。
 
ま、連載当時は割と読み飛ばしてたけど…。




花の慶次さん、浪人時代の名前は、「穀蔵院飄戸斎」だったんだって。


「こくぞういん・ひょっとさい」


ひょっとさい。


さすがカブキ者ですね、と言うしかありませんな。





…。

 

う、うん、そうだね、そうかもね。







ま、そんな、ひょっとさいのいた町、氷見。
 
とても良いトコでした。
現実逃避に、もってこい。



ご利用まことにありがとうございます。