けいよい日記

キングオブ暇な私の、心の琴線

今にして思えば追熟が足らんかったカッ!

「いやぁ君たちはキウイ・パパイア・マンゴーだねぇ。」

 


さあ、これが歌だと分かっちゃう方は、年男年女3巡目以上な筈ですよ。

その世代には、嫌でも耳に残っているであろう、あのフレーズ。

 

でもでも、これって、理解するのは無理みたい。

 

 

 



私と真逆な人間の歌だったなんて。
嫌いじゃなかったのに。
夏と恋愛がつながるタイプじゃないのよね、アタシ。




まぁ、この歌で誰が一番泣いてるかっていったら、私はルーさんだと思うの。

 

ルーさん。

 


この歌の歌詞をね、ルー語変換してみたのですよ、そしたら。






基本、大差ないんでやんの。


こんなルー泣かせな歌が他にあるだろうか、いいや、無い。



強いて言えば?この歌の本筋とも言うべき?「果物大恋愛」 
強いて言うまでもなく?当然のことながら?「フルーツ・スキャンダル」と読むべきところを?


「フルート・大ラブ」


って言っちゃってる辺りは、ルー語のあるべき姿であるかもしれないけれども。





でも、この行なんて、きっと歯軋りしちゃうんではないでしょうか。



「浪漫(ロマン)が 愛人(アマン)なの」

 


うぅん、上手いッ!

昭和30年代生まれなら膝を打つでしょうよ、このフレーズ!

ルーさんだって、是が非でもルー語変換で、これを出したかったに違いない、だがしかし!



先に言われちゃぁねぇ……どうしようもない。

 

あぁこりゃこりゃ、どうしようもありゃしない。

 



いやぁ、なんかこう……切ないねぇ。

真夏の明け方の、生温い空気でさ、じっとりと汗を掻きたくなる感じよねぇ……
あ、わからない? あ、そう。




とにかく私はね、中原めいこって聞いても、中村メイコしか思い浮かばないの。

しかも、中村メイコの顔も朧気なの。
こんな感じなの。

 


どんな人が歌ってたっけ??







ってまぁ、前置きはこれくらいにして。


マンゴーってぇやつを、買ってみたのです。

 

お高ぁい。
お高いわぁ。

 

いくらしたのか、ココでは書けなぁい。



うちはね、たまーにこういう贅沢をします。

というのも、果物って。



ケチったらケチった分だけ不味いから、そして一定以上の金出さないと美味しいの食べられないから。



不味い500円より、美味い1000円。

そのかわり、年に一回、旬の時にしか、その果物は食べません。


スーパーでは、もう買わない。
見てくればっかで、全然美味しくないのしか、置いてナーイ。

 



で、マンゴー、どうでしたか、と。


うん……まぁこんなもんかな……って感じ……。

やっぱし国産にした方が良かったのかしら、輸入物だったのがいけなかったのかしら、だってだって。
国産ってば、3個で7000円とかそんなんですもの、さすがに考えるってもんでしょうよ。


えぇ結局ねぇ、貧乏性ってもんは死ぬまで抜けるもんじゃぁないみたいですわよっ。 ペッペッ。





でもまぁ、美味しかったですよ。
ちゃんと、こうして食べましたよ。

 

 
この切り方ね、ココ以外の部分、つまり「その他の部分」が異様に多いよ。
いいん?これでいいん?


それに、私の切り方が悪いのかもしれませんけどね。

食べにくい。



まぁ、そんなこんなで食べたあとは、こんなんなるよ。

美輪明弘の頭アップじゃないよ。

 


今回、初めて丸ごとマンゴーを食べて分かったことがあります。

 

マンゴーって、皮の近くが美味しい、そして。
マンゴーって、種の近くは不味い。

 

皮にくっついてる果肉をカシュカシュしてるときが一番甘かったわ。
そして種がわは、種のシャビシャビした触感が入ってきちゃうのよね。


そう、ケチって、貧乏って、種の際の際まで削ぎ落とそうとするから、そんなことになるのです。


イカだって、赤いとこが白くなるまで、「カブトムシが可哀想」って母親に言わしめるまで、食べてました。
メロンだって、あとで器として使えそうね、なんて思っちゃうまで削りに削ります、今でも


貧乏という名のメビウスの輪が、私の周りでグルグルと回っております。

いつもより多めに回っております。

 

いや、今は別に貧乏ではないので、私の性格の問題なのでしょうね。
 
こういうのを「がめつい」と言うのでしょうか、それとも「さもしい」と言うのでしょうか、それとも「いじきたない」とでも言えばいいのでしょうか。
とにかく。

 


余った種を植えてみました。

 


生えてくるんだって。

 

何かが。


マンゴーを切ったことのある人なら、お分かりだと思いますが、基本的にマンゴーの種って。


どこー!どこまでが種ー!どこからが実ー!

 
って、感じです。

 

                             以降3枚の写真はお借り物です。



でも、ちゃんと触ると、ちゃんとした種があるのです。

とても惜しい感じにまとわりついたマンゴーの果肉部分を(歯で?)こそげ落とすと、こうなります。

 

しかしこれ、実は種そのものではなく。
この中に、これぞ種、と呼ぶべきモノが内包されておるのです。


それを、出す。

 

切り込みを入れて、パカッと開いて……開いて……そう、二枚貝の口を無理矢理開けさせるかのごとく、
ぬぅぅぅおぉぉぉぉ……! っと。 

 



この作業をしてる間中、私の頭の中はアニマでいっぱいでした。

 




ということで、出てきたのが、これ。

 

 

いやいや。


これです。

 

 

ザ・種、と言わんばかりの見てくれですねぇ。








で、植えます。
否、蒔きます。



すると、生えます。
 
いや、生えるといいな。

 

いや、生えないんだろうな。



十中八九、生えないんだろうな。

 





だって、さっきイジってみたら腐臭してたもんな。





あぁ、残念。



来年のマンゴーの季節に、またトライするかもしれないししないかもしれないし、きっとしないだろうし、宮崎がどげんなっとるかなんて知らないしー。







以上、渋谷からやって来たQPのキーちゃん提供でお送りしました。



シーユー。

 

ご利用まことにありがとうございます。